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小さな秘密基地を造る教科書 part.1


「秘密基地」という言葉、大人になった今でもワクワクするものです。

回はそんな秘密基地を実際に造った2人をご紹介。

個性的な隠れ家が大集合しています。

さらに秘密基地の造り方のコツもお教えします!


1

東京都 平野邸


ワークスペースを中心に展開する 愛犬が遊び回る都会のSOHO


秘密基地造りのコツ

1.半分がガラスなので仕切り感も演出。

2.視線の先は窓からの景色。

3.ワークスペース中心で考えた間取り。



愛犬・フレンチブルの名はちくわ(7歳)。元気いっぱいに走り回れるようワークスペースを中心に回遊式の間取りにした。床も犬が滑りにくいラフオークを使用。


繁華街の真ん中に建つ築20のマンションの7階。そこにお住まいの平野さんに招き入れられると、外の賑わいとは別の次元の空間が広がっていた。玄関からベランダの窓まで広がる開放感のあるリビングは細部にまで洗練された雰囲気が漂い、まさに男の一人暮らしの格好良さが集約されている。相棒は愛嬌たっぷりのフレンチブル。ワークデスクを部屋の真ん中にレイアウトした回遊性のある間取りは、愛犬が走り回ることも想定した造りだという。

「自宅兼事務所としてリノベーションした部屋ですが、犬のための部分も多いですね」と笑う平野さん。回遊式間取りの他にも、床は犬が滑らないようラフオークのフローリングにしている。

一般的な間取りや新築の建具などが好きではないという平野さんの要望から、既存の間仕切りはほぼ全てスケルトンにしてリノベーション。部屋の中央に特徴的なワークスペースを配し、生活感の出るキッチンや寝室はあえてミニマルに工夫した。デスクは壁側でなく部屋を眺めながら仕事ができるようにし、一方にガラスの窓壁を付けたのも特徴的だ。仕切りがありつつ開放感があるというのが気に入っているという。

さらに、ビンテージ家具や工業製品などが好きというだけに、照明やスイッチ、ドアノブなどのインダストリアルデザインのパーツなどがセンス良く取り入れられている。まさにニューヨークのSOHOのようなアーバン&モダン空間。窓の外に広がる都会の景色も部屋と絶妙にマッチしている。



ワークスペースの前には打ち合わせでも使うダイニングテーブルを設置




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2

東京都 佐藤邸


必要な物が手に届く範囲にある 男の“コックピット型”仕事


秘密基地造りのコツ

1. 手の届く範囲に物が揃うスペース。 2. 防音壁を間に家族空間と分ける。 3. 玄関から直行の仕事モードの間取り。



もともとキッチンだった所をワークスペースに。4Kモニターをデスクに設置している。


わずか2.5帖という広さながら、玄関先にある映像ディレクターの佐藤さんのワークスペースは存在感があった。

間接照明に浮かぶ空間には、4KモニターやPCを置いた縦長のデスク、上部と背後には本棚があり、手を伸ばせば必要な物にすぐ手が届くという、使い勝手重視の造りになっている。

佐藤さんがオーダーしたのは、狭くても高機能という〝コックピット・オフィス〞。壁の防音もしっかり整え、ドアを閉めれば完全に仕事モードに切り替えられる理想のスペースである。



①玄関正面奥がワークスペース②デスクの背後に設えた奥行き13cmの本棚。本棚の高さも奥行きも細かく指定





※こちらは男の隠れ家2019年3月号より一部抜粋しております

※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります

※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います