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男の隠れ家コンテンツ

  • 鹿の角がついた唯一無二のファイヤースターターで焚き火をもっと楽しく。

    キャンプのとき特に重要なのが火を起こすことです。焚き火は夜間の明るさを確保すると同時に、寒さをしのぐ暖かさも提供してくれます。太古の昔には動物から身を守ってくれたりすることもあり、キャンプや野営の時には欠かせないアイテムとなっています。火が使えると料理の煮炊きからあぶり、バーベキューから、夜の間の灯としても役立ちます。また、近年の研究では、焚き火には癒し効果もあることがわかっています。「1/fゆらぎ」と呼ばれる調和の取れた動きが焚き火にはあり、心を落ち着かせてくれるのです。自然界の木漏れ日、波の音、木立の揺れる音などにも同じ効果があります。都会の生活ではなかなか得ることのできないリラックス効果を得られるとして、近年とくにキャンプ時の焚き火は人気です。今回は自然の恵みから生まれたファイヤースターターを使い方とともにご紹介します。ひとつ持っておくと便利。ファイヤースターターとは。ファイヤースターターとはその名の通り、火をつけるために作られた火おこしのための道具です。メタルマッチとも呼ばれ、「ロッド」と呼ばれるマグネシウムやフェロセリウムの棒を、「ストライカー」と呼ばれるもので擦ると火花が散り、それを火口に着火させる仕組みとなっています。古代より使われている「火打石」と同じ原理で、ロッドとストライカーを勢いよく擦った際に発生した火花を、大きな火に育てていくというのが典型的な使い方です。本格的なアウトドア気分を高めるだけでなく、燃料が必要ありません。このため、燃料用の荷物が別で発生しないのがファイヤースターターの良いところです。また、かなり原始的な作りの器具なのでバッテリー切れなどの危険性もありません。木のマッチのように湿気たりしないところもポイント。金属製のものなら大体一万回ほど使えるとも言われており、コスパもよく長寿命であるとも言えます。サスティナブルな器具と言えるでしょう。使うにはコツが必要。ファイヤースターターの使い方。ファイヤースターターには様々な種類が存在しますが、今回はどのファイヤースターターにも共通の使い方をご紹介します。まずは火口を準備します。火口(ほくち)とはファイヤースターターで飛ばした火花を着火させるためのものです。基本的に乾いていて燃えやすいものと言われています。ティッシュや乾いた杉の葉、乾燥した落ち葉、ほぐした麻紐などが代表的なものです。次にロッドの表面をストライカーで軽く削り、火口にかけておきます。金属の粉を火口に纏わせておくことによって、点火しやすくなり、大きな火になりやすくなります。そこまで終えたらストライカーでロッドの表面を勢いよく擦り、火花を起こします。火花が火口に向くように狙ってください。何度か繰り返して行うことで、火がつきやすくなります。その後火種が火口についたら、少しづつ火を育てます。火口に使ったものなど、燃えやすいものを追加しつつ火を大きくしていってください。このように、ファイヤースターターはゲーム性もあり楽しい着火の方法です。キャンプの時は一度試してみることをおすすめします。注目間違いなし。鹿の角がついた唯一無二のファイヤースターター。ファイヤースターターには機能性のあるデザインのものが多いです。無駄のないデザインも良いですが、今回ご紹介する「AMENOKAKU(鹿の角のファイアスターター)」は、鹿の角がついている珍しいデザイン。静岡県川根本町で生まれたアイテムで、地元猟師から「鹿の角が廃棄されている」と聞いたことから商品開発が行われました。特に活用が難しい鹿角を使ったアウトドアグッズは唯一無二の存在感です。無骨ながらどこかノルディックなお洒落さも併せ持ったファイヤースターターを、是非アウトドアのお供に。------------------------------------------------------商品詳細AMENOKAKU(鹿の角のファイアスターター)10,000円(税込)>>商品をチェック

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  • いまこそアナログ盤

    そっとターンテーブルにレコードを載せ、静かに回る盤に針を落とす。スピーカーから流れてくる温かく優しい音。近年またアナログ盤の人気が高まっている。各地に点在するレコードが聴ける店やショップも賑わいを見せ、さらに大手メーカーがプレーヤーの再販を決定した。なぜいまアナログ盤か。関東の中古レコード店巡り中古レコード店はマニアばかりが愉しめる店ではない。懐かしのアルバムや出会えなかった名盤を探し出すたび「あの頃」の様々なシーンが脳裏に浮かび上がってくる。そうした時間を超えた喜びが飛び交う店で「一枚」を探そう。レア盤が揃うビートルズの専門店The Perfect Circle (ビートルズ)東京都新宿区1990年代、新宿界隈では中古㆑コードショップが100軒近くあり、それぞれ特色のある店が多かった。今では数十軒とその数は減ってしまったものの、あるジャンルに特化した㆑コードショップがまだまだ健在である。そのひとつがパーフェクト・サークル ビートルズ店だ。ワンフロアの店内には2000枚以上のビートルズの㆑コードで埋め尽くされている。ここには廃盤になってしまった貴重な一枚やサイン付きものなど㆑ア盤も多数ある。ファンにとってはたまらない空間といったところだろう。「最近ではポールの来日公演があったので、若い世代や女性など客層も広がりました。初めてのお客様には古い楽曲から聴くように勧めています。」青木さんは初めての人にもビートルズの楽しみ方を丁寧に教えてくれる。ワンフロアに広がる夢の空間discland JARO (ジャズ)東京都渋谷区1973年にオープンしたジャズレコード専門の老舗だ。ビルの半地下にある3坪ほどの店舗は、約8000枚のレコードに埋もれている。店主の柴崎研二さんによれば、創業当時はジャズ喫茶全盛時代で、仕入れた新譜50枚が3日で無くなったという。現在は古くからの常連客や外国人が多く、委託販売もしている。在庫は50年代から60年代にかけてのモダンジャズが中心だ。「ジャズが一番ジャズらしかった時代。片面3曲で10分弱は聴きごたえがあって、人間の耳に合っています」。階段の天井にスピーカーがあり、いい音を醸し出している。穴倉のような店は不思議と居心地が良く、笑顔の柴崎さんとのジャズ談義が楽しい。アートのようなジャケットが並ぶIdea Classics (クラシック)東京都千代田区ガラス窓からこぼれる灯りに誘われるように店内に入ると、そこにはクラシックレコードのジャケットがアート作品のように飾られていた。「古いものの中にはアンディ・ウォーホルの描いたジャケットなどもあるんですよ」クラシックを専門に扱う「Idea Classic」の店主・佐野昭夫さんは優しい口ぶりで音楽以外のこともいろいろと教えてくれる。「お客様の滞在時間が長いのでいろいろお話をさせていただいています。コミュニケーションをとっていると思わぬ情報交換ができるんです」と佐野さん。常連客も多いというが、これからクラシックを聴きたいという「初めて」の人にとっても優しい店である。新しい音楽に出合うBarn Homes Records(インディーズなど)東京都新宿区日本のメジャーな音楽シーンでは、まず話題に上ることにない新譜と出合える店、それが「バーンホームズ㆑コード」である。ここにはアメリカン・インディーズからトラッシュ・ガ㆑ージ、さらには50年代のR&Bや戦前に流れていたブルースまで、全てが同じ店内に同居している。だが決してビギナーが近寄れないというわけではなく、辺境なジャンルながらポップで聴きやすいものを基本に揃えられている。「ネット通販全盛ですが当店では対面販売がメインです」と店主の吉原邦男さん。マニアックな客が多いため、初めて来店した人は戸惑うかもしれないが、気軽に声をかければ店主お薦めの一枚を紹介してくれる。日本初のレコード店富士レコード社(オールジャンル)東京都千代田区古本の街として知られる神田神保町。そこには中古㆑コードファンの間ではよく知られた名店「富士㆑コード社」がある。姉妹店の「㆑コード社」とともに1930年に創業した、日本で一番古い㆑コード店である。㆑コードの種類は LPやEPはもちろん、希少価値の高いSPも扱っている。老舗らしくジャンルはクラシックからポピュラー、歌謡曲、純邦楽と何でも揃えているのだ。「昔からのお客様はもちろん、新しくアナログを聴き始めた人たちにも、その楽しさや素晴らしさを紹介していきたい」と販売課長の佐藤満弘さん。店内に足を踏み入れれば、宝探し感覚が楽しめる。㆑コード下取りの相談にも真摯に対応してくれる。初心者のためのレコード環境の整え方「これからレコードを聴きたい」という方のケースは様々。そこで幅広いニーズに応えてくれる販売店・ヨドバシカメラの AV総合チーム プロダクト・スペシャリスト細川雄右さんに機器の揃え方を伺った。自分のベーシックな音環境を揃えた後に変化を加えよう「売り場にいてもLPレコード人気の再燃を感じます」と、この道10年のスペシャリスト・細川さん。ただしニーズは様々で、来店者が何を求めているかで提案も異なってくるという。20年ぐらい聴いていなかったけれど、退職を機に昔買ったレコードを再聴したい。そういった昔ながらの音や方法で楽しみたい方がいる一方で、ハイレゾ・オーディオとリンクさせて聴きたい方もいる。ハイレゾはスタジオで録音したマスター音源により近い音と言われているが、LPを自分で録音してハイレゾ化し、ハイレゾ対応ウォークマンなどでLPならではの音を手軽に愉しむ人も現れている。ただし、この記事を読んでいる方は昔ながらの楽しみ方をたい方が大半と思われるので、話をそちらに絞りたい。「まずは予算が大きいです。お金はかけられないという場合には、オールインワンタイプ。また10万円あれば、後につながる基本セットが組めます。その際、クラシックが多いのかジャズなのかポップスなのかといった、その方が聴く頻度の高い音楽を優先し、その中で何種類かご提案させていただきます」この予算での基礎知識として、カートリッジが交換できるアームを搭載したプレーヤーを選べば、音の雰囲気やレベルをカートリッジ交換によって後から変えられる。また、アナログプレーヤーからの信号は0・1〜5mVと微細なので、増幅するためのフォノイコライザーという装置が必要になる。ただしPHONO(フォノ)入力があるアンプの場合、イコライザーを内蔵しているので購入は不要。またMM型カートリッジには対応しているがMC型には対応していないアンプもあるので(MM/MC切替スイッチがあれば両方に対応)、対応していないアンプでMC型を使うならイコライザーが必要だ。ちなみに基本的なイコライザーは1万円台後半で購入できる。また、プレーヤーにはダイレクトドライブとベルトドライブがあり、耐久性が高いのはダイレクト。よりアナログらしい音なのはベルトドライブと覚えておきたい。さて、ちょっとこだわりのレコード環境をつくりたい方は、最低50万円ほどの予算をみてほしい。オーディオ機器は振動を抑えることによってノイズを減らす「静振性」を重視し、これを高めようと素材や構造にこだわるが、ここで紹介したモデルはそうした点でレベルが高い。「また、このクラスになるとデザインも大切な要素です。お好みやご自宅のインテアとマッチするか、といった点もチェックしてください」まずはプロに相談しながら、自分にとってのベーシックな音環境を揃えること。そこから奥深い音のバリエーションの森へと入っていくのが、道に迷わない最善の方法だ。今、アナログレコードを聴く贅沢。〜デジタル化で失われた大切なもの〜静かな夜ふけ、お気に入りの㆑コードを1枚手にする。何度も見ているはずのジャケットに、しばし見惚れてしまう。音溝部分に触れないようにディスクを慎重に取り出し、ターンテーブルに載せる。ゆっくりと回る黒い盤面にそっと針を落とす。プツッと乾いた音がして、ほどなく柔らかな楽音が部屋を満たし始める。ブランデーグラスを手にして深々とソファに身を沈め音と融け合う。音楽好きなら誰もが手にしたいと思う至福のひと時。レコードはエジソンの円筒型蓄音機「フォノグラフ」に始まる。彼が特許を申請したの1877年12月6日。しかし、フォノグラフは「トーキングマシン」と呼ばれたことからもわかるように、音楽メディアであるよりも、まずは画期的な事務機として受け止められた。蓄音機が音楽をリアルに記録再生するメディアになるには少し時間を必要とした。1887年9月26日、ベルリーナが特許申請した円盤型蓄音機「フォノグラム」によってレコードは音楽メディアとしての道を歩み始める。そして、SPからLPへ、モノーラルからステレオへと進化し、記録される元の音への忠実度をしだいに高めつつ、いつでもどこでも、まるで生の音楽を聴くように再現できるメディアとして広く普及したのである。ここで時間を一気に1982年10月に早送りしよう。この年、直径12センチの金色に輝く「CD」が新しい㆑コードとして登場する。CDは㆑コードの欠点や弱点と思われることを改善し、長時間記録と小型で壊れにくいなどの利便性を合わせもつ「夢の㆑コード」として生まれた。CDは予想をはるかに超える勢いで普及し、登場からわずか4年の86年には㆑コードの売上を追い抜く。ほどなく㆑コードメーカーはその大半が㆑コード製造部門を廃止し、㆑コードは音楽市場の片隅に追いやられることになった。そして、㆑コードと言えば30センチのLPのことだったのが、このころからデジタル技術によるCDと区別するため、「アナログ㆑コード」と呼ばれるようにもなった(ここでは愛惜の念をこめて「㆑コード」と表記する)。しかし、その後の目覚ましいデジタル技術の革新は、音楽の聴き方をさらに大きく変貌させていく。若い世代を中心にダウンロード音源を小さなデジタル携帯機器やスマートフォンで聴くことが主流となり、高音質を求めるマニアックなファンの間では、CD規格を大きく超えるデジタルデータを、そのままダウンロードして聴くことが注目を集めている。今やCDもその姿を消しかねない危機に陥っているのだ。今、アナログレコードを聴く贅沢。㆑コードからCDへ、そしてダウンロード音源へとメディアが革新されていくなかで、㆑コードを聴くことが見直される気運も根強い。㆑コードを話題にする記事は、これまでも新聞、雑誌に毎年のように登場してきたし、ジャズ喫茶のように㆑コードを聴ける場所も少なからずある。また、このところ内外で㆑コードの売上は少しずつだが増えているし、ニューモデル・プ㆑ーヤーの発売を予定している大手メーカーもある。つい最近、ある全国紙は「この㆑コード人気はもはや一過性のブームではない」とまで書いた。しかし、㆑コードの再評価は単なる懐古趣味、あるいは消え去るメディアへの挽歌に過ぎない、という声も相変わらずある。ここで少し冷静に㆑コードを見つめ直してみよう。㆑コードからCDになって変わったのはディスクの記録方式とサイズだけではない。操作が簡単になったことも大きなポイントだ。ボタンを押せばト㆑イが開き、そこにディスクを置いてボタンを押せば音が出る。ダウンロード音源では、もはや音を記録したディスクさえ見えない。音楽は膨大なデジタデータとしてハードディスクかメモリーに記録されている。聴き手に許されるのは音量調節と選曲ぐらいのものだ。また、㆑コードの良さは、その温かく柔らかい音にある。CDのように一定以上の高域をカットしていないからだ、などとよく言われる。しかし、CDの音も決して悪くはない。物理特性の優秀さではCDが上をいく。何よりもこれまで多くの音楽家や音楽制作者たちを満足させてきたのだ。㆑コードの人気が回復しつつあるのには、音質の優劣とは次元の異なる要因があるのではないかという気がしてくる。CDやダウンロード音源に比べると、㆑コードからいい音を引き出すには、実は手間も暇も資金も必要だし、操作には熟練も必要だ。万事に簡便さが尊ばれる時節には肩身が狭い。しかし、プ㆑ーヤーを構成する部品を自分の好みに合わせて替えられることはデジタルにはない大きな魅力だろう。例えば、同じ㆑コードがカートリッジを替えるだけで、柔らかくも硬くも、シャープにも滑らかにも、音の肌触りは変化する。また、ゆったりと回転するプ㆑ーヤーの姿を目にすると、日常とは違った時間が流れる別世界に誘い込まれる。こういうことが㆑コードの音の温かみや滑らかさにもつながっているに違いない。メディアのデジタル化は、音楽を聴く行為から操作に手をかける余地や視覚的充足感という大切なものを奪ったのである。音質の物理特性と簡便さではデジタルに一歩譲っても、㆑コードで音楽を聴く「至福のひと時」は捨てがたい。〜デジタル化で失われた大切なもの文◎船木文宏(「CDジャーナル」創刊編集長)028december 2015※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓灯AKARI(キャンドル) 2個セット日本古来の伝統、素材を活かし、桧のおちょこを反転させてロウを流し込んだろうそく。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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  • 住まいに生かす「金沢」の伝統

    長い歴史に培われた伝統が今も暮らしの中に息づく町、金沢。この町は、住まい造りを考えるうえで重要な示唆を与えてくれる。暮らしの中に「金沢」を取り入れることで、人生はより豊かに、奥行きの深いものになるはずだ。和田屋 わたや石川県白山市三宮町イ55-2現代に受け継がれる古き良き伝統を求め「金沢」の町を訪ね歩くーー金沢に残る伝統建築昔懐かしい風情に心和む座敷の奥には囲炉裏が切ってあり、女将が食事の支度を始めた。ここは炭火で焼き上げた川魚が名物だ。金沢市内から少し離れた山際にある純和風の一軒宿。昔懐かしい風情に心が和む。金沢はその長い歴史の中で、日本古来の文化を藩政時代の加賀・前田家が引き継ぎ、独自の文化を大きく発展させた。その中で伝統的な建築もまた、大切に受け継がれてきたのである。町の中心部にある金沢城(跡)は、当時の技術の粋を集めた木造建築の代表格である。再建された五十間長屋の骨太な無垢材の木組みは、見る者を圧倒する。城下に目を移そう。土塀を巡らた町並みは武家屋敷の跡で、誇り高く質実剛健な前田家臣団の気質を今に伝える。茶屋街には趣のある木造2階建ての茶屋建築が建ち並んでいる。往年の面影を残すこの町並みは国の伝統的建造物群保存地区(ひがし茶屋街および主計町茶屋街)の指定を受けるほど歴史的な価値をもつものだ。伝統的な建築には、近代建築では味わえない情趣がある。金沢にはこうした伝統的な建築を大切にする古き良き文化が息づいている。往時の隆盛を偲びつつ町を歩けば、旅もまた楽しくなる。金沢城・五十間長屋石川県金沢市丸の内1-13 層 3 階の菱櫓と橋爪門続櫓(つづきやぐら)をつなぐ 2 層 2 階の五十間長屋は、平時武器などを保管する倉庫だが、戦時は防壁として機能し、白塗漆喰壁(しっくいかべ)や海鼠壁(なまこかべ)の強固な防火構造をもつ。日本古来の柱と梁(はり)・桁をもつ「木造軸組工法」で建てられ、2 階では骨太な木組みをそのまま見ることができる。鉄くぎやボルトを一切使わず、土塀と貫(ぬき)と呼ばれる柱と柱をつなぐ横木を組み合わせた「耐力壁」は、極めて丈夫な構造だ。松風閣石川県金沢市本多町3-2-1※一般非公開天保 5 年(1834)、十二代藩主・前田斉広(なりなが)の娘・寿々姫が、家臣の本多家九代・政和に輿入れした際に、本多家上屋敷に建築された御広式御対面所。明治期になって当地(北陸放送敷地内)に移築された。当時の武家文化を偲ぶ遺構として、国登録有形文化財に指定されている。現在は茶会など伝統的な行事に限って利用される。お宅訪問こだわり抜いた自分だけの家住まいに「金沢」を取り入れるなぜ住まいに「金沢」を取り入れるのか。「金沢」は暮らしをどう変えるのか。金沢で生まれた株式会社 ひまわりほーむの「金沢兼六の家」にそのヒントがある。実際に「金沢兼六の家」に住まう人を訪ね、そのこだわりを聞いた。木の温もりと過ごす家高下伊三美さん( 56)・珠子さん( 57)夫妻開放的な吹き抜け空間は骨太な無垢材が自慢「木の温もりのある家は気持ちが和みますね」と高下さん夫妻は話す。今年2月に完成したこの家には、ふたりのこだわりがたっぷり詰まっている。間取りを決めるのに1年以上かけ、その間に何度も図面を引き直してもらった。玄関を入り、短い階段を上がると広いリビングルームに出る。いわゆるスキップフロアで、階段の途中に中2階を設けて広いリビングルームとしている。これは1階中心に暮らすお母さんと、2階にある珠子さんの居室(寝室)とのコミュニケーションを取りやすくするのが大きな目的だという。リビングは開放的な吹き抜けになっていて、構造材としての梁や柱がそのまま露出している。驚くほどに骨太で頼もしい無垢材だ。金沢城の五十間長屋で見たそれとイメージが重なる。太い梁は厚さ40㎝ほどもあるという。そして頭上空間だけなく、床のフローリングにも無垢材が使われている。こうして木の温もりに包まれていると、まるで森の中にいるように心が落ち着いてくるから不思議。まさに伊三美さんの言う通りだった。興味深かったのは伊三美さんの部屋だ。いや、正確には部屋ではなく小屋裏なのだが。小屋裏は高さ1・4 m 以下という制約があるため、まるで子供の秘密基地のようなスペースだ。決して広くはないが、その狭さがかえって心落ち着く空間なのである。未来志向の住まいと和の美意識長谷和人さん( 26)・絵里花さん( 26)夫妻部にまで家族の思いが行き渡る家造り長谷さん夫妻がこの家を建てたのは2年前のこと。結婚と同時に移り住んだ。金沢市郊外の高台に建つ家は、窓を広く取って吹き抜けとした明るいリビングが特徴。木々の緑を眺めることができる開放的な空間だ。天気が良ければデッキに出て過ごしたり、気の置けない仲間と庭先でバーベキューを楽しむこともあるという。注文住宅は一般的に設計担当者との打ち合わせによって家造りを進めていくものだ。こだわりの強い人であれば、打ち合わせには多くの時間を要するだろうが、多くの人はほぼここまで。後は現場にお任せとなる、のだが……。人一倍こだわりが強い長谷さん夫妻の場合、建築現場に足しげく通い、時には大工の棟梁とも話し合い、自分の家が出来上がるのを見届けた。「おかげで和室の天井を高くしてもらったり、絵本の棚を作ってもらうことができたんです」と和人さん。こうした対応は工業化された住宅ではなかなかできないこと。自分のこだわりを実現してくれたことが「金沢兼六の家」を頼んで良かったことだと、うれしそうに語ってくれた。この家で家族の歴史が刻まれていく。長年の思いを実現した夢の家徳田幸三さん( 67)・恵美子さん( 68)夫妻快適な住環境を実現しライフワークに没頭能登出身の徳田幸三さんにとって、木組みの家は幼い頃からなじみが深かった。家を建て替えるにあたって「金沢兼六の家」を選んだのも、骨太の無垢材を使った頑丈な家造りに共感を覚えたからだ。この家の一番のお気に入りは、能登杉の梁が見える寝室。この梁は家を建てる際にわざわざ能登材の産地である輪島まで足を運び、納得できるものを選んできたという。柱に使われている能登ヒバも、自身の目で見て確かめた。さて、徳田さん夫妻がこの家に移り住んだ時、「どんなに荒天でも、家の中で過ごしていると外の陽気を忘れてしまうほど快適」で驚いたという。金沢の気候をひと言で表現するなら、夏は暑く冬は寒い。ご当地生まれの「金沢兼六の家」は、厳しい自然環境に向き合う家造りを提唱してきた。これは近年いわれる省エネルギー住宅に通じる考え方でもある。遮音や断熱に優れていることは、これからの住まいにとっても重要な要素になるだろう。快適な環境の中に、幸三さんは長年の夢だった書斎を設けた。書庫にはこれまで読んだ本がずらり。蔵書は優に千冊を超えるだろう。静かな書斎で幸三さんは、真実を探る読書の旅を続けている。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓伊賀焼 「いぶしぎん」 全2種作り手は真の使い手であれ!という精神の元作られた「いぶしぎん」のおうちで楽しむ燻製土鍋。約30分で本格燻製の出来上がり。伊賀焼の伝統を守りながら現代のライフスタイルでもお使い頂ける商品を提供しています。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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  • 高級チョコレートのような見た目のセラミック炭で、インテリアも香りも欲張って。【炭のチョコラ】

    お家で気になるのがニオイ。生活をする際靴箱、クローゼットや押入れなど様々なニオイに囲まれています。人はニオイに慣れてしまうものですが、ふとお客さんを迎え入れた時や、外から帰ってきた時などに気になってしまいますよね。そんな際におすすめなのが、ファッショナブルで愛らしい形も楽しめる「炭のチョコラ」です。高級チョコレートのような品のある美しさ。「炭のチョコラ」って?「炭のチョコラ」はニオイを吸着する機能・湿気を吸収する機能を備えたセラミック炭をチョコレート風のカタチに仕上げたアイテム。見た目はまるで高級チョコレートのようで、お洒落な形状です。「炭のチョコラ」に使われているセラミック炭は、ひのきと杉の間伐材を原料として作られています。特殊セラミックスをさらに加え、炭化させているのが特徴。消臭・除湿効果に優れた炭の中でも、多孔質で空間立90%とほぼ空洞です。その特殊な性質で、吸排湿力が備長炭の約5倍以上、水蒸気の吸脱着量は木炭の約6倍と非常に優れています。様々な場面で使える。「炭のチョコラ」の使い方。セラミック炭に使われているひのきは、室内の空気をしっかり浄化し、嫌なニオイを取り除く効果があります。森林の中にいるような、透明感溢れる空気になるのが特徴。リビングやクローゼットなどに置いて、爽やかな空気を演出したい方におすすめです。また、付属の小袋に入れて、洗えない革靴やスニーカーの中に入れるのも賢い使い方です。汗やニオイが篭もりがちな靴の中のニオイをしっかりカットしてくれ、いつでも気持ちよくお出かけができます。インテリアの雰囲気を崩さない、場所を選ばないシンプルで美しい形状なので玄関・寝室・化粧室など、様々な場所で使えます。ニオイのケアだけじゃない。香りも楽しめる「炭のチョコラ」。多孔質の炭でできている「炭のチョコラ」は、市販のエッセンシャルオイル(精油)を垂らすことで、香りも楽しめます。寝室に置く場合にはリラックス系のラベンダーや、心落ち着く香りで女性に人気が高いゼラニウム、ほんのり甘く優しい香りのカモミール、華やかで心をほぐしてくれるローズ、落ち着くウッド系などがおすすめ。また、リフレッシュしたい化粧室や玄関などにはすっきり系のレモンやベルガモット、抗菌効果があるとされるティーツリー、すっきりした香りのユーカリやペパーミント、パッと空気を変えてくれるローズマリーなどがおすすめです。日本人に馴染み深い炭のプロダクト。空気で気分を変えよう。嫌なニオイを取るだけでなく、場所にあったアロマを選ぶことで自分をケアできるのも「炭のチョコラ」の良いところ。日本人に馴染み深いひのきや杉の炭で、気軽に気分も空気も変えてみましょう。------------------------------------------------------商品詳細炭のチョコラ3,300円 ~ 5,500円 税込)>>商品をチェック

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  • 昭和レトロ喫茶、 探訪。東京編

    ドアを開けるとそこに広がるのは古き良き時代の面影を残す空間。昭和の匂いがするその店の雰囲気に、ある人は懐かしい思い出に浸り、またある人はそのレトロさに新鮮味を感じるのかも知れない。60年の歴史がしみる、街の“文化遺産”さぼうる日本最大、いや世界最大規模の古書店街、東京・神田神保町。古書店街と喫茶店の親和性は実に深い。巡りあったばかりの書物を開いたり、界隈に点在する出版社との打ち合わせの場として、重宝される。数多くの名喫茶が集中するエリアなのである。その中でも、押しも押されもせぬ風格を放っているのが、「さぼうる」だ。昭和30年(1955)に創業して早61年。街のランドマークとなっている。蔦の絡まる外観からして見惚れてしまうが、店内に入れば、山小屋のような木の温もりに溢れている。小さな階段を上がった中二階はギュウギュウとこれまた小さな椅子とテーブルが配してあり、まるで小人の家のよう。半地下ではカーブのような穴蔵感が味わえる。初めての訪問ならば、一見しただけでは全体像を把握できないだろう。本の街で育まれた文化的な薫り、壁の書き文字に見られる濃密なエキスみたいなものが、ぎゅっと刻みこまれているこの店だけの空間。もはや街の〝文化遺産〟とでも呼びたくなる、時間が創り上げた飴色の空間なのだ。だが、店の造りより何よりすごいのは、店を開いた当人、鈴木文雄さん(83歳)その人が今も店に立ち、客を案内し、スタッフに気を配り、店内全体を見守っていることである。「店に入ってらっしゃる前にどの席に案内するかを見極めなきゃ。どの位のお歳か、大きな荷物を持ってらっしゃるか、足は悪くないか。あ、あのお客様は毎日来て下さる。あの方はもう40年ぐらい通ってるね」。長年の経験からマスターの目の行き届き具合は、さすがのひと言。「毎日通うどころか、一日2、3回来てくれる人もいる」という。生きる看板のごときマスターの存在と、「いわずともわかっていてくれる」という安心感が、この店へ客の足を60年以上も引き寄せるのだろう。ところで「さぼうる」は、実はアルコール類も飲めるのだ。『菊正宗』から『吉四六』、洋酒のほか、シェーカーを振るカクテルまであり、ボトルキープまでできるという充実ぶりだ。そして朝からでも飲める。意外と知らない客も多い。これは、かつて周辺の出版社から徹夜明けの編集者がやって来ることが多く、仕事終わりの一杯をここで楽しんでいた頃の名残りなのだそうだ。これだけの歴史を誇る店において、ここ2年で新メニューが誕生したという。それはクリームソーダのブルーハワイ味。なんでも、試しに作ってみたら味が良くて、従来の味に加え全4種にしたのだという。老舗にあぐらをかくことのない、飽くなき探求心。マスターは言う。「いつでも、新しい目線を持ってなきゃ。メニューだって今まで通りでいいのか考えないとね」。マスターの姿勢と、店への愛情。いやはや、お見それしました。欧州風のゴージャスな純喫茶古城昭和遺産とも呼びたくなる豪華絢爛のインテリア地下へと導かれる階段で、さっそく中世の騎士と貴婦人を描いたステンドグラスの出迎えを受けた。店は上野駅の近くにあるのだが、階段を下りるに従って外の喧噪が少しずつ遠ざかっていく。そんなアプローチを経て目の前に広がるのは、思わず「おっ」と声を発しそうになるほどの別世界。絢爛なシャンデリア、大理石の壁、奥正面の壁を覆うエルミタージュ美術館を模したという大きなステンドグラス、真鍮を組んだモザイク調の床などなど……。店名の「古城」にふさわしい雰囲気はもちろん、秘密の地下宮殿を見つけたような嬉しさがこみ上げてくる。「父である先代が美術全集などを見てアイデアを練り、内装を全てオーダーメイドで造り上げました。凝りけているようだ、と揶揄されたことも。大正モダンボーイのセンスとこだわりですね」と笑う、二代目オーナーの松井京子さん(69歳)。マダムと呼びたくなる凛とした立ち姿が何とも素敵で、料理に腕をふるう姉の山下千代子さん(72歳)とともに、父親から引き継いだこのゴージャスな店を守り続けてる。創業は東京オリンピック開催年の昭和39年(1964)。父の松井省三さんが、「本格的な珈琲をヨーロッパ風の豪華な空間でもてなしたい」と店を開いたのが始まりだという。定すぎちゃって壁に1万円札を貼り付けているようだ、と揶揄されたことも。大正モダンボイのセンスとこだわりですね」と笑う、二代目オーナーの松井京子さん(69歳)。マダムと呼びたくなる凛とした立ち姿が何とも素敵で、料理に腕をふるう姉の山下千代子さん(72歳)とともに、父親から引き継いだこのゴージャスな店を守り続けている。創業は東京オリンピック開催年の昭和39年(1964)。父の松井省三さんが、「本格的な珈琲をヨーロッパ風の豪華な空間でもてなしたい」と店を開いたのが始まりだという。定番珈琲はブルーマウンテン。当時は150円で出していたが、高級品になってきてからはどうにも折り合わず、仕方なく現在はメニューからはずしている。「父の思いが残せなくて残念でしたが、今、提供しているブレンドコーヒー(490円)も苦味とコク、香りが三位一体になった本格派です」クラシカルなデザインのコーヒーカップも店のイメージに調和しており、レースカバーの付いたソファに身を委ねて味わっていると、何とも贅沢な気分に包まれる。 GMは静かに漂うクラシックの調べ。この日は読書にふける若い女性や、上野という立地のせいかパンフレットを開いて談笑する美術館帰りとおぼしきご夫婦の姿などがセピア色の空間に溶け込んでいた。「若い頃に味わったクリームソーダとナポリタンを食べに来たよ〜、と遠方から再び足を運んでくださるお客様も。そんな時はお店を続けてきて良かったと思いますね」ここではまだ、昭和の良き時代の空気が色あせることなく流れている。クラシック音楽を気軽な雰囲気で名曲・珈琲 麦〝名曲〟の文字を冠し、大型スピーカーやソファに掛けられた白いカバーなどが名曲喫茶全盛期の雰囲気を醸しているが、昔からいわゆるお喋り厳禁という堅苦しい店ではない。創業は昭和39年(1964)。現店主の生沢直弘さん(68歳)は、当時からその自由な心地よさに惹かれて店に通い詰めた客の一人だった。いつしか創業者の河田宏さんから鍵を渡されるようになり、気が付くと店を任される側にいたという。初代から受け継いだ4種の豆をブレンドしたコーヒーや、プリンアラモードが人気。長居するお客が多いのは昔も今も変わっていない。新宿の地下のクラシカル空間名曲・珈琲 新宿らんぶる一階はごく普通の喫茶店の造りながら、地下へ下っていくとダンスホールを思わせる圧巻の広さだ。席数は約200席。真紅のベルベットのソファ席がゆったりと配される。昭和25年創業。昭和49年(1974)に建て替えられたが、創業時からのシャンデリアや燭台が用いられ、クラシカルな空間美で満ちている。そもそもは音楽を聞かせるための名曲喫茶。現在では、喧騒を逃れてゆったりと昼食をとる客にも重宝される店となった。同店は戦後の新宿文化を今日に伝える店として、地域文化財に認定されている。しばし、ノスタルジックな憩いに浸ろう。クラシックホテルのラウンジを思わせる純喫茶 ROYALオーナー自身が追求した、喫茶店の理想スタイル入店してすぐ現れる空間には、大理石が床にも壁の装飾にも用いられ、正面にはステンドグラスが出迎える。続く奥の空間は、アールがかった天井に、シャンデリアが掛かる。ビルの地下ながら、広がりのあるクラシックホテルのラウンジを思わせる空間と内装である。聞けば、初代オーナーは財界に精通していた人物。海外へ出向き、その目で見てきたエッセンスがそこかしこに織り込まれている。店長の野山弘さんによると、初代オーナーも、昼下がりには毎日のように店で珈琲を嗜んでいたという。「オーナーには、上質なものは古くなっても褪せることなく年月を経ていく、という考えがあったのです」好ましいものを追求し、それがベテランウェイターたちによって今も受け継がれ、店の魅力となっている。小岩で一番古いドリップコーヒー店珈琲木の実両親の愛情と思いが刻まれた和洋折衷の居心地のいい空間JR小岩駅北口から徒歩約3分、地元の人が行き交う商店街の中に少し空気感が異なる山小屋風の建物が佇んでいる。和洋折衷の外観とどこか郷愁を誘う風情。扉を開けて中に入ると、そこはさらに心躍る懐かしい色味を帯びていた。例えて言うなら昭和の純喫茶とアメリカのダイナーが融合したような……。そして観葉植物や壁に飾られたいくつもの絵画が趣を深めている。「内装や絵画の多くは父の作です」と話す店主の山本義一さん。開業は昭和30年(1955)。製鉄会社で働いていた父親が病に倒れ、生活の糧を得るため母親が店を開いたのが始まりだという。9年後に店を今の場所に移した際には、内装は病が回復した父親が手がけた。その後、母親が体を壊すと義一さんが店を手伝うことに。弟の和勇さんも加わり現在に至っている。「両親はもう亡くなりましたが、親から受けた恩を忘れずいつも店への細かな手入れを心がけています」コーヒーへのこだわりも同様で、厳選の豆とハンドドリップで淹れるスタイルは小岩では先駆け。香り高い一杯は店の看板となっている。老舗喫茶でモダンなパンケーキをCOFFEE ブリッヂ作家・向田邦子が通った喫茶店。創業は昭和33年(1958)。首都高速道路の高架下のデパート開業と同時だった。当初は有料喫茶室といい、客が入店時にタイムカードを押し、出るときに滞在料金を払う仕組みだった。界隈のマスコミ関係者には絶好の仕事場で、当時事務所を持たなかった向田さんは週に何度も通い、決まった席で執筆に励んだという。二代目・山口哲郎さん(65歳)は、30年前からボリューム満点のパンケーキをずっと提供し続けてきた。今やパンケーキは全8種にも上る。有料喫茶室時代から客層も大きく変わり、連日若い女性で賑わっている。自家焙煎にこだわる下町の老舗ローヤル珈琲店 本店浅草六区近くの商店街の賑わいのなかに佇む昭和37年(1962)創業の老舗珈琲店。店先からはときおり珈琲豆を焙煎する香ばしい煙が漂い、珈琲好きの嗅覚を刺激する。店での自家焙煎は初期から取り入れており、当時は画期的だと評判を呼んだ。基本のブレンドは苦味とコク、酸味のバランスが絶妙な一杯。また、ミルクが入った状態で出されるロワイヤル珈琲は創業時からある人気メニューで、高品質の中沢生クリームをたっぷり使ったヨーロピアンのテイストが味わい深い。銅版画や欧州絵画が飾られた落ち着いた店内も居心地抜群!----------------------------------------コラム:あの忘れえぬ一杯 懐かしい空間に魅かれて散歩の途中、よくあるチェーン系のカフェとは違う、個人経営の喫茶店を見つけると思わず立ち寄ってみたくなる。それも一見して年季の感じられる、昭和らしいムードの店ならば申し分ない。では、昭和らしい喫茶店の要素とは、いったいどういうものなのだろう。まぁその辺、開業の年や建物の築年を調べればいいわけだが、ここではそういう硬い話とは別に、僕好みの昭和調喫茶のポイントをいくつか提示しておきたい。まずは、屋号。『○×珈琲店』と銘打ったような店は、いかにも珈琲豆にこだわっていそうで魅かれるところはあるのだが、昭和らしさとなると、その辺多少ゆるい感じの方がいい。僕が割と好んでいるのは、「パーラー」と看板に謳った店。フルーツパーラー流れの店で、古風なミキサー式の生ジュースなどを出す所も多い。そして、看板を掲げた店先にジュースや軽食のサンプルを並べたショーケースが備えられていれば一段とテンションは上がる。生ジュースの話が出たので、メニューに眼を向けてみよう。先にも書いたとおり、珈琲豆にこだわりすぎると、昭和っぽさからはちょっと離れてしまう。ブラジル、グアテマラ、エチオピア……などと並んでいるより、ただコーヒー、あるいはブレンドとあるだけで、他はコーラ、クリームソーダ、レモンスカッシュ……と続く方がより日本の昭和喫茶らしい。ドリンク類でとりわけ魅かれるのは、ミルクセーキ。赤いサクランボをアクセントにしたミルクセーキのサンプルが玄関口のショーケースに置かれている店は、まず当たりだ。珈琲のヴァリエーションにこだわるな、とはいったけれど、瞬時にノスタルジーをかきたてられるメニューがある。ウインナーコーヒーってやつ。ホットコーヒーにホイップクリームを浮かべたもので、ウインナーはウィーン風の意。原地ウィーンでも伝統的な飲み方というが、クリームにアルプスの雪山をイメージした、なんて説を聞いたことがある。古い喫茶店のひとつのタイプに、山小屋風のつくりの所があるけれど、そういう店の定番ニューともいえる。店内の小道具で一段と昭和的ポイントを上げるのが、ピンク色の電話。いまどきは店内電話を利用する客もほとんどいないだろうが、壊れていても置いてあるだけで、懐かしい時代の喫茶風景が回想される(丸ノ内や大手町の数少なくなった古参ビルの地下街にはピンク電話のある店が割合と見られる)。星座占いのオミクジ装置の付いた灰皿とか麻雀やインベーダーゲームを内蔵したテーブル……といった諸々は僕の世代にとってはちょっと微妙な古さなのだが、このあたりにも昭和らしさを感じる世代が増えているのかもしれない。そして、なんといっても重要なのは客層。店内に年配の御常連──。手なれた感じでモーニングを注文しつつスポーツ新聞なんぞを読みふける単身の老人客がいるだけで、グッと雰囲気にコクが出る。泉 麻人 コラムニスト いずみ・あさと1956 年、東京生まれ。「週刊T V ガイド」などの編集者を経てコラムニストになる。町歩きをはじめ、喫茶店巡りの本も執筆。雑誌だけでなくテレビのコメンテーターや司会も務める。著書に『東京いつもの喫茶店 散歩の途中にホットケーキ』『東京ふつうの喫茶店(共に平凡社)『大東京23区散歩』(講談社)など。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓有田焼 マグカップ 全6色ボウル部分が大きく作られているので、マグの中で飲み物が転がり味がマイルドに感じられる形状です。詳しくはバナーをクリック↓有田焼 セラフィルター紙のフィルターでは不可能であった「うまみ成分である豆の油を通す」ことで、コーヒー豆本来の旨味を味わうことができる世界唯一のコーヒーフィルターです。

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  • キャンプで食べたい、ワイルド飯。

    キャンプで楽しみなものといえば、焚き火など直火を使ったワイルドな料理。豪快な火力だからこそできるパワフルな料理は、家庭ではなかなか出せない味わいが魅力。薪の強火で炙ったお肉はジューシーな肉汁が中に閉じ込められ、外側はカリッと焼ける上、焚き木のアロマが移り、お家のガス火では味わえない旨みが味わえます。また煮込み料理などをする際も、じっくり煮込めるので食材が柔らかくなりやすく、お子様などでも食べやすいのが魅力的。今回はキャンプで楽しみたいワイルドな料理と、キャンプ飯にぴったりのアイテムをご紹介します。シンプルイズベスト。好きなものを焼いて食べよう。焚き火の醍醐味といえば「焼き」料理。高火力でさっと焼くと、焚き火の香りと華やかな旨みが口いっぱいに広がります。直火で美味しいものといえば、やはり牛・豚・鶏などのお肉。キャンプという非日常な時には普段なかなか食べないラム肉やジビエなどもおすすめ。ワイルド飯の名に恥じないパワフルなお味です。ウインナーやソーセージなども焼いて美味しいメニュー。「鹿肉ソーセージ 男の隠れ家PREMIUMセット」は、普段味わえないワイルドなジビエソーセージが楽しめます。他にも貝類や魚介もおすすめ。「貝付きホタテ&青つぶ」は、オホーツクに面する猿払村で採れたお刺身でも食べられる活ホタテと青つぶが楽しめます。バター醤油焼きで食べると、何ともいえない美味しさです。>>鹿肉ソーセージをチェック >>貝付きホタテ&青つぶをチェックずぼらでも絶品キャンプ飯なら、放置するだけのホイル焼き・蒸し焼き。焚き火だけあればできる料理の代表が「ホイル焼き」。ホイル焼きにも食材をホイルに包んでそのまま焚き火に放り込むだけのものと、網の上に食材を入れたホイルを乗せて焼くものがあります。じゃがいもやさつまいも、にんじんなどの火の通りにくい根菜類は、じっくり火を通すため湿らせた新聞紙に包んだ後に、アルミホイルに包んで焚き火の中に投入。その間、他の料理をすることもできるので、一番手軽にできる料理といえます。ずぼらな方やお子様と一緒に行うのにもぴったりの調理法です。また、焚き火の上に網を置き、その上にホイルを置いて調理することも可能です。その際は鮭ときのこや、豚肉、牡蠣などを包んで焼くのがおすすめです。アルミホイルで包むと、蒸されることによって旨みが凝縮してたまらない味わいになります。珍しいものでは缶に具材をそのまま詰めて直火で焼く「カンカン焼き」も。缶を直火にかけて蒸すことで簡単に美味しく調理できます。「三陸漁師のカンカン焼き 牡蠣12個セット」は特に調理がしやすく、カンカン焼きに必要なアイテムが揃っているので、美味しい牡蠣がすぐに楽しめます。>>商品をチェック高い火力で旨みをじっくり抽出。焚き火で煮込み料理。焚き火で煮込みをする利点は、高火力でじっくり煮込むことで旨みをしっかり引き出せることです。スープをはじめ煮込みハンバーグなど様々な料理を楽しめます。持っておくと便利なのが、キャセロールなどの厚手の蓋付き鍋。「LAVA ホーロー鍋 オーバルキャセロール」は直火にもIHにも使える優れもの。一つあるだけで家でもキャンプでも気軽に煮込み料理ができます。>>商品をチェック寒い時期や山間部の朝夕の冷え込みには、ポトフやシチューなど温かい料理が嬉しいもの。石狩鍋や豚汁など和風のメニューから、スパイスからカレーを作ってみても楽しいです。ほかほかの煮込み料理で心も身体も解きほぐされてみてください。無骨で簡単。ワイルド飯で全回復。簡単に作れて、家ではなかなか出せない非日常感が楽しい、お酒にも合うワイルド飯。疲れている時にも難しいことを考えずに作れる無骨メニューで、アウトドアならではの美味しさと楽しさを満喫しましょう。------------------------------------------------------商品詳細鹿肉ソーセージ 男の隠れ家PREMIUMセット5,000円 ~ 9,000円(税込)>>商品をチェック貝付きホタテ&青つぶ(ホタテ専用ヘラ付き)4,350円(税込)>>商品をチェック三陸漁師のカンカン焼き 牡蠣12個セット5,000円(税込)>>商品をチェックLAVA ホーロー鍋 オーバルキャセロール6,600円 ~ 27,500円 (税込)>>商品をチェック

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  • 快適なアウトドアを。男の隠れ家PREMIUM注目アイテムを一挙ご紹介。

    どんな時期にもやっておきたいのが、アウトドアの準備。特に夏や冬は野外活動には厳しい季節。だからこそ、外でも快適に、お洒落にキャンプを楽しみたいですよね。男の隠れ家PREMIUMでは、扱いやすいこだわりアイテムを続々入荷。日常でもアウトドアシーンでも大活躍するようなものを集めています。今回は、男の隠れ家PREMIUMで取り扱いを開始した注目アイテムを一挙ご紹介します。アウトドアといえば楽しみなのが料理。注目アイテムで差がつく。アウトドアで楽しみたいのが豪快に楽しめる料理。「Ozpig オージーピッグ」は万能なクックピットです。調理に特化した機能と簡単に持ち運びできるポータブル性を備えたクッキングファイヤーピット。安全に焚き火を楽しむために、シンプル&ストロングをコンセプトにオーストラリアで開発されました。薪火料理を楽しむための機能が一台にギュッと凝縮されています。豊富な調理オプションでメニューの幅も広がります。さらに、焚き火台として誰でも安全に囲めて団らんの場にも最適です。楽に持ち運びできる優れたポータブル性で、野外での使いやすさも。薪窯で焼いたピザの美味しさはひとしお。しかし薪釜は数百キロにも及ぶ重量があり、外で楽しむにはハードルが高いもの。そんな時はポータブルピザオーブン「KABUTO(カブト)」がおすすめです。薪窯の性能をギュッとコンパクトにした可愛らしいピザオーブンで、どこでも持ち運べて様々な場所でピザパーティーが楽しめます。小枝と木質ペレット両方使えるので、ピザに限らずチキンや野菜のロースト、パンなど素材の味を引き出すオーブン調理も可能です。アンティークな色合いや形状が愛らしいケトルも勢揃い。キャンプで欠かせないものといえばケトルです。簡単にカップラーメンを食べたり、こだわりのコーヒーを入れるのにも使いやすい逸品です。「グランマーコッパーケトル」は古き佳き19世紀のデザインを復刻したケトルです。どこかクラシックで美しいだけでなく、底広のデザインによってお湯が早く沸くため、冬の暮らしに大活躍します。「1.8L エニーケトル」はフタ付きの口元で、アウトドアでも使いやすいのが特徴。ススや灰の侵入を防ぎ、シャープな注ぎ口で湯切りのコントロールも気持ちよく行えます。吊り下げ用のステンレスハンドルを備え、片手で注げる真鍮取手は使い込むほど手に馴染みますコッパーの美しい色合いで持っているだけでテンションが上がります。「1.0Lトリップケトル」は、日本の湯沸かし器の代名詞である「急須」からインスピレーションを受けた逸品。ノスタルジックなデザインからは、どこか懐かしい空気が漂います。キッチンで、リビングで、庭先で、散歩の途中で、旅先でと、どこでも使いやすいのが特徴です。野外でお風呂やサウナも。身体を清めて温めて快適なキャンプを。野外で憧れるのが、フィンランドのような風呂やサウナ。最近ではモバイルサウナやモバイル風呂などが使えるため、お気に入りのスポットで気軽に身体を温められます。「モバイルサウナ MB10A」は組み立てが約20分で完了する、本格的なロウリュが楽しめる屋外専用の携帯式サウナです。ゆったりした室内には大きな窓が備わり、テント内から屋外の眺めを楽しみながら、リラックスしたサウナタイムを満喫できます。「薪風呂 ボヘメン」は短時間で組み立てられるのに、大人2人+子供2人の大容量のお風呂です。スウェーデンの Hikki(ヒッキ)社製薪風呂で、シンプルでありながら、随所にオーク材が使われた北欧ならではの温もりのあるデザインとなっています。野外でお風呂やサウナを楽しむ時にあると便利なのがストーブ。「ティピ 120/150」は錆びた鉄の味わいを楽しむアウトドアファイヤープレイスです。折り紙を思わせる直線的な造形は、東洋的な洗練された美しさで、煙突効果のある三角錐の形状が煙を上へと送り、快適に焚火を楽しめます。家でもキャンプ気分を楽しめる。ファイヤーディスプレイで安全に炎を満喫。キャンプやアウトドアに行きたくても、なかなか忙しくて行けないという方も多いもの。仕事や人生に疲れた時、炎を眺めたくなるのは1 /fゆらぎという、特別なリズムを火が生み出しているからです。ほかにも小川のせせらぎや波の音など自然のものが1 /fゆらぎを生んでいます。ファイヤーディスプレイの「EYE アイ」「DOME ドーム」は、バイオエタノールを燃料として、手軽に室内で火を楽しむことができるファイヤーディスプレイです。自然由来のバイオマスを原料にしたバイオエタノールは、大気中のCO2を増加させない環境にやさしい燃料として注目されています。煙を排出しないため煙突も必要とせず、部屋に置くだけでその日から火のある暮らしが始まります。インテリアの一部に炎が加わることで、部屋はよりリラックスできる空間になります。素敵なアイテムたちを連れて、快適にキャンプを楽しもう。快適なキャンプには、こだわりのアイテムが欠かせないもの。男の隠れ家PREMIUMセレクトの商品で、どんな季節でも心地よく、楽しい思い出をつくりましょう。------------------------------------------------------商品詳細1.0Lトリップケトル14,850円 ~ 24,200円(税込)>>商品をチェック1.8L エニーケトル30,800円 (税込)>>商品をチェックグランマーコッパーケトル35,200円 ~ 41,580円(税込)>>商品をチェックOzpig オージーピッグ42,900円(税込)>>商品をチェックKABUTO(カブト)35,200円(税込)>>商品をチェックモバイルサウナ MB10A181,500円(税込)>>商品をチェックDOME ドーム297,000円(税込)>>商品をチェックEYE アイ220,000円 (税込)>>商品をチェックティピ 120/15076,450円 ~ 93,500円(税込)>>商品をチェック薪風呂 ボヘメンオープン価格>>商品をチェック

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  • ハサミとナイフの二刀流。アウトドアにも最適のキッチンバサミが登場。

    アウトドアでも自宅でも、調理の時必要不可欠なのがナイフやキッチンバサミといったカットに特化したツール。ご自宅でも蟹を捌いたり、丸鶏を買った際にそれぞれの部位に切り分ける時、サムギョプサルなどの大きいお肉を食べやすく切り分ける際や、包丁で調理するほどでもないものをちょっとだけ切りたい場合など、大仕事から小さな仕事までこなしてくれるのがキッチンバサミです。特にアウトドアではまな板要らずのキッチンバサミは重宝するものの、ナイフと機能が重複するため、軽量化を考えると持ち運びを諦めている方も多いはず。そんな方に今回は「 Daily Chef オールステンレスキッチンバサミ」をご紹介します。バナークリックで商品ページへ↓ハサミとナイフの二刀流。「Daily Chef オールステンレスキッチンバサミ」は、切れ味を求める方にぴったりのプレミアムなキッチンツールです。ハサミとしての使用だけでなく、完全分離することができるので、分離した刃は、包丁・ナイフとしても使用可能。携行性に優れています。また、196gと軽量なため、キャンプや山登りなどのアウトドアの時も持ち歩きやすく、荷物をすっきりさせることができます。人間工学を元にしたデザインと、左右対称ハンドル。硬いものから柔らかいものまで様々なものがさくさく切れて、使い勝手が良いのはもちろんのこと、人間工学を基にデザインされ、手に優しいラウンド取っ手となっています。どんな方でも使いやすいのも「Daily Chef オールステンレスキッチンバサミ」の特徴です。また、左右対称ハンドルで利き手を選ばず使用できるのも嬉しいポイント。ハサミは右利きの方に合わせた設計のものが多く、左利きの方は専用のものを買わなければならないなど、不便を強いられがち。「Daily Chef オールステンレスキッチンバサミ」は家族内や仲間内で使いたい時にも使用者を選ばない優しい設計です。持ち運びやすさだけではない、本格的な機能性。「Daily Chef オールステンレスキッチンバサミ」の刃渡りは一般的なキッチンバサミ(韓国で販売されている主要なもの)より1〜2センチ長く、力を集中しやすい形状なので、硬いものもザクっと切断が可能です。蟹の甲羅や分厚いお肉なども力が要らず、楽々カットできます。刃渡りが長いことで大きな食材や肉を一度に効率的に切断することができ、調理効率が上がり時短にもなります。一気に切ることができるので、切断面が美しくプロフェッショナルな仕上がりが期待できます。まな板に色がついてしまう上、白菜が重なる分厚いキムチなどのカットも簡単にできるので、まな板がない場合の調理や、アウトドアで簡単に調理器具を洗えない際など、必要以上のツールを使いたくない時にもおすすめできる逸品です。どんな時でも使いやすい万能キッチンバサミ。ご自宅やアウトドアシーンなど、使用のシーンを選ばない「Daily Chef オールステンレスキッチンバサミ」。様々な場所へ連れて行って、どこでも美味しい料理を楽しみましょう。------------------------------------------------------商品詳細Daily Chef オールステンレスキッチンバサミ9,900円 (税込)>>商品をチェック

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  • 旨みあふれるあぶり料理で晩酌をもっとおいしく。【伊賀焼 あぶり名人】

    家で作るのが意外に難しいのが「あぶりもの」の料理です。さっとあぶると香りが立ちやすいうえ、脂が落ちてくれるなど様々な利点があります。しかしながら家で焙あぶりをするにはバーナーや直火など技術のいる調理器具が必要で、二の足を踏んでしまう方も多いですよね。今回はあぶりに特化した調理器具「あぶり名人」をご紹介します。晩酌やごはん時のお供に是非ご検討ください。簡単に焙り料理が楽しめる。「あぶり名人」とは?「あぶり名人」は焙りもの・焼きものに最適な調理器具です。あぶりながら、焼きながら、余分な脂をカットしてくれるのが最大の特徴。健康に気をつけていらっしゃる方にもおすすめできる逸品です。卓上で焼くことができ、BBQや焼肉のようにライブ感溢れるお食事ができるのはもちろん、食材の一番おいしいときを余すことなく堪能できます。少人数で晩酌する時にぴったりのサイジングは、テーブルの上を華やかに彩ります。卓上で使える極意は「シーズヒーター」にあり。「シーズヒーター」は金属パイプ(シース)の中に、発熱体となるコイル状のニクロム線を通したヒーターのことです。特徴はとにかくハイパワーで丈夫な上、長寿命であることが挙げられます。温度が安定しやすい電熱ヒーターなので、バーナーなどの危険性がある調理器具とは違い、難しく考えなくてもしっかり食材に火を通せるのもポイントです。「あぶり名人」は(100V・1200W)を熱源に、輻射熱特有の加熱機能を最大限に活かしています。均一に熱を伝えるため、干物など表面はパリッと香ばしく、中はふっくらジューシーに焼き上がります。また、つまみによる温度調整が可能なため、食材や料理内容に適した加熱調理が楽しめるのも特徴。最下部の受皿に張った水が焼き物から落ちる油を受け止めてくれ、煙を少なくするとともに、コンロ底面への断熱のはたらきをします。安全性や自宅での使い勝手も加味されているのが特徴です。食べごろを逃さない。「あぶり名人」で食卓はもっと潤う。「あぶり名人」を生んだ伊賀焼の郷「長谷園」(長谷陶製陶株式会社)は、1832年(天保3年)創業の老舗です。楽しさ、おいしさに出あえるさまざまな卓上調理器を作り出しています。「あぶり名人」におすすめの食材は、干物・海苔・するめ・たたみ鰯・からすみなどの「焙り」、餅・田楽・油あげ・肉類・魚介類・野菜などの「焼き」、酒の燗・引きあげ湯葉・フォンデュなどの「温め」など多岐に渡ります。もちろん皆大好きな焼肉や焼き鳥などをするのにも最適で、晩酌やちょっとした集まりから、ひとり飲みまで幅広い用途をカバーしてくれます。秋刀魚も丸々一本焼けるサイズなのがうれしいところ。七輪の代わりにもなり、大変便利な逸品です。「あぶり名人」は様々なシーンで活躍すること間違いなし。「あぶり名人」は電源さえあれば使えるので、お子様がいる家庭にもおすすめ。また、火おこしなどを行わずとも調理ができるので、車中泊などでの使用も行いやすいのが特徴です。人が集まる機会や、ソロ飯、アウトドアなど多くのシーンで活躍できるポテンシャルのある「あぶり名人」。是非使ってみてください。------------------------------------------------------商品詳細伊賀焼 あぶり名人44,000円 (税込)>>商品をチェック

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  • 仏像を巡る旅 - 奈良 -

    山々が紅葉に色づき、稲穂が風にそよぐ頃、日本各地に残された古刹と仏像を巡る旅に出かけたい。永い時を超えて守り継がれてきた仏像たちは、穏やかな笑みをたたえて私たちに安らぎを与え、時として仁王のような形相で畏敬の念を抱かせる。いまだ苦しみや悲しみの絶えない現代において、仏像は一体、何を語りかけてくるのだろうか。悠久の歴史に思いを馳せて今、先人の想いを継ぐ旅へーー。日本人の心の故郷・南都で咲き誇った天平の美を辿る奈 良(奈良県)大らかで、ゆるやかな時間が流れる奈良。〝咲く花の匂うがごとく〟と詠われた古の都を巡り、ゆったりとこの地におわす、様々な御仏たちに邂逅した。先の大いなる夢のかたち人心を一つに結んだ大仏造立〝やまとは国のまほろば〟とたたえられたうるわしの都、奈良。この地で、遣唐使によってもたらされた大陸の文化が、和の文化と融合して天平文化が華麗に花開いた。仏教を深く信仰していた聖武天皇は、東大寺をはじめ、続々と寺を建立し、仏教文化も同時に花開いていく。静かな早朝、〝奈良の大仏さん〟に会うため、東大寺を訪れた。清々しい朝の空気に包まれて、大仏殿に一歩、足を踏み入れた瞬間、威風堂々、巨大な御仏が圧倒的な力量とスケールで迫ってくる。大仏建立は鎮護国家の象徴といわれているが、聖武天皇には別の真の願いがあったと、同寺・寺務所庶務係の鈴木公成さんは話す。その願いとは、人々が心をひとつにして新たな未来へ踏みだすこと。そのよすがとなるのがこの大仏造立だった。「天皇は〝一枝の草、一把の土を持って、この像を助け造らん〟という人々を募り、広く助力を求めました。天皇自ら衣の袖に土を入れて運び、柱を立てる綱を共に引いたとされ、並々ならぬ決意を感じます」参拝を終えて大仏殿を出ると、いつの間にかアジアからの旅行者であたりは賑わっている。大仏開眼の折も、インドや中国、朝鮮半島などから訪れた僧侶も参列したというが、外国の賓客の前で大仏を披露した時の、人々の誇らしさはいかばかであったろう。見るほどに大きく、広やかな御仏の姿は、この国の始まりにおいて、父祖たちが一つとなって新時代を切り開いた証し。そう思うと、胸がじんと熱くなってくる国家興隆のために建立された大寺院東大寺国聖武天皇の発願で創建され、天平勝宝4年(752)、大仏開眼供養会が盛大に行われた。その後、平安時代、戦国時代に焼失するが、その都度復興を果たし、現在の伽藍(がらん)は江戸期に再興したもの。創建当時の大仏殿は、現在の1・5倍の間口を誇ったとか。大仏造立には260万人もの人々が参加したという記録があり、日本初の壮大な国家プロジェクトだった。東大寺から奈良公園を通り、古くから春日大社の神職が住む町、高畑まで足を延ばした。緑深い閑静な住宅地の一角に、新薬師寺が佇む。ほの暗い本堂に入ると、独特の〝気〟が満ち満ちている。中心に在ましますのは、本尊の薬師如来坐像。古代ギリシャの装飾モチーフ、アカンサスの葉が光背に彫られており、シルクロードの先、遥かヨーロッパと日本をつなぐ文化の道筋をふと思う。本尊を囲むように、十二神将がすっくと立つ。十二の神々は、苦行中の薬師如来を妨害する悪魔との闘いに挑むため、12の方角に睨みをきかせている。土を用いた塑像で作られ、眼球は紺や緑のガラスの吹き玉。時折、蠟燭の炎を受けて、瞳がきらりと光り、どきりとする。一人の神将が7000の兵を率い、なんと総勢8万4000の大軍団がここにいると聞くと、先ほどの濃厚な〝気〟の存在にもうなずける。いつ観ても十二神将の格好良さ、クールさには感嘆する。凛として、生き生きと、今にも動き出しそうな気配にあふれている。リアルな〝気〟に満ちた新薬師寺には、力強いピュアなパワーがみなぎっていた。善悪一切の衆生を救い給う女人の寺の優しきみ仏平城宮跡の北東に位置する法華寺は、光明皇后が建立した総国分尼寺である。女人の寺らしく、たおやかな姿の本堂を囲む白砂に、木々の緑が冴冴と映えて、典雅な雰囲気が満ちている。光明皇后の祈りが生んだ由緒ある尼寺法華寺武天皇発願の日本総国分寺である東大寺に対して、光明皇后発願で日本総国分尼寺として建立された法華滅罪之寺。南大門と本堂、鐘楼は桃山時代に再建されたもので、いずれも重要文化財。「から風呂」は光明皇后が千人の民の垢を流したと伝わる。現・京都御所の庭を移築したとされている本坊庭園も見どころのひとつである本尊は十一面観音菩薩立像。艶めくような赤い唇、群青の髪が柔らかく頬を包む姿を見ていると、仏とは本来、男女の性を超越した存在にもかかわらず、女性であろうと思いたくなる。蓮は葉の光背を負うて、今まさに蓮池を渡ろうとする瞬間を捉えた姿は、匂い立つように美しい。「こんなにもお優しく、お美しい御仏にお仕えできることを、幸せに思います」と執事の渡邊英世さんは、静かに微笑む。清々しい境内には気高く優しい皇后の慈愛が、隅々まで穏やかに息づいている。法華寺を後にして、平城京の西側にあたる西の京へ。柱に丹を塗った豪奢な建物が並んだであろう花の都の面影を今にとどめるのが、薬師寺である。天武天皇の発願で建立された華麗な大伽藍は〝龍宮造り〟と賞されたほどだが、享禄元年(1528)の兵火でほとんどを焼した。現在は美しい白鳳伽藍が復興しており、色彩豊かな境内を歩くたびに、平城京とは、くも華やかな都だったのだろうかという思いを強くする。日本最古の十二神将立像が護る聖域新薬師寺天平17年(745)聖武天皇の病気平癒(へいゆ)を祈願して、光明皇后が東大寺南方に7躯の薬師如来を祀る寺院を建立した。当時は広大な寺域を持ち、7躯の薬師如来と脇侍(日光菩薩・月光菩薩)が安置された金堂をはじめとする大伽藍があり、南都十大寺のひとつであった。火災により焼失したが、鎌倉時代までに現在の伽藍が整備された。本尊は薬師三尊像。中央に薬師如来、向かって右に日光菩薩、左に月光菩薩の脇侍が並ぶ。薬師如来の柔和な表情は、円満相好といわれる。これはわれわれ衆生を穏やかに受け止める広やかな心の表れなのだとか。苦しみや不安に満ちた人生を見守り、最期に西方の阿弥陀如来のもとへ送り出してくれるという。「人の苦しみは無くならないもの。一切の苦厄を越える覚悟がついた時、人もまた、円満相好の境地に至れるのです」と静かに語る執事の松久保伽秀さんの言葉が、胸に深く染みてくる。薬師寺から奈良盆地の北西、なだらかな矢田丘陵の南方にある斑鳩の地へと向かう。〝いかるが〟という言葉には、どこか見知らぬ国を思わせるエキゾチックな響きがある。法隆寺をはじめ、聖徳太子ゆかりの古刹が点在する中、築地塀に沿ってゆるりと歩いていくと、太子の母・穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后建立の中宮寺に辿り着く。日本最古の十二神将立像が護る聖域中宮寺聖徳太子の宮居だった斑鳩宮を中央に、西の法隆寺と対照的な位置に創建された古刹。平安時代に衰退し、国宝の菩薩半跏像は小さな草堂に祀られていた。昭和期に入り、高松宮妃殿下の発願によって現在の本堂が完成した。本堂は格調高く、池の周りに八重と一重の山吹が植えられており、尼寺らしい優雅な雰囲気が漂っている花々が咲き乱れる小さな寺には世界の三大微笑像のひとつ、アルカイック・スマイルで知られる本尊菩薩半跏像が祀られる。艶やかな漆黒の御仏は左足の上に右足をそっと組み、右手の細やかな指が頬に触れるか触れないかのはかなさで添えられている。繊細な唇にわずかに湛える微笑み。清らかな至高の美に、思わず息を飲む。ほの暗い堂内にほんのりと浮かび上がった菩薩は、胸のあたりが呼吸しているようにも思える。美しさに胸打たれ、立ち去りがたい思いにとらわれて、寺の近くにある珈琲店に腰を落ち着けた。深く濃いほろ苦い一杯のおかげで、ようやく現世に戻ってきた心持ちになる。1300年、人間の救いをいかにせんと思惟し続けるその姿を、胸深くに刻み、斑鳩の地を後にした。古代飛鳥人の純な思いをつなぐ最古の御仏との邂逅斑鳩から程近い信貴山にある眺望の良い旅館に泊った翌日、朝早く起床し、仏教伝来の地、飛鳥を目指す。そこは日本古の都であり、様々な歴史舞台となった地である。「つぬさはふ磐余も過ぎず泊瀬山」と詠まれた古代の道、磐余の道を歩くと、大化の改新後、左大臣となった安倍倉梯麻呂が一族発祥の地に創建した安倍文殊院がある。快慶の力がみなぎる文殊菩薩像安倍文殊院奈良時代の安倍仲麻呂公や、陰陽師(おんみょうじ)として有名な安倍晴明の生誕地と伝わる寺院。平成25年に国宝に指定された渡海文殊院菩薩群像を祀る本堂の他、安倍清明に関する宝物を展示する金閣浮御堂や、特別史跡「文殊院西古墳」など見どころも多い。創建以来、ご祈祷の寺としても知られ、国宝の前で祈祷をしてもらえる。本尊の渡海文殊菩薩群像は、鎌倉時代の大仏師・快慶の作。説法のため、世界を巡る文殊菩薩が4人の脇侍を連れ、まさに雲海を渡らんとしている姿を表す。「小さな善財童子が文殊菩薩か〝これ〟と呼び止められ、〝はい?〟と振り向いて見上げる瞬間を捉えているんです」と執事の東快應さんが教えてくれた。愛らしい善財童子に後ろ髪を引かれつつ、さらに飛鳥の懐深くへ。稲穂が実をつけて、秋を迎えるのどかな田園の中に、ぽつんと飛鳥寺が建っている。ほのかに明かりが差し込む本堂で、本尊の飛鳥大仏を拝する。悠久の歴史を伝える日本最古の仏像飛鳥寺蘇我馬子の発願で創建された日本最古の本格寺院。発掘調査で当時は塔を中心に東西と北に金堂を配し、外側に回廊を巡らす壮大な伽藍だったと判明している。一塔三金堂式という当時は類いまれな様式で、大陸の最新文化が凝縮した寺でもあった。火災などで建物が焼失し、飛鳥大仏は露座の時代が続いたが、江戸期に現在の形に再建された。推古天皇や聖徳太子の発願により、鞍作鳥によって造られた最古の仏像。飛鳥彫刻らしいアーモンド形の目、筋の通った高い鼻、エキゾチックな表情は、大陸文化の影響を色濃く映す。度重なる火災に遭い、修復を重ねてきた御仏。まろやかに開かれたその瞳に苦しみの影はない。「この寺は荒廃していた時代があり、大仏様も長年、露座同然の状態でした。しかし、名もなき飛鳥人たちが何代にもわたって守ってこられたのです。連綿とつながるその尊い心を受け止めて、今、大仏様はここにおられるのではないでしょうか」と住職の植島寶照さんは話す。1400年もの間、一度もここを動かず、多くの遺跡が土に埋もれるなか、地上におわした唯一無二の御仏。この御仏の前にかつて聖徳太子も立ち、手を合わせたと思うと、時を超えた雄大なロマンを感じる。東大寺の大仏から始まった御仏を巡る旅。その締めくくりは、日本最古の都、仏教の源流の地、飛鳥に在す最古の大仏との邂逅だった。大いなる慈愛に満ちた御仏の前に、ただ、小さな、無力な一人の人間として座す。それだけで、心がふわりと軽やかになっていく不思議。天平の香り燻る御仏たちに出合い、祈り、心で触れ得た旅の終わり。今、清澄な力が体の隅々まで満ちていることを感じる。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓灯AKARI(キャンドル) 2個セット日本古来の伝統、素材を活かし、桧のおちょこを反転させてロウを流し込んだろうそく。詳しくはバナーをクリック↓ラスト枕 Panda Evolve Pillow肩・首に合わせて高さを調整できるPanda Evolve Pillowで、 あなたにとっての良い姿勢を見つけましょう。

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  • ゆったり癒し時間。燻製の魅力。

    キャンプなどのアウトドア需要が高まっている昨今。ブッシュクラフトキャンプなど本格的なキャンプはもちろん、家にいながらベランダで調理を楽しむ「べランピング」や、庭でアウトドアを楽しむ「庭キャンプ」などという気軽で後片付けも簡単な楽しみ方も生まれました。そんな際にぜひやってみたいのが「燻製」です。燻製は木材を燃やした際に出る煙で食材を燻す調理法。木材の香りが食材に移り、深みのある味わいに仕上がります。実は少し前から燻製ブームがきており、自宅でおつまみを自作する方も。今回は燻製の魅力についてご紹介します。愛好家多数。ハマると抜け出せない燻製の魅力とは。燻製といえば有名なものはウインナーやベーコンといった加工肉です。食材を燻すと、燻煙中の物質が持つ殺菌・防腐効果をはじめ、水分が抜けるため食材の保存性が高まるほか、味がギュッと凝縮され美味しくなる、食感が柔らかくなる、肉や魚、チーズ、きのこなど安い食材でも滋味深くなるのも特徴です。燻製にも様々な種類があり、大きく分けて3つあります。▼熱燻80°C以上の高温で10分から1時間程度燻製する方法で、主に香り付けが目的のものを指します。キャンプなどで行うのはこの熱燻であることがほとんど。▼温燻60°Cから80°Cの熱で3時間から5時間ほど燻製する方法。食材の内側にも煙が入り込み、食材の水分が程よく残るので柔らかな仕上がりに。▼冷燻15°Cから30°Cくらいの低温で長時間燻製する方法。1ヶ月ほど行うこともあり、水分が飛んで保存性も高くなります。外気温との兼ね合いもあり、上級者向けです。主にお家時間やキャンプなどで行うのは香り付けの要素が強い「熱燻」と呼ばれるものです。熱燻は仕上がりの色調、香りともにすぐれた燻製ができあがります。美味しく食べたい。燻製(熱燻)向きの食材とは。燻製(熱燻)向きの食材は、ソーセージ・ハム・チーズ・卵・ナッツ・豚バラ肉・ささみ・ホタテ・タコ・ 明太子などです。また、ミックスナッツや珍しいものではポテトチップスなどもおすすめできる食材です。パリッとした食感にふんわり香る燻製の風味がおつまみにバッチリ。たくあんを燻すと秋田名物・いぶりがっこのような風味のおつまみも簡単にできます。特におすすめなのが王道のチーズ。プレーンな味わいのプロセスチーズは使う木材チップの香りごとに個性が出しやすいです。多彩なチップでその時々に合わせた燻製を作ってみてください。ゆったり燻製タイムに欠かせないアイテムを一挙ご紹介。ゆったり燻製タイムを楽しむのに便利なアイテムとして、「伊賀焼 いぶしぎん」がおすすめです。いぶしぎんは空焚きも出来る土鍋のため、ロースト料理に最適。じっくり燻すので、様々な食材の旨味を最大限に引き出すことが出来ます。土鍋は急騰、急冷しないポーラス(多気孔)な生地のため、食材の酵素が働く40℃〜60℃を長く保ちます。ゆっくり温まり、ゆっくり冷めることで食材に酵素が長時間作用して、旨味と甘味を増やしてくれるのが特徴です。本体と蓋の間に水を張るシーリング効果で、煙が外に漏れない仕組みになっているので、お家でもお外でも楽しみやすい仕様になっています。燻して楽しみたいものとしては、「鹿肉ソーセージ」がおすすめ。発育環境の整った静岡県内に生息する日本鹿にこだわり、捕獲から精肉加工まで、独自ルートにて厳選された安全で新鮮な鹿肉を調達しています。 新鮮な国産鹿肉を食べやすい風味と食感に仕上げた極みの鹿肉ソーセージで、ジビエ肉のWildな歯ごたえとさっぱりとした旨みがバランスよく、燻製にもよく合います。燻製といえば合わせたいのがお酒。土鍋と同じ伊賀焼の「伊賀焼 粋」シリーズは、焼酎を楽しむ酒器として作られました。底面を削り出し、水滴で卓上を濡らさない為の工夫を施してあるのが特徴です。こだわり抜いた素材で職人が一つ一つ手作りで制作しています。燻製でのんびりとした時間を価値のあるものに。手軽にできるのに、普段の食卓では楽しめない特別な時間を過ごせる燻製。燻製ができるまでの贅沢な時間を、ゆったりすごしてみてください。------------------------------------------------------商品詳細伊賀焼 いぶしぎん 全2種11,000円 ~ 16,500円 (税込)>>商品をチェック鹿肉ソーセージ 男の隠れ家PREMIUMセット5,000円 ~ 9,000円  (税込)>>商品をチェック伊賀焼 「粋」シリーズ 酒器 全2種類7,700円 ~ 8,800円(税込)>>商品をチェック

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  • 車好き垂涎の一冊。【モーターファン別冊ニューモデル速報・復刻版】

    自動車は永遠の憧れ。旧車から新車に至るまで多くの方の心を惹きつけて止みません。特に昔の車は、その特異な形状などから今でもファンが多く、現代でも「名車」と言われ愛されています。様々な車を紹介する三栄の「モーターファン」という雑誌は、戦前の国産量産自動車1桁の時代から、戦後創刊当初のオート三輪、二輪車等の安価な実用車と大型商用車だけの国産車時代など多くの車を紹介してきた雑誌です。現在の自動車大国・日本の発展に貢献した歴史ある雑誌で、長い間色々な分野の方に愛されてきた雑誌でもあります。今回はそんな「モーターファン」の人気シリーズ・別冊名車シリーズの復刻版をご紹介いたします。自動車ファンにはたまらない、憧れの「モーターファン」別冊名車シリーズ。長い歴史を誇る「モーターファン」は、時代ごとにその“時”を象徴する名車たちを取り上げ、丁寧に紹介することに定評のある自動車雑誌です。一冊でそのクルマのすべてがわかる、きめ細かな特集が特徴で、自動車ファンに愛されてきました。取り扱う自動車のカバー範囲は多岐に渡り、スポーツカーからラグジュアリーカー、コンパクトカーなど、その車種ならではの魅力が浮き彫りになる、斬新な切り口で他誌を圧倒していました。時が経つと、雑誌は絶版となってしまうもの。しかしながら根強いファンの声に応え、絶版となってしまった当時のタイトルを、オンデマンド印刷により再製本してあります。当時の雑誌スタイルで届くのが嬉しい。広告を除いたページが当時の雑誌スタイルでお手元に届くのが、この「復刻版」の特徴。定番企画として人気だったライバル車との比較、使い勝手の徹底チェック、デザインコンセプトに関するインタビュー、メカニズムの詳細解説、開発ストーリーなど、当時のままの記事が新たな印刷で甦ります。加えて人気の付属品、縮小版のカタログも再掲載しています。クルマが強烈な個性を主張していた時代の空気感が、躍動感あふれる写真から伝わってくる新しい形の紙媒体です。すべてA4変形版オールカラーで製本され、見やすく美しいビジュアルが特徴となっています。「第1弾 トヨタ・ソアラのすべて」から始まり、「第114弾 カプチーノのすべて」や、「第71弾 新型スカイラインのすべて」など、車ファン必見の逸品となっています。------------------------------------------------------商品詳細モーターファン別冊ニューモデル速報【復刻版】全19車種1,980円(税込)>>商品をチェック

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  • レトロさがお洒落で新鮮。人気漫画&アニメ「よろしくメカドック」グッズが登場。

    少年たちの夢をのせた漫画が多く掲載されていた80年代。名作少年漫画が続々発表されていた時代ですが、ことレースものの漫画となると、本数は数多くあれど荒唐無稽な設定のものが多く、本格的な漫画は中々ありませんでした。「よろしくメカドック」は、国産車のチューニングを扱った作品です。作中ではチューニングのほか、連載当時に研究・開発されていた「自動車の最新技術」についても取り上げられています。シリーズ中盤からは、その先端技術を導入した車種も登場しているという、本格的な作品です。チューニング漫画の金字塔「よろしくメカドック」とは。あらすじとしては、東京にあるチューニングショップ「メカドック」(Mechanical Doctorの略で、車の医者という意味)に勤める主人公・風見潤が、店に出入りする常連客の求めに応じチューニングを行うものでした。その後、自分が手がけた車を走らせているうちに他のチューニングショップとの関わりが発生し、数多くのレースに参戦することになるというストーリーです。初めの大きなイベントとして、アメリカで1970年代に行われたレースイベント「キャノンボール」にチャレンジするキャノンボール・トライアル編があります。その中ではトヨタ・セリカXX、マツダ・サバンナRX-7、日産・フェアレディZ、いすゞ・ピアッツァ、日産・スカイラインGT-Rなどの人気車種が登場しています。4つの大きなイベントとその間を繋ぐ細かいストーリーで成り立っており、都度クルマファンにはたまらない人気車種が登場するのがポイント。様々な車種が織りなすレースは手に汗握る展開です。多くの熱狂的なファンを魅了している「よろしくメカドック」のグッズが登場。「よろしくメカドック」はカーレース漫画およびアニメの中でも、当時の自動車最新技術のことを深く知れるなどカーファンにはたまらない作品。今でも多くのファンを魅了しています。そんな「よろしくメカドック」のグッズが男の隠れ家PREMIUMに登場。当時を知らない方でもそのポップな見た目に釘付けになってしまいます。昭和レトロなものがリバイバルしている昨今、持っているだけでテンションの上がる逸品です。男の隠れ家PREMIUMで取り扱っているのは12アイテム。どれも使いやすくお洒落なものばかり。どんなシーンでも合わせやすいさりげなさが特徴です。その中でも選りすぐりの品をいくつかご紹介します。お洒落さも使いやすさも満点。「よろしくメカドック」グッズ。「よろしくメカドック アクリルキーホルダー」はミニモンキーレンチがセットされたキーホルダー。メカドックらしさをアピールしつつクールな仕上がりです。絵柄は人気の高い3種類で、チャンピオンフラッグをあしらったもの、メカドックのロゴ、そしてレーシングワタナベのロゴとなっています。「よろしくメカドック ステンレスマグ」は、ステンレスの無骨さが光る、取っ手の折りたためるマグです。外側が結露しにくく保温保冷効果が高いマグカップで、機能性もバッチリ。チューニングショップの名のメカドックと、その正式名称であるMechanical Doctor(メカニカルドクター)という文字が表裏にプリントされているのがポイントです。「よろしくメカドック 刺繍ロゴメッシュキャップ」は、ピットクルー気分が湧き上がる粋なキャップ。物語の核となっている東京のチューニングショップ「メカドック」のロゴが刺繍されたブラックのキャップは、身につけるだけで楽しい気分に。他にもトートバックや昔懐かしい缶バッチ、クリアファイルなど、コレクター魂をくすぐる逸品が勢揃いしています。「よろしくメカドック」のグッズで、昔懐かしい気分を盛り上げよう。男の隠れ家PREMIUMでは「よろしくメカドック」の様々なグッズを展開しています。昔懐かしい気分を盛り上げるもよし、他の人と被らないレトロを楽しんでみるのもおすすめです。------------------------------------------------------商品詳細よろしくメカドック フェイスタオル1,650円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック チーム ワタナベ トートバック缶バッジ付3,630円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック ステンレスマグ3,300円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 耐水ステッカー 3枚セット1,650円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック クリアファイル 3枚セット1,100円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック ブラインド缶バッジ 全10種3,000円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 刺繍ロゴメッシュキャップ4,400円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 両面アクリルキーホルダー 全4種550円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック アクリルスタンド 全3種1,375円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック アクリルキーホルダー 全3種1,100円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 表紙風ミニアクリルブロック 全3種770円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック ポストカードセット 全2種1,100円(税込)>>商品をチェック

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  • 本格派バーの扉を開ける

    ※本記事の内容は雑誌掲載時点の情報です。オーセンティックとは「信頼できる正統派」という意味を持つ。ちまたに酒場は数あれど、ちょっと良い酒を飲むなら腕・味・もてなしが三拍子そろったBarがいい。さらにプラスαで“雰囲気がいい”となれば最高だ。2010年以降にオープンした、比較的新しい「本格的なBar」へ今夜、一緒に特別な一杯を求めて出かけませんか?東京から1時間、海辺のバーへの小旅行Bar d【神奈川・江ノ島】2014年11月、片瀬江ノ島駅から数十歩のところに、オーセンティックなバーが誕生した。潮が香り、トビの鳴き声が聞こえる稀有なバーである。喫茶店と間違えた客が扉をたたくのも仕方ない。天気のいい日はテラスの窓を開けはなし、店内は大胆でいて落ち着いた色彩でまとめられている。ソファに身をあずけたら、もうずいぶん遠くに来てしまった気分だ。あとはバーテンダーの田辺武さんに委ねればいい。供されたのは、豊潤な甘さをたたえるワイン。一口大のブルーチーズをサンドしたドライイチジク、フォアグラとチョコが添えてある。メニューはないが、酒とスイーツのマリアージュに田辺さんの抜群のセンスが光る。どんな味わい方がよいのかたずねてみた。「自由でいいんですよ」と前置きをして、こう教えてくれた。「イチジクを口に入れて、多めに甘いワインを含んで。うつむいて目を閉じながらよく噛んでみてください」。イチジクの軽い酸味や種の食感、濃厚なブルーチーズのコク、ワインの豊かな甘みが渾然一体になる。遠くから「ピーヒョロロロロ」なんて鳴き声が。瞬間、ここが楽園になった。繁華な渋谷駅前に潜む“秘密結社”の入り口BAR CAPRICE【東京・渋谷】渋谷の名門バーで研鑽を積み、2014年11月に開店。ここでなら、惜しまれつつ幕を閉じたあのバーのカクテルにも、師匠ゆずりのもてなしにも合える。目立つ看板はない。これぞ隠れ家である。だが女性客も多く、店内は和やかなムード。時にブラックなジョークも飛ばす、バーテンダー・福島寿継さんの軽妙な話術と人柄ゆえだ。渋谷 109 ビルの「コ㆑ヒオ」、渋谷センター街の「コ㆑オス」(現在は共に閉店)。異色の場にあったオーセンティックバーで、マスターの右腕として活躍してきた。だから、「ここなら安心」という女性客が多い。福島さんが言う。「秘密結社のようでしょ。でもうちは奥様、旦那様が公認してくれるバーなんです」。華やかな夜にふさわしいチャンピオンカクテルBar 耳塚【東京・銀座】数々の大会優勝者を輩出する銀座「リトルスミス」にて18年。自身も世界大会で優勝を果たした耳塚史泰さんが2014年2月に開店。本バーテンダー協会主催の全国バーテンダー技能競技大会で総合優勝を果たしたのは、2011 年のこと。翌年には IBA ワールドカクテルチャンピオンシップで部門優勝。栄誉あるチャンピオンカクテルが飲める。「大会は華やかな舞台ですが、バーテンダーはお客様の求めに的確に忠実に応えるもの。「ストライクゾーンに球を投げるイメージです」。耳塚さんの言葉の端々には、堅実な人柄がにじみ出る。前店で着ていた真っ白なバーコートでなく、ベストを選んだのも、「気張らずフットワークよく動きたい」という心の表れである。森の香りがする空間でモルト&ラムを味わうBar 3wood【東京・浅草】2012年7月開店。前面に木を用いた空間は、森にいるような心地良さ。迷い込んだ気分になって、未知の酒にトライしてみたい。「木々が造る自然のトンネル。それがこのバーを造る時に思い浮かんだんです」と、バーテンダー・堀江景太さんは言う。無垢の木を多用し、窓からは木々の緑が望め、一歩店内に入ると気分ががらりと変わる。酒は、シングルモルトとラムが二本柱。「自宅のストックが最近減ってきちゃって」と苦笑するように、棚にはこつこつ買い集めた好きな酒を並べる。あまり見かけないラベルの希少な酒も多い。迷い込みそうになってもご安心を。目の前の頼もしいバーテンダーがアテンドしてくれる。店主が惚れ込むアイリッシュとマティーニが主役BAR K's Ave. DARA【東京・池袋】2015年5月開店。アイリッシュウイスキーを希少な銘柄も含めて常時約20種そろえ、カクテルにも心を砕く。その心とは?様々な酒を飲んでみた中で、バーテンダー・大石和広さんがたどり着いたのが、アイリッシュウイスキーだ。「ウイスキー発祥の地といわれてますし、なにより滑らかで飲みやすいんです」。一方で、「 20代はマティーニに費やした」と言うほど、マティーニを大事にしている。バーを訪ねては研究を重ねた。目指したのは、喉を滑るようでドライ感もある配合。大石さんいわく、「カクテルは作り手の数だけ味があるし、ウイスキーにはロマンがある」。ここに来たなら、ぜひその両方を味わいたい。駆けつけには喉を潤すハイボールBAR 長谷川【東京・根津】根津の静かな細道に、2015年4月開店。キレのいい氷なしのハイボールと、小腹を満たす料理でごきげんになれる。一日約200杯も出るハイボールの名店で経験を積み、自身の店を構えた。そんな前情報を知らない客も、この一杯を飲むと「おっ」となる。注ぐのにかかる時間はわずか数秒。冷凍庫でキンキンに冷やした「サントリー角」を用いるため、氷を入れずともヒンヤリ。薄まることもない。オールドファッションな店の雰囲気同様、カクテルもごくスタンダードなものを丁寧に作る。うれしいのは、サンドイッチなどの軽食があること。明るめの照明のもと、本を片手にグラスを傾けるのも至福。日常を抜け出せるエアポケット空間bar cafca.【東京・南青山】2012年11月に開店したバー。階段を下りた先は、まるで時間が止まった廃城のごとき世界。早い時間の開店で、白昼夢を見たような気分に。「自分でも時々時間の流れがわからなくなります」。バーテンダー・佐藤博和さんが話すように、日常の喧騒とは無縁の空間である。供するのは、古い時代のものや造り手の思いが込もった酒。注ぐのはバカラ、モーゼルといったグラスで、その美麗な輝きにしばしうっとりとなる。カクテルはもとより、コーヒーも美味。自家焙煎の豆をネルで一杯ずつ淹れる。コーヒーカクテルの美味しさは言わずもがな。ちょっと厭えんせい世したい時、自分の時間を取り戻したい時、エスケープできる。女性バーテンダーが作る真心のこもった一杯に時を忘れるBAR アンドレイ【京都・祇園】祇園の中心から少し離れた閑静な一角、扉を開ければ、そこにバーテンダー・今泉さんが作り出すもてなしの空間が広がる。2012 年 6 月オープン。祇園の北、ビルの 2 階にあるバー。バーテンダーの今泉麗さんがホテルなどで十数年働いた後、満を持してバーを始めた。店名は自身の名前と「&」をかけている。対となるのは酒、そして客だ。「この店で自分の時間をゆっくり過ごしてほしい。私はそれをお酒と会話でお手伝いする感じです」と今泉さん。特製のブラッディマリーはトマトを丸ごと一個使い、果肉を残した飲み応えのある一杯。秋になると柿やイチジク、ラ・フランスを使ったカクテルも登場する。和とモダンが融合する町屋のバーで甘いひとときをWINE & SHOT BAR The door,, 高倉店【京都・四条】京都の伝統的な町屋を活かした落ち着いた雰囲気の和空間では、非日常の格別な時間を過ごすことができる。2010 年に四条高倉の町屋を改装しオープン。一枚板のカウンターは 9 席用意され、そこから見える坪庭など落ち着いた和の魅力が広がる。1751年から続く日本を代表する造園「植治」の小川勝章氏が手がけた庭を眺めながら飲む酒は格別だ。また、2 階にはテーブル席があり個室も 5 部屋用意。ソムリエの溝口達也さんは「バーテンダーと私とシェフで、ホテルバーに引けを取らないおもてなしを提案しています」と語る。デザート感覚で味わえるフ㆑ッシュフルーツのカクテルは絶品。スコッチウイスキーに酔いしれる秋の夜BARPARKMORE【大阪・北新地】「ウイスキーに対する間口を広げたい」気軽に酒のことを教えてくれる、気さくな店主と酒談義に華を咲かせるもまたよし。賑やかな北新地の繁華街にある隠れ家的バー。店内には店主・高谷幸次さんが集めたスコッチウイスキーがズラリと並ぶ。その数はスタンダードから㆑アなものまで約300本に上る。元はトラック運転手だったという高谷さんは、その頃からスコッチウイスキーの大ファン。酒の味と歴史を知るほどに、その奥深さに魅せられて2002年、ついにバーをオープンした。現在は当地に移転して 3 年の月日が流れ、今宵もスコッチファンが店のドアを叩く。しかし高谷さんいわく「ハードルを高くしたくはないんです。一人で、あるいは恋人と気軽に飲みに来てほしい」。その言葉通り、高谷さんは客によって飲みやすい酒を提供するなど配慮を怠らない。スコッチ初心者であっても気兼ねすることなく時間を過ごせるアットホームな雰囲気も店の魅力となっている。シェリー樽の匂いが香る上質の一杯を味わいながら、自分の時間に浸る。あるいは客同士で好きなスコッチの話で盛り上がるのも一興だ。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓メタルカードウォレット JUSTE CHIRONスキミングが防止でき、ICカードがそのまま使える。創業50年、滋賀県草津市の金属加工メーカーが本気で作ったメタルカードウォレット。詳しくはバナーをクリック↓折燕 ORI-EN 二重タンブラー 260ml 310ml 全3色保温保冷に優れた二重構造、唯一無二のデザイン。

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  • 個性的なアニマルと楽しむ、アロマの癒し。

    おうち時間の増加で人気となったのがアロマディフューザー。使うと良い香りを部屋中に漂わせてくれる便利なアイテムです。ナチュラルなアロマを上記とともに部屋に優しく広げてくれるものもあり、冷房で乾燥した室内や、冬の加湿に使っている方も多いのではないでしょうか。リラックス効果が高いアロマを気軽に取り入れられるということもあって、アロマディフューザーの使用を検討されている方も多いです。その反面種類が多くあり、どれを選べば良いのかチョイスが難しいのも事実です。今回はどんな方でも使いやすい、愛嬌溢れる動物のアロマディフューザーをご紹介します。良い香りがお部屋いっぱいに広がる。アロマディフューザーとは。アロマディフューザーとは、その名の通り、部屋にエッセンシャルオイルやアロマオイルの香りを拡散するためのアイテムのことを指します。アロマは香り、ディフューズは拡散という意味です。アロマディフューザーには大まかに言って4種類ほどあり、加熱式・気化式・噴霧式・超音波式などが挙げられます。加熱式はその名の通り、アロマポットなどのフレグランスオイルを垂らした陶器を、キャンドルや電気などで加熱することにより温め、香りを拡散させるものを指します。比較的安価で、お部屋のインテリアや灯としても使えるのが特徴です。気化式はアロマスティックやアロマストーンといったものにアロマオイルを染み込ませ、自然に気化させて香りを広げます。このため比較的香りの広がり方が穏やかです。火など加熱を要さないので、比較的安全に使用できるのもポイントになっています。噴霧式はフレグランスオイルをネブライザーなどで直接噴霧するのが特徴です。香りの劣化が少なく、雑菌が繁殖しづらいのも良い点です。超音波式はフレグランスオイルを垂らした水を超音波で気化させて香りを広げます。蒸気を一緒に広げられるので、良い香りとともに加湿ができるのもポイント。こまめなお手入れが必要なものの、火を使用しないため安全なのもおすすめできる要素です。長所・短所を見極めて、自分のお部屋にあったアロマディフューザーを選ぶのが大切です。気軽にリラックス。アロマディフューザーのよさ。アロマディフューザーを使う際に使用するアロマオイル(エッセンシャルオイル、精油)には多彩な効能があります。芳香を楽しむだけでなく、リラックスやリフレッシュ、抗菌や消臭といった香りにまつわる効果から、防虫効果まで様々です。ラベンダーやローズというリラックス系のアロマをはじめ、レモンやオレンジといったリフレッシュ系のもの、ペパーミントやユーカリといった消臭に適したものなど多くの使い道があるので、手軽に気分を変えたり、お部屋の雰囲気を変えたい場合に是非使ってみてください。愛らしさと個性的なフォルム。アニマルアロマディフューザーに癒される。「アニマルアロマディフューザー」はキュートなフォルムが魅力的なアロマディフューザー。他には中々ない、フレンチブルドッグ・ボストンテリア・ゴリラの3タイプから選べます。動物の口や鼻から蒸気が溢れ出す様は、何とも可愛らしく愛嬌があります。ポップな雰囲気を纏いながらも、陶器と木目のコンビネーションで作られているので、シックなお部屋のワンポイントにも使えます。可愛らしいものが好きな方も、お部屋のお洒落なハズしとして使いたい方にも。アニマルアロマディフューザーで、香りを取り入れた上質な暮らしを堪能してみてください。------------------------------------------------------商品詳細アニマルアロマディフューザー12,000円 ~ 18,000円 (税込)>>商品をチェック

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