クラフトビールをもっと身近に”という思いを胸に、未経験から設立を実現した挑戦ストーリー

合同会社テングビール




合同会社テングビール(群馬県前橋市六供町 代表社員 尾込(おごみ)賢一)は、2023年から群馬県前橋市でクラフトビールの製造を行っています。当社が販売・醸造する「TENGOOD BEER」は、ファーストバッチのHazy IPA(ヘイジーアイピーエー)、Sour Ale(サワーエール)に続き、2024年7月1日(月)に新作「さえずりラガー」が仲間入りしました。

画像の説明

トルコ生まれの鋳鉄製ホーロー調理器具「LAVA」で、キッチンライフをワンランクアップ!

男の隠れ家PREMIUM|世界三大料理の地の一つであるトルコで生まれた、格別の鋳鉄製ホーロー調理器具「LAVA(ラーヴァ)」。鋳鉄の高い蓄熱性を活かすため、製品に厚みを持たせているのが特徴です。この独自の構造により、調理時に少量の熱ですべての食材に均等に熱を加えることができるため、ムラなくおいしい料理が仕上がります。

 

ビールの知識も人脈もお金も経験も何もない私たちが、見切り発車を武器にブルワリーを立ち上げ、ここまでに至ったストーリーをご紹介します。

【事業拡大を求めて、追い風が吹いているクラフトビールの製造に挑戦】

代表社員である尾込は、2003年から群馬県前橋市を中心に居酒屋、焼肉屋、ラーメン屋など飲食業を展開して参りましたが、経営をしてちょうど15年が経った頃のことです。

店舗数がある程度安定してきていたので、「今後、店舗を増やしていくより川上に近づいていくほうが良いのでは?」と思うようになりました。

飲食で言う川上とは農業、酪農、漁業のことです。しかしルーティン作業が苦手な私は自分の性に合わないだろうと考えていました。

そこで思いついたのが「クラフトビールの醸造」でした。

日本のビール市場は2.9兆円でそのうちクラフトビールは435億円、約1.5%です。

一方アメリカのビール市場は約24兆円でそのうちクラフトビールは2.88兆円、約12%です。

クラフトビールが占める割合は、向こう10年で日本もアメリカに近づくという見解から、私の思い描くクラフトビールの未来に追い風が吹いていると知り、ますます楽しみになっていきました!

【立ちはだかる多くの壁を乗り越え、ついにブルワリーの設立を実現】

遡ること2018年夏、私はクラフトビールの構想をはじめました。

今思えばブルワリーの建設を実行するにあたり様々な壁が立ちはだかりました。

最初に苦労したのがブルワリーの場所探しです。

2019年の暮れに建設場所として検討していた場所が、都市公園法と群馬県立公園条例により断念せざるを得なくなりました。

物流の観点から交通の便が良いところと、クラフトビールが受け入れられやすく、若者たちの雇用が見込めることから、前橋市で人口が増えている地域に絞って、すぐさま物件を片っ端から探しましたが、なかなか見つけられませんでした。

しかし、地元前橋市の沢山の方々に協力していただき、2020年の初夏にやっと候補地が見つかりました!

それが運命的な出会いだった前橋市六供(ろっく)町の倉庫(通称69倉庫)、現在のテングビールロック工場です。

コロナの影響もあったと思いますが、20年ぶりに絶好の物件が空いたのです!

私は思わず即断即決しました!!




次に苦労したのはブルワリー建設費用です。

2020年のコロナ禍により本業の業績がみるみる悪化、経営していた飲食店も次々と閉店してしまい、自己資金でやろうとしていたブルワリー建設費用のあてもなくなりました。

更にコロナ、物価上昇、戦争等様々な要因で、当初2020年に取った見積もりより費用が1.8倍上がってしまったのです。

そんな中に奇跡的に出会えたのがライナ(株)の小川さん。

クラフトビール製造についてリアルな現状を丁寧にわかり易く教えて頂きました。

アイデア次第で建設費用も削減できることを教えてもらい、ブルワリー建設を続ける道が広がりました!小川さんをアドバイザーに迎え、2022年正月クラフトビール事業の再チャレンジを決意します。

コロナ禍で、飲食業の厳しさを身をもって知ったからこそ飲食部門の強化に力を入れたいと思いました。自家製のビールを製造し、店舗ではもちろん一般販売ができれば強みになるのではと考えたのです。

さぁ準備は整った!いよいよ工事開始です。

まず解体工事からです。解体工事も終わり、次は改修工事です。しかし改修工事が全然進んでません。

なんと依頼していた業者がコロナの影響で廃業してしまいました!

一難去ってまた一難とはこのことですね。急いで他の業者を探し、再開することができました。

【クラフトビールをもっと身近に感じてほしい思いから、初心者向けに飲みやすく製造】

私たちは玄人好みのクラフトビールはあえてつくらず、クラフトビール初心者に向けた分かりやすいビールの製造を心がけています。

定番ビール3種類はアルコール度数5%以下に設定し、日本人でも飲みやすいビールとなっています。

本当のクラフトビールを味わっていただきたいという想いと、クラフトビールをもっと身近な飲み物にしたいという想いで地元である前橋の地で根をはって「夢」と「ロマン」と「情熱」を持ってクラフトビールの製造と販売を行っております。

今後は群馬県内の農家さんの野菜や果物を使用したビールの製造も計画しています。

なお、購入は、TENGOOD BEERのオンラインストア(STORES)、群馬県内の一部スーパー、コンビニエンスストアなどで可能です。

主な取扱い飲食店は「博多大衆酒場幸ちゃん-もつ鍋本家-前橋本店」「博多大衆酒場幸ちゃん前橋駅南口店」「博多大衆酒場幸ちゃん高崎駅東口店」の3店舗です。

オンラインストアでは、TENGOOD BEER定番3種類のセットも販売しています。

左からHazy IPA、Sour Ale、さえずりラガー。

【TENGOOD BEER定番3種類種類を紹介。ビールと食べ物とのおすすめな組み合わせも。】

①Hazy IPA:上州に吹き渡る空っ風のような強いホップの香りとキレの苦味が特徴のビール。(アルコール度数5.0%)

ペアリングのオススメは、ソースカツ丼や焼きまんじゅうなど群馬の絶品グルメです。

②Sour Ale:女性好みの微アルコールで飲み口はフルーティーでスッキリした酸味が特徴のビール。(アルコール度数3.5%)

ペアリングのオススメは、イチゴ、さくらんぼ、冷えたメロンなどのフルーツです。

③さえずりラガー:ホップを効かせた薫るIPL(インディアンペールラガー)。(アルコール度数5.0%)

ペアリングのオススメは、大衆焼肉や大衆焼鳥、とんこつラーメンなどの肉料理です。




【会社概要】

会社名:合同会社テングビール

所在地:群馬県前橋市六供町3-10-1 テングビールロック工場

お問い合わせ:070-3923-5610(担当:佐藤)

営業時間:平日10時から17時 土日祝休み

Instagram:https://www.instagram.com/tengood_brewery/

オンラインストア(STORES):https://tengoodbeer.stores.jp/