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男の隠れ家コンテンツ

  • 都会暮らしに森の香りのタオルケット。【MOKU-NUNOタオルケット】

    夜の眠りを左右するのが肌触りの良い寝具です。じめじめしがちな素材の布団では汗をかきやすく、睡眠中の不快指数が格段に上がってしまいます。都会暮らしの方が多い昨今、木々のざわめきや爽やかな香りを楽しむことはなかなか難しいもの。睡眠という心身のヒーリングタイムに、自然を感じられたらと思う方も多いのでは。そんなときに使ってみていただきたいのが、ふんわりとした触り心地と森の香り漂う「MOKU-NUNOタオルケット」です。やさしい肌触り。「MOKU-NUNOタオルケット」で快適な睡眠を。長い人類の歴史の中で、人間は自然と共生してきました。この記憶は深くDNAに刻まれています。しかしながら産業革命やIT化により、人々は自然から離れて生活するようになりました。毎日の生活に、自然の温もりを取り入れることで、心と体がリラックスします。日々お疲れの方に癒しをもたらしてくれるのが、「MOKU-NUNOタオルケット」。「MOKU-NUNOタオルケット」は世界で初めての試みである間伐材から作られた木糸と、オーガニックコットンで織りなされたワッフル布で作られています。100%自然素材で作られており、ほのかな木の香りと心地良い肌触りが、あなたの日々の疲れを癒します。穏やかな気持ちになれ、ゆったりと過ごしたい時間や、睡眠時にやさしく寄り添ってくれます。まるで森林浴をしているような爽やかさ。機能性も抜群。間伐材から作られた木糸とオーガニックコットンを使用。スギのほのかな香りがあなたを包み込んでくれ、こころを鎮静化し、穏やかなリラックス状態へ。まるで森林浴をしているような、爽やかな香りに包まれることで、心地よい眠りにつくことができます。一回り大きなサイズで、身体を丸ごと木々に抱かれているやさしさを感じられます。穏やかな香りに癒される特別なときを楽しんでください。また、通気性に優れ、蒸れを防ぎ、不快なにおいを防いでくれます。調湿性と抗菌力も併せ持ち、常に清潔で快適な状態を保ちやすいのも特徴。ご家庭での洗濯が可能で、幼い子供でも安心して使えます。「MOKU-NUNOタオルケット」で癒しのひとときを味わおう。「MOKU-NUNOタオルケット」はウッドデザイン賞2023を受賞しました。オーガニックコットンの使用など、これからの時代に重要なエシカルな消費に応える選択をしています。地球にやさしいタオルケットで、癒しのひとときも味わいましょう。------------------------------------------------------商品詳細MOKU-NUNOタオルケット24,800円 (税込)>>商品をチェック

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  • どこでもリラックス。アウトドアでサウナ・薪風呂。

    穏やかな気候の日に、屋外で過ごすひとときは、現代人にとってかけがえのない癒やしの時間。自然の中に身を置くことで、日々の忙しさやストレスから解放され、心も体も深くリフレッシュされるのだ。太陽の光を浴びることは、私たちの体に多くの恩恵をもたらす。日光にはビタミンDの生成を促す働きがあり、骨の健康を保つだけでなく、免疫力の向上にもつながる。また、自然光を浴びることでセロトニンという“幸福ホルモン”の分泌が活性化し、気分が明るくなったり、不安感が軽減されたりすることも科学的に示されている。風の心地よさや木々のざわめき、鳥のさえずりなど、自然の音や感触もまた、私たちの五感を刺激し、リラックス効果をもたらす。これらの自然の音は、脳波に穏やかな影響を与え、深いリラクゼーションを引き起こす。公園のベンチで本を読んだり、芝生に寝転んで空を眺めたりする時間は、何も特別なことをしなくても心が満たされていく。このように気候のいい日に外でくつろぐことは、多くの面で私たちに良い影響をもたらしてくれる。だからこそ、そんな日には意識的に屋外に出て、自然の中でのびやかに過ごす時間を持つことが大切。今回はアウトドアでサウナ・薪風呂を楽しむために必要なアイテムを見ていこう。お気に入りのフィールドで至福のセルフロウリュを。「モバイルサウナ MB10A」は本格的なロウリュが楽しめる屋外専用の携帯式サウナ。ゆったりした室内には大きな窓が備わり、テント内から屋外の眺めを楽しみながら、リラックスしたサウナタイムを満喫できる。ロウリュはストーブの上で熱したサウナストーンに水をかけ、水蒸気を発生させることにより発汗を促し、身体を芯から温めてくれる。組み立ては約20分で完了し、プライベートな空間でのサウナ浴が実現。「モバイルサウナ MB10A」は室内から美しい景色を眺めるための大きな窓が備えられ、心地のよいロウリュと共に心身がいっそうリラックス。また、巻き上げカーテンを下ろすことでしっかりとプライベート空間も保てるのがポイント。ストーブは側面と背面の遮熱シールドで覆われ、輻射熱から周囲の人や可燃物を保護。同時に、本体と遮熱シールドの間に対流が発生し、テント内の冷たい空気を集めて効率よく暖める機能を完備。 燃焼炉の後方に備えられたスパークキャビティーは、排気ガスから火の粉を分離し、煙突からの火の粉の飛散を低減させる。いつでもどこでもリラックス。運べる薪風呂。スウェーデンの Hikki(ヒッキ)社製薪風呂「ボヘメン」は、シンプルでありながら、随所にオーク材が使われた北欧ならではの温もりのあるデザイン。これまでのアウトドアバスタブになかった横長でゆったりとしたサイズは、足を伸ばしラックスしたスタイルでの入浴や、家族や仲間と同時に入浴することを可能に。広々したバスタブながら、大人2人で運搬できるためいつでもどこへでも持ち出し自由。お気に入りの場所で入浴ができるので、キャンプやアウトドア、別荘での入浴に最適。自宅や別荘の庭で、川や湖のほとりで、澄んだ空気の森の中、雄大な山景に抱かれながらなど、好みのシチュエーションで入浴できるのが薪風呂ボヘメンの醍醐味。時にモバイルサウナやアウトドアストーブを合わせることで、炎、食、リラックスを同時に満喫できる、オリジナリティに満ちた遊びの空間を楽しめる。鉄と炎が織りなす薪火遊びの世界。「Tipi(ティピ)」は錆びた鉄の味わいを楽しむアウトドアファイヤープレイス。折り紙を思わせる直線的な造形は、東洋的な洗練された美しさ。煙突効果のある三角錐の形状が煙を上へと送り、快適に焚火を楽しめ、時が色を育て、環境と調和していく光景は、庭のアートオブジェとも言える逸品。「Tipi(ティピ)」は表面のサビが燃えるような赤から、徐々に渋味の増した暗褐色に変化。用いられている素材は、緻密な保護性錆を作り出す特殊合金コールテン鋼。コールテン鋼は表面のサビにより内部が保護されるため、優れた耐候性が特徴。時が色を育てるサビの味わいが楽しめる。山間部などの朝夕が冷え込む現場に持っていけば、外で行う着替えの際なども快適差を保てる。美しさと機能性が合わさったファイヤープレイスだ。こだわりのサウナ・薪風呂でワンランク上のアウトドアを。自然とともに過ごす時間は、心を豊かにし、日常に新たな彩りを与えてくれる。非日常にぴったりのグッズとともに、ワンランク上のアウトドアを。------------------------------------------------------商品詳細モバイルサウナ MB10A181,500円 (税込)>>商品をチェック薪風呂 ボヘメン999,999,999円 (税込)>>商品をチェックティピ 120/15076,450円 ~ 93,500円 (税込)>>商品をチェック

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  • 小さな秘密基地を造る裏技。その3

    ”秘密基地”と聞いてワクワクするのは子供ばかりではない。大人だってそれは同様だ。ただ大人の場合は、日々の生活の中でそれが「ホッとする」場所になるということ。心身共にリセットして明日からまた頑張ろうといった活力も湧いてくる。そして“秘密基地”は小さい方が良い。ジャストフィットな心地良さに身を委ねてみたい。1.リビングの一部を区切ったブックカフェのような秘密基地東京都  O邸Oさんがこの自分の隠れ家スペースを造ったのは、ひとりの時間を過ごせる場所が欲しいという、男性なら誰にでもある願望を実現したかったからだ。そこで不動産屋巡りを繰り返したが、なかなか自分が住むというイメージが持てない物件ばかりだったのであきらめかけた時、偶然知ったのが、家探しから生活スタイルに合わせた部屋造りを全て一社で行えるというワンストップリノベーションだった。こうして念願だった本に囲まれた自分のスペースが実現したのである。「狭いスペースでのんびり本を読んでいると日頃の疲れも忘れてしまいます」とOさん。この秘密の空間を造る上で譲れなかったのは壁一面の本棚。底板可変式の棚にして美術書や写真集などの大型変形の本から文庫まで収納できるようにした。また、リビングとの仕切りは格子ガラスと足場板の鉄のパーティションのみにして、家族がいるスペースとの隔絶感を無くし、狭くても窮屈さを感じさせない適度な開放感とこもり感を実現したことも満足しているという。「カーペットの感触が気持ち良くて、よくゴロゴロしていますよ(笑)」2.ビルトインガレージの奥を趣味の世界にDIYの作業場としても使えるスペース東京都 水野邸重厚なアメリカ式オーバースライダーのシャッターを開けると、そこはガレージ。右手にはガラス窓を隔てて玄関が見え、土間でつなげた家の玄関からも出入りできる構造になっている。そのビルトインガレージの奥まった正面が水野さんの趣味スペースだ。自ら机や棚をD I Y で設置し、趣味のラジコン作り、バイクや自転車の整備などを楽しんでいる。「手を動かしている時はLPレコードがB G M 。高校の時から集めたものですが、子供たちに触られたくないのでプレイヤーと共にここに置いています」。ひとりになりたい時にはとっておきの場所なのだという。3.リビングに隠れ家ような小屋とこもれるベッドスペースを神奈川県 I邸1 L D K の部屋を広く使えるように壁を造らない空間の一角に、立体利用できる小屋のようなロフトをリビングに設置したIさん。1階は穴ぐらを思わせる隠れ家的書斎で、その上はベッドスペースになっている。またリビングに面している部分は本棚にしてL D K の空間を無駄なく使っている。4.白壁とレトロな窓が趣を醸す小さな書斎兼趣味の部屋東京都 Mom 邸リビングの隣に設えた書斎はレトロな窓が目を引く居心地のいい空間。窓を設置した理由は光を取り入れることと通気が基本だが、構造上書斎にエアコンが付けられないので、窓の開閉で温度調節をする役割もある。しかし何より一番は、書斎にいても家族のつながりが感じられることだという。5.干渉せずに互いの時間を充実させるためベッドルームに造った夫婦別々のミニ書斎東京都 内野邸下町の賑わいが残る人気の町で、地下鉄の駅近くのマンションという恵まれた住環境。その高層階に住むのが画家をしながら会社勤務をしている内野隆文さんと、ギャラリーに勤めているという奥さん。共にアートに関係している夫婦だ。室内に入りエントランスとリビングをつなぐ年代物のドアを通り抜けると、隆文さんの作品やコレクションしているアンティークなどが飾られた白い壁が目に入ってくる。この壁の内側に夫婦別々のミニ書斎が置かれている寝室がある。アート好きな夫婦が、この理想の部屋を考える際に巡り合ったのがワンストップリノベーションだった。そのシステムを知ったことで部屋造りの理想に近づいたのだ。「新築物件の整ったきれいな空間ではなく、中古物件を自分たちならではの感覚で、好きなように仕上げることができるシステムが気に入りました」とご主人の隆文さん。そして目指した部屋が、夫婦別々の時間を過ごすミニ書斎を設置することと、アートギャラリーのような空間だった。ところが、50㎡に満たない空間だったために、夫婦別々のミニ書斎造りがリノベーションの際に一番頭を悩ませる部分となった。図面段階で書斎をリビングに置いたりと紆余曲折、試行錯誤があったという。そして「ベッドを置く寝室の両端にすれば、適度な距離感が保てるんじゃないか」と考えて、ようやく現在のレイアウトにたどり着いたそうだ。今は〝アートギャラリー〞のような室内の雰囲気に浸り、適度に離れた書斎で自分の時間と空間を楽しむことができて満足です、と語る内野さん夫婦。気に入ったアンティークや作品に囲まれた部屋から、都会の夜景を眺めながら珈琲を飲むのが一番好きな時間なのだと話してくれた。しかし悩みもある。「増えてくる自分の作品とアンティークのコレクションを収納する場所を考えないと」。理想の空間造りは未だ道半ばだと語る内野さんだ。小さな秘密基地を造る裏技。その1小さな秘密基地を造る裏技。その2----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓灯AKARI(キャンドル) 2個セット日本古来の伝統、素材を活かし、桧のおちょこを反転させてロウを流し込んだろうそく。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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  • 眠りと部屋。

    私たちの生活において「眠り」は欠かすことのできない生理的な活動です。1日の約3分の1を占めるこの時間は、単に体を休めるためだけのものではなく、心身の健康を保つために極めて重要な役割を担っています。睡眠は身体の回復を助けます。日中に受けた肉体的な疲労や細胞の損傷は、睡眠中に修復されます。特に深い眠り(ノンレム睡眠)の段階では、成長ホルモンの分泌が活発になり、筋肉や臓器、皮膚などの再生が進みます。これは子どもにとっての成長だけでなく、大人にとっても老化を防ぐ大切なプロセスです。また、睡眠は脳の働きにとっても不可欠です。日中に得た情報や経験は、睡眠中に脳内で整理・定着されます。これにより記憶力が高まり、学習効果も向上します。特にレム睡眠の段階では、感情やストレスの処理が行われ、精神的なバランスを保つ助けとなります。実際、睡眠不足が続くと、注意力や判断力が低下し、うつや不安のリスクも高まることが研究によって示されています。さらに、免疫力の維持にも睡眠は深く関わっています。十分な睡眠をとることで、体はウイルスや細菌に対する抵抗力を高め、病気にかかりにくくなります。逆に慢性的な睡眠不足は、風邪を引きやすくなったり、生活習慣病のリスクを高めたりする要因となります。現代社会では、仕事や勉強、スマートフォンの利用などによって睡眠時間が削られがちですが、短時間睡眠が積み重なると、思っている以上に心身に悪影響を及ぼします。日々の生活の質を高め、健康を保つためにも、自分に合った十分な睡眠時間を確保することが大切です。そこで今回は、「眠りと部屋」について、男の隠れ家PREMIUMで買える睡眠を助けるグッズをご紹介します。眠りに一番必要なものといえば枕。寝るだけで首をケアする枕。眠り姿勢は健康に直結します。肩こり・眼精疲労・頭痛など、これらの原因に「首」が関係していることはご存知でしょうか。人間の体は骨や筋肉などが繋がって構成されています。​そのため、現代人にありがちなストレートネックなどの首の不調が周辺の筋肉に影響し、痛みの原因となって現れることがあるのです。ストレートネック解消にはストレッチや首のケアが有効です。ただ、一度曲がってしまった骨を元に戻すのは簡単ではありません。 そこで有効活用したいのが就寝時間。1日の3分の1は寝ている時間だからこそ、 自然な良い姿勢で眠ることが姿勢改善にもいい影響を与えます。各個人の肩・首に合わせて高さを調整できる「Panda Evolve Pillow」で、 良い姿勢に整えていくのがおすすめです。「Panda Evolve Pillow」は高さ調節だけでなく、横向き・うつ伏せに適したつくりになっており、頭まわりをしっかりサポートしてくれます。また、肌触りが滑らかなテンセル素材で、快適な寝心地をもたらしてくれるのもポイントです。雲のような寝心地をぜひ味わってみてください。ちょっとしたお昼寝に。ソファーの代わりのチェア型ハンモック。「2WAYチェアハンモック」はソファーの代わりに置けちゃうサイズのチェア型ハンモック。「神々が宿る島」バリ島という地で笑顔あふれる熟練の職人達が、一つ一つ心を込めて作る手作りハンモックです。コンパクトながら、チェアとしてゆったりくつろげるだけではなく、足を伸ばして全身で心地よいのが特徴です。従来のチェア型ハンモックに、足まで伸ばして全身でリラックスできるよう、足乗せ部分を設けているのが特徴。チェア風に使用する時は足置き部分の布をハンモック下部分へ折り返して収納することですっきりとお使いいただけます。足を伸ばして全身をリラックスしたい時は、ハンモック下部に折り返した足置きをさっと取り出し、全身で身を委ねることが可能。1つのハンモックで2つの楽しみ方ができます。1畳にも満たないスペースで、お部屋の一角が極上の癒し空間に。気持ちのいいリラックス感を、コンパクトな空間で叶えることができます。爽やかな森の空気の中で心地よいまどろみを。「森の炭の森SMLセット」は小さな木のようなクールなデザインがインテリアグッズとしても適した一品です。針葉樹を思わせるまっすぐに伸びた円錐状フォルムの葉部分にセラミック炭のペイントを施してあります。セラミック炭には粘土鉱物由来の優れた水分の吸放湿性と木炭由来の脱臭性、さらにニオイを選別して脱臭する機能(特許)も併せ持っています。「嫌な臭いは吸着し、良い香りはそのまま芳香する」特徴を持つセラミック炭は、精油を垂らし、香りも楽しむことが出来ます。お部屋の空気を綺麗にしてくれ、なおかつ癒しの香りも楽しめます。まるで森の中にいるような気分にさせてくれる、優しさに満ちた逸品です。眠りを助けるグッズの力を借りて、安眠を叶えよう。ちょっとしたお昼寝から深い睡眠まで、すがすがしい眠りを助けるグッズでぐっすり眠って、普段の生活のクオリティを上げていきましょう。------------------------------------------------------商品詳細ラスト枕 Panda Evolve Pillow45,000円 (税込)>>商品をチェック2WAYチェアハンモック チェアスタンドセット58,850円 (税込)>>商品をチェック森の炭の森SMLセット12,100円 (税込)>>商品をチェック

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  • 料理上手な万能クックピットとフィールドへ飛び出そう【Ozpig】

    穏やかな気候の中、楽しみたいのがアウトドア。やはり「花見」は王道のアクティビティ。桜の開花とともに、日本各地の公園や河川敷も大賑わい。日本の桜だけでなく菜の花や、その後の藤や新緑も楽しめるのが、日本ならではの風物詩といえる所以でしょう。ハイキングやトレッキングもアウトドア活動として人気がありますが、キャンプを楽しむ人も多くなります。焚き火を囲みながらのんびりと語らう夜や、朝の澄んだ空気の中でいただくコーヒーは、日常では味わえない特別な体験です。最近では、グランピングと呼ばれる快適な設備を備えたキャンプも人気を集めており、初心者でも気軽にアウトドアを楽しめます。このようにアウトドアといえば様々なアクティビティがありますが、やはり一番楽しみなのが「食」です。定番のバーベキューから焚火を使った炙りや、スキレットで作るアヒージョ、ダッチオーブンでの煮込みなど彩りも豊か。今回はどんなメニューにも対応できる、料理上手な万能クックピット「Ozpig オージーピッグ」をご紹介します。調理に特化した機能を持つクッキングファイヤーピット。「Ozpig オージーピッグ」は安全に焚き火を楽しむために、シンプル&ストロングをコンセプトにオーストラリアで開発されたクッキングファイヤーピットです。庭で薪火クッキングを楽しむ日常使いや、フィールドに連れ出してワイルドに楽しむ休日キャンプにも活躍します。その名の通り「オーストラリアの子ブタ」はいつでも一緒にいたい可愛いペットのような存在です。薪火料理を楽しむための機能が一台にギュッとつまっているのが特徴で、豊富な調理オプションでメニューの幅が広がります。豊富なアクセサリーが用意されており、直火グリル、ロースト、トースト、炭火焼き、揚げ物、丸焼き、煮込み、炊飯、ベーキング、湯沸かしなど、多彩なアウトドア調理が楽しめます。優れたポータブル性で持ち運びも楽々。「Ozpig オージーピッグ」は、プレートを除く全ての部品が本体の中に収納でき、キャリーバッグにコンパクトに収まります。持ち運びが一人で完結できるのも魅力。組み立ては、特別な道具を使わず、レッグ、プレート、煙突を取り付けるだけです。煩雑な組み立てなどが発生せず、使いやすさもポータブル性にも優れています。また、高さ調整も可能なので、高めで調理しやすいだけでなく、低めに設定すれば焚き火台として誰でも安全に囲めて団らんの場にぴったりです。アウトドア料理を余すことなく楽しみたい方に最適。アウトドアでの料理に情熱をそそぐ人のために開発された「Ozpig オージーピッグ」。炎が燃えるところを見ながら焚き火の雰囲気も楽しみつつ、直接地面につかないことから芝生の上などでも使用できるのもポイント。庭やフィールドなどどこでも、オージーピッグがあれば「アウトドア料理」を楽しめます。心地よい季節に是非、「Ozpig オージーピッグ」を連れ出してみてください。------------------------------------------------------商品詳細Ozpig オージーピッグ42,900円 (税込)>>商品をチェック

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  • アウトドアでティータイムを。

    気持ちのよい陽気になってきた今日この頃。外では草が萌え、花が咲き、木々が芽吹き、外で過ごすには最適なシーズンとなってきました。心地よいシーズンは、散歩など外に出て行う散策や、自然を体感するアウトドアやレジャーなどのお出かけにぴったり。大きなお休みも多く、外で長い時間遊べるこのシーズンを利用して、デイキャンプついでのカヌー遊びやSUP、暖かい県ではシュノーケリングや海釣りなども楽しめます。まったりとした空気の中、おすすめしたいのが「お外でのティータイム」です。キャンプやアウトドアアクティビティを行う際に、食後や午後のひと時に一息つくのも楽しみの一つ。ちょっとしたお菓子を用意して、丁寧に、焚火などでワイルドに楽しむお茶の時間は何物にも代えがたいものです。寒い時期にはもちろん、日陰はひんやりと涼しいシーズンにもほっこり温まるお茶の時間は心も身体も解きほぐしてくれます。家族と、大切な人と、ひとりでも気軽に楽しめるお外でのティータイム。そんな時に使ってみたいアイテムをご紹介します。野で山で、人の傍らに寄り添う「旅するケトル」。「1.0Lトリップケトル」は、日本の湯沸かし器の代名詞である「急須」からインスピレーションを受けたノスタルジックなデザイン。日本人の心をほっと和ませてくれる、どこか懐かしい形状です。小さなハンドルを持って傾ければ湯が思い通りの軌跡を描き、ぴしゃりと切れる湯切りも爽快で、誰にでも使いやすいのも魅力的です。コーヒーやお茶3〜4杯分のお湯を沸かすことができ、フィールド使いはもちろん、家での日常使いにも程よいサイズ感です。キッチンで、リビングで、庭先で、散歩の途中で、旅先で。ほっと一息つくやさしい時間に寄り添ってくれます。シルク質感の「サテンシルバー」、「サテンブラック」のラインナップで、美しさが際立ちます。外で吊り下げてお湯を沸かすのにも絵になる、美麗なデザインです。たっぷりのお湯を素早く沸かすコッパーの輝き「グランマーコッパーケトル」。簡単にお湯が手に入りづらい環境だからこそ、たっぷりと沸いたお湯はアウトドアでの過ごし方にゆとりを生んでくれます。大人数の集まりなら尚更のこと。「グランマーコッパーケトル」は古き佳き19世紀のデザインを復刻したもの。上質でシックなものが好きな人には特に刺さるクラシカルな見た目と、銅製の飴のようなカラーリングが古き良き時代に思いを馳せさせてくれます。銅の特徴として、使い込むほどに風合いが増すエイジングの過程が楽しめます。ストーブトップで使ったり、焚火でいぶしたりして、味わいを増していくのも特徴です。お外でお茶を楽しむ際、新緑に映える飴色がおすすめのポイント。ゆったり過ごす時間に華を添えてくれる主役級アイテムです。珈琲もいいけどお茶も楽しみたい。低カフェインで寝る前のティータイムにも。珈琲にこだわりのある方は多いはず。アウトドアでコーヒータイムを楽しんでいる方も多くいます。珈琲もいいけど、幾分優しい味わいのお茶も常備しておくと、疲れた時にゆっくりと楽しめます。「川根薪火三十年番茶と川根薪火三年番茶」のセットは、茎を7割、葉は3割でブレンドしているので、口に含むと甘みや木の香りが広がります。緑茶の特徴でもある苦味などがないため、老若男女誰でも飲みやすいのが特徴。しかもカフェインが少なく、夜寝る前でも飲みやすいのも特徴。少し冷える夜眠る前、焚火にあたっているひとときにも身体を芯から温めてくれる健康茶です。品種はヤブキタ。2度焙煎され、遠赤外線効果で茎の芯まで火の通ったお茶は、身体を芯から温めてくれます。しかもスッキリとしたクセのない味わいなので、何杯でも飲めるのも嬉しいところ。お子さんを連れたアウトドアの際も飲ませやすく、家族でほっと一息つきたいときにもおすすめの一杯です。外で楽しむ際は「すすり茶」をやってみるのもおすすめ。急須を使わず、茶葉をそのまま茶器に入れてお湯や水を入れて上澄みをいただく「すすり茶」。荷物や洗い物が少なく済むので、本格的とはいかずとも、簡易すすり茶をやってみるのも一興です。のびのびとお茶をいただく時間は心のゆとりを生むもの。日々の生活の中で中々楽しめない、アウトドアでのティータイムを心行くまで楽しんでみてください。------------------------------------------------------商品詳細1.0Lトリップケトル14,850円 ~ 24,200円 (税込)>>商品をチェックグランマーコッパーケトル35,200円 ~ 41,580円 (税込)>>商品をチェック川根薪火三十年番茶 & 川根薪火三年番茶【ティーバッグセット】+三十年番茶茶葉3煎付き3,000円 (税込)>>商品をチェック川根薪火三十年番茶&川根薪火三年番茶【茶葉セット】+三年番茶ティーバッグ3個付き3,000円 (税込)>>商品をチェック

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  • DEEP沖縄。沖縄ノスタルジー 異国文化編

    通りを飾る横文字の看板にコザの歴史が詰まっているかつて沖縄本島中部に存在したコザ市。日本で唯一の片仮名表記の市であった。現在は沖縄市となっているが、その地に足を踏み入れてみると、コザという響きの方がピンと来るはずだ。沖縄には「チャンプルー文化」と呼ばれる独特の文化があるが、コザこそがその代表といっても過言ではない。なぜなら、チャンプルーとは“混ぜこぜ”を意味する言葉で、コザの市内には50カ国、1700人余りの外国人が暮らしているからだ。そのコザの街を歩いていると行き交う人の多くは外国人、それも明らかに観光客ではないのがわかる。自分が外国に迷い込んだ錯覚に陥るだろう。メインストリートといえる「コザゲート通り」は、その名の通り嘉手納基地のゲートへと続いている。そして通りの両側を埋め尽くす商店の看板を見ると、ほとんどが横文字である。店を切り盛りする人も、日本人だけでなくアメリカ人、インド人、フィリピン人、タイ人など、様々な国の人たちがまさにチャンプルー状態。そんなコザの魅力を最初に感じたのは、通りを埋め尽くす異国情緒あふれる看板だった。それらを闇雲に眺めるのではなく、街の成り立ちと看板の関係を面白おかしく解説してくれるスペシャリストと回っている。「コザ街あるきガイド」のスマイリー大城さんである。「基地から出てきて羽根を伸ばそうとしている兵士たちを、呼び寄せる役目を果たしているのが看板サァ。ところが沖縄が台風銀座であるという事情もあり、看板は独特なスタイルに進化したのよ」それは英文なのに縦書きに設置されたネオンサイン。横書きにして店から突き出すと、ほぼ間違いなく台風に吹き飛ばされてしまうのだとか。そこで看板は三角錐のスタイルにし、あまり飛び出さないように縦に設置。それに合わせ英文も縦書きになったのだという。そんな話を聞きながら歩いていると「ヤァ、オオシロサン。キョウモオシゴトデスカ?」と、外国人が声をかけてきた。「この社長はインドから来たサァ。もう20年以上沖縄だよね?」「ニジュウロクネン。スッカリニホンジン!」。大城さんは看板だけでなく、コザという土地に住む人の魅力を教えてくれる。また、本業は安室奈美恵の巨大ポスターも製作する看板会社の代表も務める。その他、音楽関連のイベントなども手がけており、看板に対する愛情であふれている。1960年代の空気を運ぶAサインというメモリアルコザを巡る際に、もうひとつ忘れてはならないのが「Aサインだ。AサインのAはApprovedの頭文字で、認可済みという意味。米軍人や軍属が利用してもよいという店に発行する許可証で、1953年から導入された。その規定はかなり厳しく、店はコンクリート造りで、前面道路は舗装されていなければならない。トイレはタイル張りでペーパータオルまたは衛生的なタオルを備え付ける。さらに店全体にわたって清掃が行き届いていて、使用人は週に1回保健所で検査を受けなければならないなどの決まりがある。ベトナム戦争が佳境だった1960年代後半、沖縄は戦地へ向かう将兵であふれていた。彼らが基地から外出し、心置きなく遊んだのがAサインの店。ステーキを食べさせるレストラン、酒と音楽が楽しめるバー、さらには女性と遊べた風俗店まで。そんなAサインは、日本復帰直前の1972年4月15日に廃止された。今でもメモリアルに、当時のままAサインを店内に掲げている店の一軒に入ってみた。Aサイン店の老舗といえる「スナック喫茶プリンス」だ。「壁に貼ってある1ドル札はベトナムに出征する兵士が帰還を願いサインしたもの。彼らの魂サァ」。そんなママさんの言葉は、本州ではけして感じることのないリアルな1960年代の沖縄の空気である。Aサインの店は、それを教えてくれる案内役なのだ。本物のロックが息づく熱いライブに浸ってみるAサインを掲げた店から生まれたのが、沖縄のロックだ。今では「モンゴル800」や「りゆし58」といったバンドを輩出し、全国的に注目されている沖縄のロックシーンだが、そのルーツはコザにあった。1951年に締結されたサンフランシスコ講和条約で、日本は連合国による占領から解放された。しかし沖縄は昭和42年(1972)に本土復帰が叶うまで、アメリカの施政政権下に置かれた。だから沖縄人は米軍基地や米兵、軍属たちから強烈な影響を受けたのである。そんな沖縄の中でも、特に米兵たちとの距離が近かったコザは、ロックがリアルな存在だった。そしてベトナムの戦地へと赴く兵士たちは、より刺激的で大きな音、間違いなく本物といえるロックを聴いて解放感を求めたのである。その中から伝説のバンド、「紫」や「コンディション・グリーン」が生まれた。演奏が不満だと、容赦なくビール瓶が投げつけられるという環境で鍛えられただけあり、彼らが本土デビューを飾った時はその実力の高さに誰もが驚いた。そんな系譜を今も引き継いでいる店が「JET」と「CLUB QUEEN」と、そして、そのステージを飾るバンドだ。ライブハウスの扉を開けると、むせるようなパワーあふれる空気のボディブローを喰らった。次の瞬間、強烈なグルーヴとビートの効いた爆音に、心臓を鷲掴みにされる。今も30軒近いライブハウスが毎夜、こうした熱い演奏を繰り広げている。「体温を感じられるほど、演者との距離が近いのが魅力ね」。東京からコザのライブハウス巡りを目的に、沖縄へやってきたOL2人組の言葉が印象的だった。琉球時代からの伝統も様々な形で継承する沖縄は、パワースポットの宝庫としても知られている。随所でアメリカを感じさせるコザにも、そんな沖縄の伝統を色濃く伝える場所が存在する。それは特に御利益があると沖縄全島で知られている「泡瀬ビジュル」だ。閑静な住宅街にある泡瀬ビジュルの始まりは、1768年頃にこの地に移り住んだ開拓者の高江洲義正翁が、海面に浮かんでいる不思議な霊石を見つけたことであった。翁はこの不思議な石をビジュル神(沖縄の言葉で信仰の対象となる石のこと)として祀った。以来、子安の神様として知られ、沖縄全土から子授けや安産祈願などのために訪れる人が増えたのだという。無人と思われたビジュルは午前10時になると、ご近所のオバァがやってきて社務所を開けた。それから午後6時まで、安産や子宝のお守りの販売などを行うという。「平日もお参りの人がけっこう来るサァ。そう言ってる間に、ほら」。若い男女が愛らしい紅型にくるまれたお守りを買っていった。沖縄の人たちの間には、こうした古くからの伝統や祖先の霊を大切にする文化が息づいている。その一方、新しい文化を積極的に取り入れる動きも活発だ。沖縄市でも、空き店舗になっ商店をリノベーションし、新しいタイプの宿泊施設として活用している「トリップショットホテルズ」などは、観光客はもちろんのこと、県外の業界関係者からも注目されている。もうひとつ忘れてはならないのが、沖縄市は平成19年(2007)に「エイサーのまち」宣言をしていることだ。町ぐるみでエイサー文化の継承、そして発展に努めている。旅行者が気軽にいつでもエイサーを楽しめる施設もある。こんな沖縄市の新旧入り混じったディープな部分を知れば知るほど、ビーチでぼんやりしている時間がもったいなくなるはずだ。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓灯AKARI(キャンドル) 2個セット日本古来の伝統、素材を活かし、桧のおちょこを反転させてロウを流し込んだろうそく。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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  • いよいよキャンピングカー、欲しくない?

    まさに動く秘密基地、キャンピングカー。それは旅人にとって憧れのクルマである。今回はまずキャンピングカーの基礎知識を学び、実際のキャンプ旅を実践しその様子をルポ。押さえておきたいキャンピングカーの基本!多様なタイプが存在するキャンピングカーは、そのベースとなる車両の種類や、架装方法によってカテゴライズされている。装備や使い勝手なども、そのカテゴリーによるところが大きい。キャンピングカー選びは、各カテゴリーの特徴を知ることから始めよう。居住性が高く快適な空間が広がるキャブコン(Cab Conversion)トラックやワンボックスカーなどの運転台部分を残し、後方に壁や天井などを含めた、専用の居住空間を作り付けたのがキャブコンだ。外壁にFRPや断熱材入りアルミ複合素材などを用いるため、断熱性が高く、ほぼ垂直な壁ゆえ、非常に広い居住空間が確保できる。ただし、トラックがベースなら走行性能もトラックであることを理解しておく必要がある。バンテック/コルド バンクス 3.4ベース車両/TOYOTA CAMROADシフト・駆動方式/AT/2WD全長×全幅×全高/4995×1980×2960mmエンジン/2982cc燃料/ディーゼル定員(乗車・就寝)/7人・5人価格/681万4800円~普段使いにも最適な一台バンコン(Van Conversion)ワンボックスカーなどをベースに、主に内装のみに手を加え、居住空間を設けたのがバンコン。屋根にポップアップテントを設けたものや、ガラス窓をFRP壁とアクリル二重窓に換装したものなども、バンコンの守備範囲。大型ワンボックスカーがベースの車種には、キャブコン並みの広さと装備を持つものもあるが、日常的に使いやすく、キャブコンに比べ走行性能が高い。トイファクトリー/バーデンベース車両/TOYOTA ハイエース スーパーロング特装車シフト・駆動方式/6AT/2WD全長×全幅×全高/5380×1920×2285mmエンジン/2700cc燃料/ガソリン定員(乗車・就寝)/7人・5人価格/577万8000円~コンパクトな「動く秘密基地」軽キャンパー(Kei Camper)キャブコンやバンコンなどにカテゴライズされるべき車種であっても、軽自動車がベース車両の場合は、軽キャンパーと呼ぶことが多い。多くの軽キャンパーは2人分のベッドとミニキッチン、停泊時用電源装備などを備えるが、ポップアップテント装備で、4人分のベッドを備える車種も存在する。岡モータース/ミニチュアクルーズ SVベース車両/日産 NV100 クリッパーV DX-GLシフト・駆動方式/5AGS/2WD全長×全幅×全高/3395×1475×1940mmエンジン/660cc燃料/ガソリン定員(乗車・就寝)/4人・2人価格/279万9360円~出先での切り離しも自由にできるトレーラー(Camping Trailer)ヘッド車(けん引車)に連結し、けん引して使うのがトレーラー。車両重量750kg以下の車種なら、普通免許でけん引できる。エンジンを持たないため維持費が少なく、また、同価格帯の自走式に比べると、非常に充実した装備が得られるのも魅力。目的地で切り離せば、ヘッド車のみで気軽に出かけられる。ハイマー/ERIBA Touring 430 SEシャーシ/AL-KO 1200kg 強化シャーシ全長×全幅×全高/5280×2000×2260mm定員(就寝)/3人価格/394万2000円~エレガントな車体に夢が詰まったバスコン(Bus Conversion)バスがベースゆえ、走行性能や静粛性に優れ、室内も広い。内装だけに手を加えた車種や、壁面をも換装した車種もある。高価だが、キャンピングカーの理想形のひとつだ。RVランド/ランドホーム コースターベース車両/TOYOTA コースター標準ボディー ハイルーフLXシフト・駆動方式/6AT/2WD全長×全幅×全高/6255×2080×2740mmエンジン/4009cc 燃料/ディーゼル定員(乗車・就寝)/10人・5人価格/1263万6000円~シャーシ以外をオリジナル架装フルコン(Full Conversion)フロアシャーシ、フレーム、エンジンなどの骨格部分を除くパーツをオリジナルで作り付けたのがフルコン。居住空間と一体化された運転席や、豪華で充実した装備が魅力だ。ハイマー/Hymermobil Exsis-i678ベース車両/Fiat Ducatoシフト・駆動方式/6AT/2WD全長×全幅×全高/7490×2220×2770mmエンジン/2287cc燃料/ディーゼル定員(乗車・就寝)/5人・5人価格/1479万6000円~キャビン部の積み下ろし自由自在ピックアップキャビン(Pickup cabin)トラックの荷台に載せて使う小屋(キャビン)が、ピックアップキャビン。積載物扱いとなり、積み下ろしも自由自在。ピックアップトラック愛用者には、最高のキャンプ道具だ!ミスティックプランニング/ランクル Jcabin Lベース車両/ランクル全長×全幅×全高/3950×1670×2250mm定員(乗車・就寝)/4人・4人価格/252万4000円~普段使いとキャンプ旅をこの一台で乗用車ベース(Passenger Car Base Camper)車内で寝るための最低限の装備であれば、乗用車ベースでも成立する。俗にライトキャンパーと呼ばれるこのカテゴリーも、快適な車中泊を実現できる選択肢のひとつだ。ホワイトハウス/フリースタイルベース車両/HONDA フリードシフト・駆動方式/AT/2WD全長×全幅×全高/4210×1690×1840mmエンジン/1490cc燃料/ガソリン定員(乗車・就寝)/5人・4人価格/258万円 ※取材車は中古車価格です伊豆の自然を満喫する大人のお洒落なキャンプ旅キャンピングカー旅ルポ❶贅沢にゆったりくつろげるキャブコンの広さを生かしたキャンピングカーの旅。そのスタイルがすっかりお気に入りの夫婦2人が久しぶりに向かうのは伊豆半島。絶景ロードを走り、ちょっと食事にこだわり、焚き火と共に静かな夜を過ごした。028June2018文◎岩谷雪美 撮影◎佐藤佳穂 協力◎MYSミスティック、モビリティパーク圧巻の景色が続く道を走りキャンプサイトで快適な夜を緑まばゆい丘陵地に緩やかにカーブを描いて続く爽快なワインディングロード。車窓に映るのは、左手眼下に相模湾、右手に駿河湾のきらめき、そして雪を頂いた霊峰富士の秀麗な姿……。それらのパノラマが目に飛び込んでくるたび、2人で声を合わせたように歓声を上げてしまう。車高が高いキャブコン「アンセイエ」の座席からということもあるだろう、いつもと少し異なる目線では景色もよりワイドに見える。クルマを走らせていたのは伊豆半島中央部の山稜に延びる伊豆スカイライン。富士箱根伊豆国立公園内を走る自動車専用の有料道路で、屈指の眺望を誇るドライブウェイだ。そんなランドスケープや周辺の観光スポットを楽しみながら目指すのは、伊豆の国市長者原の山あいにある「モビリティーパーク」。今回のキャンピングカーの旅の拠点にと選んだ場所で、伊豆の東西南北各地へのアクセスにも便利な人気のキャンプフィールドだ。久しぶりの夫婦2人のキャンピングカーでのドライブ旅。以前にその非日常の空間と時間を満喫する旅スタイルを体験し、以来、2人ともすっかりキャンピングカーという特別なクルマに魅了されている。思い立って動くことができ、旅先も宿泊先も自由自在。そのフレキシブルさが何とも気軽で心地いいのだ。また、旅費が節約できる分、食事を贅沢にできるのも楽しみのひとつ。今回はルート上のレストランをチェックし、車内で食べるディナーもちょっとリッチに凝ってみることにした。食材は高速に入る前に買い揃えておいたので準備も万端だ。小田原厚木道路から箱根ターンパイクに入ると、ひとカーブごとに標高が上がってくるのがわかる。フロントガラスに映る緑陰も清々しい。芦ノ湖と富士山が見える大観山ポイントを過ぎて十国峠へ向かい、さらに熱海峠まで来るとここからが伊豆スカイラインの始まりだ。峠の標高は635m。富士山は雄大さを増し、その先の玄岳付近では大きく開けた景色が待ち構えていた。ウッドデッキの展望台がある玄岳駐車場からは、東側に熱海市街地と相模湾、北西側に富士山が一望のもと。付近は伊豆半島の成り立ちの痕跡がある伊豆半島ジオパーク指定地のひとつでもあり、標高798mの玄岳は海底火山が本州に衝突して出来上がったとされている。道は玄岳の西側を回り込むように延びて韮山峠へ。途中にも西丹那車場、池の向駐車場など絶景地が点在し、このあたりからは駿河湾が望め、富士山も裾野の長い美しい姿を見せるようになる。さらに韮山峠を経て亀石峠インターを下り、県道19号線に合流。目的地のモビリティパークはインターから10分ほどの距離だが、ランチを食べるため県道を先へと進み、「中伊豆ワイナリー シャトーT・S」へと向かった。ナビが誘導する山あいの道をたどると、突如現れる一面のブドウ畑と白亜のシャトー。その異国的な風景は感動を覚えるほどで、アメリカのワイン産地ナパバレーをイメージしたという当社のコンセプトそのものだ。ブドウ畑を望むレストランでは、自社栽培ブドウで醸したワインと共にパスタランチを堪能。さらに今夜のキャンピングカーでのディナー用にワインを購入する。ワインが飲めなかったドライバーの夫のため、じっくりテイスティングして香り豊かなボトルを選んだ。また、今回は旅の最後に足を運んだのだが、修善寺温泉近くの「ベアードブルーイング」でクラフトビールを仕入れておくのもいい。個性豊かなビールが多彩に揃い、ディナーをさらに素敵にしてくれるはずだ。さて、いよいよ旅のハイライトのモビリティーパークへ。入口からメタセコイヤの並木道をゆっくり進み、受け付けを済ませてキャンピングカーサイトにクルマを停める。自然の森や地形を生かした広大なキャンプフィールドには、ほかにもテントサイトやトレーラーホーム、ログハウスやコテージなどもあり、展望風呂や炊事場なども完備。キャンピングカーサイトには上下水道やAC電源などがあるので、車内の冷蔵庫やエアコンなどをフルに活用するのにもってこいだ。セッティングを終えてひと休みしていると、夕闇がうっすらと森を包み始めた。そろそろディナーの準備開始だ。車内のキッチンでサラダ用の野菜をカットしたりローストビーフを並べたり。メインのラザニアは家で下ごしらえをしているので温めるだけでいいが、今回のクルマには電子レンジが付いているのでそれもあっという間である。そして、待ちきれない様子の夫がさっそくワインの栓を開け、乾杯!昼間に飲めなかっただけに美味しさも格別だと、笑顔満面だ。日常とは違う時間の流れの中では会話も弾む気がするが、それより、少年のような目をして楽しむ夫がいつもより色々と動いてくれることが何だか嬉しい。ディナーの後は夫が焚き火を起こし、珈琲を淹れてくれた。パチパチと薪がはぜる音を耳に、静かに更けていく夜。安らかな心持ちへといざなう炎の温かさ。そんな穏やかな気分のまま寝袋に潜り込むと、すぐに深い眠りに落ちた。野鳥の声に起こされるまで、ぐっすりと眠っていた「アンセイエ」での一夜。思いのほか寝心地がよく一度も起きることはなかった。窓の外ではもう木々の間に朝陽がきらめいている。今日も天気はよさそう。さて、今日は伊豆半島の南部へと足を延ばしてみようか。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend 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  • おうちで三陸の牡蠣を味わい尽くす。

    熱狂的なファンが多い海鮮といえば、なんといっても牡蠣。口に入れるだけで磯の旨味がはじけるように広がります。牡蠣は亜鉛などのミネラルが豊富で、低カロリーの上、タンパク質を多く含むため、健康維持に役立つ食材です。その濃厚な味わいはほかに例えようがなく、まるで口の中で海が爆発するかのよう。今回は男の隠れ家PREMIUMで取り扱いのある、こだわりの牡蠣について紹介します。養殖に最適な栄養たっぷりの三陸の海。日本列島はどこも起伏に富んだ姿をしているので、リアス式海岸は各地に存在します。その中でも、宮城県北部から岩手県にかけての広範囲にわたる三陸海岸は、海岸線が複雑に入り組んでいるため、多くの観光客の目を愉しませる風光明媚な光景が広がっています。ここ、三陸海岸は漁業はもとより、養殖や水産加工が盛んなことでも有名な土地です。リアス式海岸はその成り立ちから、海への間口が広く湾岸の奥が浜辺になっています。湾は小高い山に囲まれているので波の影響を受けにくく、浜から少し離れただけで深くなるうえ、海を囲む山からは豊かな養分が海へと運ばれます。周辺に広がる自然豊かな大地から、川を介して栄養分が海に注がれ、さらにミネラルを多く含む水が、雄勝湾の底から湧き出ています。養分が蓄えられた海は貝類の養殖に向いており、栄養と旨味たっぷりの貝に仕上がります。世界最高水準の管理体制で育てられる牡蠣。牡蠣を生産している「株式会社海遊」では、知識と経験に裏付けされた独自の牡蠣生産法を行なっています。それは「中層延縄養殖法」と呼ばれるもので、深い水深を誇る雄勝湾に適した方法。まず水深2mほどの海面下に桁網を張れるように浮き玉を調整します。そこから牡蠣の幼生が付着した原盤が水深5m以上の深さまで沈むように、長さを調整した下げ綱を吊り下げる。こうすることで菌が多く生息する上層部ではなく、中層で牡蠣を養殖できるわけだ。この養殖方法は上層部で養殖する筏と比べると菌の影響を受けにくいだけでなく、牡蠣の原盤が海表面の動揺に左右される心配が少なく、台風や高波といった災害に強いのが特徴です。このように「株式会社海遊」の牡蠣は世界最高水準の管理体制で、手間を惜しまず育てられています。食べ方いろいろ。旨味いっぱいの牡蠣を楽しもう。レンジで簡単調理!お酒のおともに牡蠣ぽんみんなで選ぶ宮城の食コン 大賞受賞「海遊の牡蠣ポン」の冷凍。身入りのいい時期に冷凍された牡蠣で、ぷりぷりの身をいつでもお楽しみいただけます。電子レンジ(500w)5分で簡単調理。加熱することでより食べやすくなり、栄養と牡蠣の旨みが凝縮され絶品の美味しさです。商品名:牡蠣ぽん 3袋セット 価格:3,300円(税込) >>商品の詳細はこちら海遊のブランド特大牡蠣「夢牡蠣」を牡蠣フライにした大人気商品夢牡蠣フライ海遊のこだわりブランド牡蠣である夢牡蠣(特大牡蠣)を贅沢な牡蠣フライにしました。新鮮な特大牡蠣をすぐに蒸しあげ、フライ用に加工して鮮度と旨みを閉じ込めました。衣をサッと揚げるだけで、美味しい牡蠣フライができあがります。商品名:夢牡蠣フライ 2袋セット 価格:4,000円(税込) >>商品の詳細はこちらお家で簡単本場の蒸し牡蠣三陸漁師のカンカン焼き缶に牡蠣を入れそのままコンロに置き、直火で約5分焼くだけでカンタンに焼き牡蠣をお楽しみいただける人気商品です。缶の穴から水が吹き出てきたら完成の合図です。アウトドアでのバーベキューにも最適、磯の風味漂う牡蠣小屋の味わいをご家庭で。商品名:三陸漁師のカンカン焼き 牡蠣12個セット 価格:5,000円(税込) >>商品の詳細はこちら

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  • 憧れの昭和団地生活

    戦後、最先端の設備と新しい生活様式が取り入れられ、人々の羨望を集めた団地。その魅力を再発見し、実際に団地生活を満喫する照井さんと古き良き昭和の姿を探る。公団ウォーカーと歩く神代団地(東京)団地特有の空間が持つ包容力や安心感が魅力戦後の復興期から半世紀以上にわたり、都市部を中心に続々と建てられた団地。都市への人口流入による住宅難解消のため、昭和30年(1955)に「日本住宅公団」が設立され、ピーク時には年間2万戸を越えるハイペースで建てられた。当時、洋風の新しい生活スタイルをいち早く提案した団地は庶民の憧れの的に。「食寝分離を目的にダイニングキッチンが設けられ、もちろん電気・ガス・水道完備、そしてトイレは水洗式。さらに浴室まで付いていたんですから、入居抽選倍率は宝くじ並みの人気でした」と話すのは、団地ファンサイト「公団ウォーカー」を運営する照井啓太さん。30代という若さながら昭和の面影を残す団地をこよなく愛し、全国の団地を巡ってサイトや本を上梓するだけでなく、実際に家族と共に団地に入居してしまった、いわゆる〝住み団〟のひとりだ。「東京小平市にあったNTTの社宅で生まれ育ち、団地生活は当たり前のように身近でした。高校3年の時に親がマンションを購入して転居。快適さに最初は気に入っていたのですが、5年たっても隣に誰が住んでいるかわからないことなどに違和感がありましたね」高校生の頃から写真撮影が趣味だった照井さんだが、気が付くと団地の写真ばかり撮り歩いていたという。そして10年前、結婚を機に引っ越してきたのが調布市にある「神代団地」だった。昭和30年代に造られた団地の多くが解体され消滅していく中で、昭和40年以降の団地には今なお人々の暮らしが息づいている所が少なくない。昭和40年(1965)竣工の神代団地もそのひとつで、東西1㎞の広大な敷地に59棟が並ぶ大規模団地である。「建物の外観こそ古めかしいものの、室内はピカピカにリフォームされていて、想像よりもずっと快適」と目を輝かせる照井さん。5階建ての4階に住む部屋を見せてもらうと、団地の標準設計の2DKで、狭いながらもサンサンと日が差し込み居心地も良さそうだ。「浴室がやや狭いこと以外は特に不満はなく、風通しの良さや収納など良く考えられた構造になっていて使い勝手はいいですよ」さらに子どもが生まれてからは、団地の良さをより実感したという。それは団地の敷地を歩いてみると分かるということで、さっそく団地内を案内してもらった。「部屋は小ぶりなのに屋外は驚くほど余裕があって、団地全体が公園のよう。木々も多く、僕は〝森の中の癒し系団地〟と呼んでいます」。日本住宅公団の団地の多くは敷地が広大で自然もたっぷり。棟と棟の間や歩道は広く取られ、子どもたちが遊べるプレイロットやグラウンドなども随所に見られる。「子どもが暮らすことを前提に団地が造られているんですね」。神代団地には幼稚園や病院、スーパーやカフェなどもあり、まさにひとつの町。さらに自治会を中心にコミュニティー活動も盛んで、人間関係、失われつつある近所付き合いの良さが今も息づいている。「団地の魅力はノスタルジーではなく、団地の空間が持つ〝包容力〟や〝安心感〟なんだと思います」昭和団地のデザイン変遷01 「食寝分離」でDKが生まれる昭和32年(1957)戦後の集合住宅建設で大きなテーマとなったのが「食寝分離」だ。ちゃぶ台で食事をし、寝る時にちゃぶ台をたたんで布団を敷くというそれまでの生活に対し、公団住宅ではDK(ダイニングキッチン)という新しい考え方が生まれた。台所を広くしてテーブルを備え、椅子で食事をする洋風生活スタイル。DKに2寝室を持つタイプは2DKと呼ばれ、公団住宅の代名詞にもなった。さらに冷蔵庫などの電化製品を備えた生活は「団地族」と呼ばれ、当時の憧れ、社会現象を起こした。02 2階建てテラスハウスの出現昭和33年(1958)欧米でもお馴染みの庭付き2~3階建てのテラスハウス。壁を接して建つ長屋形式の連続建て住宅で、日本住宅公団の発足当時の昭和30年代から、主に郊外の公団住宅に数多く、その数は昭和30年代で約2万戸。低層で構造上の制約が少ないため、ブロック造り、PC工法の先駆けのTilt-up(ティルトアップ)工法など各種工法が模索された。写真は昭和33年(1958)築の多摩平団地のテラスハウスの移築復元。1階は4.5畳間の和室と台所・浴室、2階に6畳間と3畳間がある3Kタイプ。03 先進的高層アパートの誕生昭和33年(1958)中低層の集合住宅の供給が行われる一方で、都市住宅のひとつの形態として日本住宅公団が目指したのが高層住宅だ。その第一段として昭和33年に建てられたのが、前川國男設計による晴海高層アパート。鉄骨鉄筋コンクリート造10階建てで、3層6戸を1単位とする可変性を持たせたメガストラクチャー、スキップ形式のアクセス、公団住宅初のエレベーター、従来の寸法にとらわれない畳形状など先進的な試みが多く見られた。外観もル・コルビュジエの集合住宅を想起させる。多様なカタチ 棟タイプ8Type1.スターハウス「スターハウス」という名称だが、上から見るとY字型となっている。別名「星型」とも呼ばれる。民間では類を見ないデザインで機能性に優れていて、住戸全てが角部屋となり採光性が優れている。今や現存しているものは極めて少ない。Type2.ボックス型ポイントハウススターハウスは人気だったが、建設コストの問題や隣接住居が見えてしまうという不評点があり、それを改良したのがボックス型となる。住居は全て角部屋。ほとんどが昭和40年代以降に造られたので、しばらくはその姿は消えないだろう。Type3.市街地住宅郊外に広い土地を確保して大規模な団地を開発するとともに、都市部には店舗併設型の「市街地住宅」も並行して造られた。通り側にはベランダは設置せず、サンルームや屋上の共同もの干し場を設置するなど、景観を考慮した造りとなっている。Type4.L字型ポイントハウス上から見るとL字型をしたポイントハウス。住宅公団の名古屋支所オリジナルデザインだ。1フロアに3戸なので、採光性や通風性を考えた全戸角部屋仕様だ。残念ながら、このタイプは全て解体され、今では見られなくなってしまった。Type5.中層フラット誰もがイメージする「団地」のタイプ。3~5階建ての長方形の住棟。写真は「北入りタイプ」。南側に設置されたベランダと反対の北側に階段室が付いている。「南入りタイプ」「階段室分離型」「片廊下型」など多くのタイプがある。Type6.セットバック型斜面を利用して、各戸の採光性や眺望性を高めたタイプ。民間のマンションでもひな壇型として目にすることがある。写真は「百草団地」で公団職員寮として建てられたものだが、接地面が大きく湿気の問題があり、ほかには建てられなかった。Type7.店舗住居併設型その名の通り1階には店舗があり、2階は住居となっているタイプ。広々とした団地内の生活面を支える店舗が軒を並べていたが、最近は若者がカフェなどを開く例もよく見られる。ただし店舗だけを借りることはできない。Type8.テラスハウス入居希望者に大人気で抽選倍率が高かったタイプ。平屋タイプとメゾネットタイプがあり、専用庭があるので戸建て感覚で住める。写真は東京・阿佐谷にあった分譲タイプの三角屋根のテラスハウス。地の利が良く一戸建て感覚が人気だった。今も残っている昭和の名団地昭和30年代に建てられた団地はほぼ無くなりつつあるが、40年代以降の団地はまだ健在だ。そんな昭和生まれの名団地がこれだ。高島平団地昭和47年入居開始 東京都板橋区 敷地面積36.5ha、総戸数1万170戸を誇る、公団史上最大規模のマンモス団地で、生活に必要な施設のほとんどが団地内に整備されている。人口が多く駅にも直結しているため商店街は栄えている。写真下のツインコリダー型の内部はSF系のダンジョンのようだ。みさと団地昭和48年入居開始 埼玉県三郷市 国鉄武蔵野線の開業とほぼ同時に完成した総戸数9867戸を擁する巨大住宅都市。昭和60年(1985)に「新三郷駅」が開業すると、近隣にIKEAやコストコ、ららぽーとが開店。さらにつくばエクスプレスの開業で「秋葉原駅」まで35分。便利な団地に大変貌を遂げた。習志野台団地昭和42年入居開始 千葉県船橋市賃貸エリアの美しすぎる芝生空間と遊歩道は一見の価値あり。広々とした緑の多い公園のような空間が広がる中に住棟が点在し、シニア世代や子育て世帯にかなりおすすめ。花見川団地昭和43年入居開始 千葉県千葉市総戸数7081戸という公団屈指のマンモス団地。団地完成時点では総戸数日本一だった。団地の端から端まで道なりに歩くと20分くらいかかる。駅まではバス便となるが、団地内の環境は非常に良い。活気に満ちた昔ながらの公団商店街は今も元気だ。百草団地昭和44年入居開始 東京都日野市・多摩市山の上に造られた百草団地はまさに天空の城。高低差の激しい山の地形を生かしつつ、広い遊歩道を骨格とした独特の住棟配置が特徴で、団地設計の専門書では必ず取り上げられる。ここは高台にあるため、団地からの見晴らしが非常に良いのが特徴である。小平団地昭和40年入居開始 東京都小平市西武鉄道多摩湖線の「一橋学園駅」から歩いて約10分。銀杏並木が自慢の団地である。高い樹木に埋もれたポイントハウスとSFチックな大型遊具が見所だ。団地内のバスターミナル横には、キヨスクのような売店があり、新聞・雑誌・菓子などを売っている。北砂五丁目団地昭和52年入居開始 東京都江東区砂町銀座に近く下町の風情が残る住宅密集地。北砂五丁目団地は人々を火災から守る防火帯の役割も。海抜ゼロメートル地帯のため、浸水に備え住戸は全て2階以上に設置されてる。当団地限定のスキップセンターコリダー型は、ダンジョンのような複雑さ。千里青山台団地昭和40年入居開始 大阪府吹田市千里ニュータウンの北部、阪急線「北千里駅」前の斜面に建てられた大規模団地。木々に包み込まれたポイントハウス群は高原の別荘地のよう。起伏の激しい地形に対応するため採用されたピロティ付きの住棟が特徴。ハイキング気分で散策するにはぴったり。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓KAZARINO マネークリップ使い込むほど、あなただけの風合いに。時間が磨く、美の深み。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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  • 日々をともに歩んでいく道具。エニーケトル。

    フィールドでも日常でも、いつでも使いたいのがケトル。例えばお家でお茶用やコーヒー用のお湯を沸かす時。フィールドでもカップラーメンを食べたり、湯煎をしたり。湯たんぽに入れて温まるなどお湯が必要なシーンは多くあります。そんな時あると便利なのが、大容量のケトル。特に見目が美しいものであると、ちょっと視界に入っただけでも嬉しくなります。今回は銅や真鍮でできた、美しい飴色のケトルをご紹介します。上質な湯沸かしタイムの良き相棒。エニーケトル。「焚き火の相棒は、効率よく熱を吸収し、俊敏に湯を提供できるケトルである」。をコンセプトに作られている「グランマーコッパーケトル」。その「育てる楽しみ」や「上質なおもてなし」を継承しながら、湯沸かし容量1リットルを焦点にした洗練されたフォルムが誕生しました。それが「エニーケトル」です。フタ付きの口元はススや灰の侵入を防ぎ、シャープな注ぎ口で湯切りのコントロールも気持ちよく行えるのが特徴。吊り下げ用のステンレスハンドルを備え、片手で注げる真鍮取手は使い込むほど手に馴染みます。素材は純度99.99…%の銅で、熱伝導に優れ、素早くお湯を沸かせます。職人が手作業で作り上げる上質な道具。飴色の見た目が何とも言えない美しさで、日々に彩りを与えてくれます。フィールドのみならず日常使いに。アウトドアライクな見た目ですが、同時にお家でくつろぐ際など、普段でも使いやすい設計。エニーケトルの底径138ミリは、フィールドのみならず日常で使って欲しいと、一般的なカセットコンロやガスレンジの五徳でも使えるサイズに設計されています。また、日頃のお手入れを考慮し、口径のサイズは手が入りやすい直径10cmに。中までしっかりと洗えます。胴体から滑らかに立ち上がった注ぎ口は曲線を描き、湯をスムーズに流します。湯切りのコントロールもしやすく、小さなカップにも注ぎやすい設計です。鳥のクチバシを思わせる特徴的な曲線の注ぎ口と温かな色合いが、和室にも洋室にも調和する仕様となっているのもポイントです。新潟長岡・燕の職人による真摯なものづくりの結晶。かんざしや帯留めを作る「飾り職」をルーツに、高級ホテルで用いられる洋白銀食器で腕を磨いた金属加工のプロフェッショナルが手がけるコッパーシリーズ。中でもエニーケトルは、今までのケトルとは似て非なる製品として、新しいアプローチで作られました。彼らアルチザン(職人)の熟練なくしては伝統技術の保持はおろか、斬新な製品の製造もままならない。そんな職人の技と暮らせる素晴らしい逸品です。エニーケトルと共に、着実で丁寧な毎日を。エニーケトルは、フィールドで日常で、毎日に寄り添う、いつでも(anytime)側に置きたい道具です。手元に置くと、共に歩んでいく仲間のような道具となってくれるでしょう。------------------------------------------------------商品詳細1.8L エニーケトル30,800円 (税込)>>商品をチェック

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  • どこへでも持ち出せる薪風呂でリラックスタイム。

    薪風呂とはその名の通り「薪で沸かすお風呂」のこと。ボタンひとつで給湯してくれる現代風の風呂と違い、薪を焚いて沸かす風呂は何ともいえない風情があります。ガスで沸かす風呂は入りたい時にいつだって入れるのが長所です。薪で沸かす風呂は薪を集めたり薪割りをしたりして、直火で沸かします。このため手間がかかってしまいますが、まろやかな湯お湯に仕上がり、温かみを感じられます。今回はそんな薪風呂をどこへでも持ち運べる、「薪風呂 ボヘメン」をご紹介します。ガスでは敵わない、薪風呂の利点。薪風呂には憧れるけれど、手間がかかりそうという方も多いですが、メリットも多くあります。まずは遠赤外線効果で体が芯から温まると言われています。薪の火でムラなく水が温められるため、身体が芯から温まるのが特徴です。そのため湯冷めしにくく、身体の温かさが湯上がり後長く続きます。冷え症の人や湯冷めしやすい人には特に嬉しいメリットではないでしょうか。また、燃料を自分で作れば光熱費の節約になるところも大きな利点です。木材を調達できる環境にあれば、電気もガスも必要としないため、ライフラインが断たれた際や、災害時にもお風呂に入って温まれるところも大きなポイントです。リラックスを持ち出そう。いつでもどこでも運べる薪風呂「ボヘメン」。スウェーデンの Hikki(ヒッキ)社製薪風呂「ボヘメン」は、シンプルでありながら、随所にオーク材が使われた北欧ならではの温もりのあるデザインです。これまでのアウトドアバスタブになかった横長でゆったりとしたサイズは、足を伸ばしリラックスしたスタイルでの入浴や、家族や仲間と同時に入浴することを可能にしました。広々したバスタブですが、大人2人で運搬できるためいつでもどこへでも持ち出し自由。お気に入りの場所で入浴が楽しめます。部屋の中ではなく、自宅や別荘の庭で、川や湖のほとりで、澄んだ空気の森の中、雄大な山景に抱かれながら好みのシチュエーションで入浴できるのが薪風呂ボヘメンの醍醐味となっています。時にモバイルサウナやアウトドアストーブを合わせることで、炎、食、リラックスを同時に満喫できるのも特徴です。アウトドアの時も薪風呂を満喫。「ボヘメン」で癒しのひとときを。力のいる作業や、汚れやすいアウトドアの際に入るお風呂は格別なもの。薪風呂の温かくまろやかな湯当たりで、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。------------------------------------------------------商品詳細薪風呂 ボヘメンオープン価格>>商品をチェック

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  • ほっこり家鍋、外鍋。

    寒いシーズンに欠かせないのが温かい鍋料理。お腹の中から温まる鍋料理は、食べるだけで心もぬくもりに溢れます。鍋料理は簡単に作れるものが多い上におかずや汁ものとしての機能を備えているのでメインを張れ、鍋を一品作るだけで食卓が完了するのも良いところです。鍋料理は、東北地方の芋煮に代表されるように野外でも親しまれており、アウトドアへの互換性もあるのが良いところ。様々な具材を切って煮込むワイルドな料理法は外でも実践しやすく、上品に家で楽しむだけでなく、無骨にもできるのが特徴です。バーベキューに飽きた方も、外で温かいものが食べたい雪中キャンプにも欠かせない鍋料理についてご紹介します。簡単に作れて大人気。鍋料理の長所とは。鍋料理の長所は何といっても、栄養素をバランス良くとることができるところ。主菜と副菜、汁ものが一度にそろう鍋料理は、献立を立てるのが苦手な方でも作りやすく、簡単に栄養が整います。また、肉や魚、野菜、豆腐、きのこなど様々なものを入れられ、野菜をたっぷりと使うことが多いので、焼肉やバーベキューにはないさっぱりとした味わいに仕上がります。基本的には油も使わない調理法なので、体調が気になる方や健康を気にする方がいる席でも、比較的ヘルシーな団欒が楽しめます。さっぱりとしたものが食べたい時は寄せ鍋や、水炊き風にしてポン酢やつけだれで楽しむこともでき、こってりしたものが食べたい時はすき焼き鍋、坦々胡麻鍋やキムチ鍋など、がっつりと濃い味付けでも楽しめます。料理初心者やお子さんと一緒でも簡単に作れ、炭水化物は締めにうどんなどの麺を入れることで、鍋一つで食事が完了します。洗い物も少なく済み、鍋へのこびりつきなども少ないところも魅力であると言えるでしょう。家でも野外でも使いやすい鍋といえば、LAVAのホーロー鍋。野外で使うのにおすすめなのがLAVAのホーローシリーズ。世界三大料理の地であるトルコで生まれた鋳鉄製ホーロー鍋で、少量の熱で絶妙な味を実現する上質な鋳鉄でできた調理器具です。様々な熱源に対応しており、直火、ガス、電気、IH、オーブン、ハロゲン、食洗機に対応可能です。様々なくらしのスタイルにも対応してくれます。LAVAの鍋・フライパンには、ホーロー加工が施されています。そのため、食材が焦げ付きにくく、食材の旨味を外に逃がさないのがポイント。さらに汚れが落ちやすく、調理後のお手入れも簡単にできます。一人前サイズから、最大十二人前のサイズまであるのもうれしいところ。一つあると何世代にも渡って使えるLAVAのホーロー鍋で、鍋料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。ワンランク上の鍋なら、上質なポン酢をお供に。こってりした鍋も良いですが、上質な素材の味を楽しむならポン酢で食べるのもおすすめです。「宝塚つつじガ丘のぽん酢 全2種」はさっぱりとした上品な味わいが楽しめます。完全無添加の手作りぽん酢で、いつもの食卓が料亭の味に様変わりします。無添加ならではの後味の良さが自慢の逸品です。「宝塚つつじガ丘のぽん酢」は2種類あり、天然羅臼昆布と本枯れ節をたっぷり使い丁寧にひいた白だしと2種類の果汁でお料理の味をひきたてる【すっきりさん】は白身魚(特にてっさ)との相性が抜群。もう一つの【まろやかさん】は、果汁の香りがしっかりしてほんのり甘めです。【すっきりさん】に比べると甘口でお肉料理に合います。キュッとくる酸味が苦手な方やお子さんにもおすすめできる一品です。材料に、生産者の顔の見える素性が確かなものだけをセレクトし、それらを贅沢に用いています。天然羅臼昆布と本枯れ節の一番出汁、醤油、みりん、米酢、柑橘果汁。調整役としてほんの少しの塩とてんさい糖。醤油、みりん、米酢は国産材料を伝統製法で醸造したものばかりです。いつもよりほんのちょっと上質な鍋を楽しみたい方、日本酒が好きな方などにおすすめです。鍋に彩りを。贅沢な味を楽しむなら「毛ガニ&冷凍ホタテ&ソフト貝柱」も。スープに芳醇な旨みを与えてくれるのが海鮮です。特に蟹でとったスープは旨みが溢れ、身も美味しいので鍋に最適な食材。「毛ガニ&冷凍ホタテ&ソフト貝柱」はオホーツクの厳しい荒波に揉まれながら育った肉厚の毛ガニを浜茹でしてあり、その食べ応えは抜群です。毛蟹はその殻から絶品の出汁が取れるので、鍋に入れておくだけで染み入るような旨みが堪能できます。また、刺身、炊き込みご飯、バター醤油焼きで楽しめる剥きホタテ、おつまみで美味しいソフト貝柱もセットになっています。大勢の集まりでも重宝するセットで鍋を囲んでみてください。鍋料理で心も身体も暖かく。家の中でもアウトドアでもほっこりと心や身体を温めてくれる鍋料理。美味しいもので身も心も満たされて、冷え込むシーズンを乗り越えましょう。------------------------------------------------------商品詳細LAVA ホーロー鍋 ラウンドキャセロール6,600円 ~ 29,700円(税込)>>商品をチェックLAVA ホーロー鍋 オーバルキャセロール6,600円 ~ 27,500円(税込)>>商品をチェック宝塚つつじガ丘のぽん酢 全2種2,000円 ~ 4,100円 (税込)>>商品をチェック毛ガニ&冷凍ホタテ&ソフト貝柱10,000円(税込)>>商品をチェック

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  • 鹿の角がついた唯一無二のファイヤースターターで焚き火をもっと楽しく。

    キャンプのとき特に重要なのが火を起こすことです。焚き火は夜間の明るさを確保すると同時に、寒さをしのぐ暖かさも提供してくれます。太古の昔には動物から身を守ってくれたりすることもあり、キャンプや野営の時には欠かせないアイテムとなっています。火が使えると料理の煮炊きからあぶり、バーベキューから、夜の間の灯としても役立ちます。また、近年の研究では、焚き火には癒し効果もあることがわかっています。「1/fゆらぎ」と呼ばれる調和の取れた動きが焚き火にはあり、心を落ち着かせてくれるのです。自然界の木漏れ日、波の音、木立の揺れる音などにも同じ効果があります。都会の生活ではなかなか得ることのできないリラックス効果を得られるとして、近年とくにキャンプ時の焚き火は人気です。今回は自然の恵みから生まれたファイヤースターターを使い方とともにご紹介します。ひとつ持っておくと便利。ファイヤースターターとは。ファイヤースターターとはその名の通り、火をつけるために作られた火おこしのための道具です。メタルマッチとも呼ばれ、「ロッド」と呼ばれるマグネシウムやフェロセリウムの棒を、「ストライカー」と呼ばれるもので擦ると火花が散り、それを火口に着火させる仕組みとなっています。古代より使われている「火打石」と同じ原理で、ロッドとストライカーを勢いよく擦った際に発生した火花を、大きな火に育てていくというのが典型的な使い方です。本格的なアウトドア気分を高めるだけでなく、燃料が必要ありません。このため、燃料用の荷物が別で発生しないのがファイヤースターターの良いところです。また、かなり原始的な作りの器具なのでバッテリー切れなどの危険性もありません。木のマッチのように湿気たりしないところもポイント。金属製のものなら大体一万回ほど使えるとも言われており、コスパもよく長寿命であるとも言えます。サスティナブルな器具と言えるでしょう。使うにはコツが必要。ファイヤースターターの使い方。ファイヤースターターには様々な種類が存在しますが、今回はどのファイヤースターターにも共通の使い方をご紹介します。まずは火口を準備します。火口(ほくち)とはファイヤースターターで飛ばした火花を着火させるためのものです。基本的に乾いていて燃えやすいものと言われています。ティッシュや乾いた杉の葉、乾燥した落ち葉、ほぐした麻紐などが代表的なものです。次にロッドの表面をストライカーで軽く削り、火口にかけておきます。金属の粉を火口に纏わせておくことによって、点火しやすくなり、大きな火になりやすくなります。そこまで終えたらストライカーでロッドの表面を勢いよく擦り、火花を起こします。火花が火口に向くように狙ってください。何度か繰り返して行うことで、火がつきやすくなります。その後火種が火口についたら、少しづつ火を育てます。火口に使ったものなど、燃えやすいものを追加しつつ火を大きくしていってください。このように、ファイヤースターターはゲーム性もあり楽しい着火の方法です。キャンプの時は一度試してみることをおすすめします。注目間違いなし。鹿の角がついた唯一無二のファイヤースターター。ファイヤースターターには機能性のあるデザインのものが多いです。無駄のないデザインも良いですが、今回ご紹介する「AMENOKAKU(鹿の角のファイアスターター)」は、鹿の角がついている珍しいデザイン。静岡県川根本町で生まれたアイテムで、地元猟師から「鹿の角が廃棄されている」と聞いたことから商品開発が行われました。特に活用が難しい鹿角を使ったアウトドアグッズは唯一無二の存在感です。無骨ながらどこかノルディックなお洒落さも併せ持ったファイヤースターターを、是非アウトドアのお供に。------------------------------------------------------商品詳細AMENOKAKU(鹿の角のファイアスターター)10,000円(税込)>>商品をチェック

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  • いまこそアナログ盤

    そっとターンテーブルにレコードを載せ、静かに回る盤に針を落とす。スピーカーから流れてくる温かく優しい音。近年またアナログ盤の人気が高まっている。各地に点在するレコードが聴ける店やショップも賑わいを見せ、さらに大手メーカーがプレーヤーの再販を決定した。なぜいまアナログ盤か。関東の中古レコード店巡り中古レコード店はマニアばかりが愉しめる店ではない。懐かしのアルバムや出会えなかった名盤を探し出すたび「あの頃」の様々なシーンが脳裏に浮かび上がってくる。そうした時間を超えた喜びが飛び交う店で「一枚」を探そう。レア盤が揃うビートルズの専門店The Perfect Circle (ビートルズ)東京都新宿区1990年代、新宿界隈では中古㆑コードショップが100軒近くあり、それぞれ特色のある店が多かった。今では数十軒とその数は減ってしまったものの、あるジャンルに特化した㆑コードショップがまだまだ健在である。そのひとつがパーフェクト・サークル ビートルズ店だ。ワンフロアの店内には2000枚以上のビートルズの㆑コードで埋め尽くされている。ここには廃盤になってしまった貴重な一枚やサイン付きものなど㆑ア盤も多数ある。ファンにとってはたまらない空間といったところだろう。「最近ではポールの来日公演があったので、若い世代や女性など客層も広がりました。初めてのお客様には古い楽曲から聴くように勧めています。」青木さんは初めての人にもビートルズの楽しみ方を丁寧に教えてくれる。ワンフロアに広がる夢の空間discland JARO (ジャズ)東京都渋谷区1973年にオープンしたジャズレコード専門の老舗だ。ビルの半地下にある3坪ほどの店舗は、約8000枚のレコードに埋もれている。店主の柴崎研二さんによれば、創業当時はジャズ喫茶全盛時代で、仕入れた新譜50枚が3日で無くなったという。現在は古くからの常連客や外国人が多く、委託販売もしている。在庫は50年代から60年代にかけてのモダンジャズが中心だ。「ジャズが一番ジャズらしかった時代。片面3曲で10分弱は聴きごたえがあって、人間の耳に合っています」。階段の天井にスピーカーがあり、いい音を醸し出している。穴倉のような店は不思議と居心地が良く、笑顔の柴崎さんとのジャズ談義が楽しい。アートのようなジャケットが並ぶIdea Classics (クラシック)東京都千代田区ガラス窓からこぼれる灯りに誘われるように店内に入ると、そこにはクラシックレコードのジャケットがアート作品のように飾られていた。「古いものの中にはアンディ・ウォーホルの描いたジャケットなどもあるんですよ」クラシックを専門に扱う「Idea Classic」の店主・佐野昭夫さんは優しい口ぶりで音楽以外のこともいろいろと教えてくれる。「お客様の滞在時間が長いのでいろいろお話をさせていただいています。コミュニケーションをとっていると思わぬ情報交換ができるんです」と佐野さん。常連客も多いというが、これからクラシックを聴きたいという「初めて」の人にとっても優しい店である。新しい音楽に出合うBarn Homes Records(インディーズなど)東京都新宿区日本のメジャーな音楽シーンでは、まず話題に上ることにない新譜と出合える店、それが「バーンホームズ㆑コード」である。ここにはアメリカン・インディーズからトラッシュ・ガ㆑ージ、さらには50年代のR&Bや戦前に流れていたブルースまで、全てが同じ店内に同居している。だが決してビギナーが近寄れないというわけではなく、辺境なジャンルながらポップで聴きやすいものを基本に揃えられている。「ネット通販全盛ですが当店では対面販売がメインです」と店主の吉原邦男さん。マニアックな客が多いため、初めて来店した人は戸惑うかもしれないが、気軽に声をかければ店主お薦めの一枚を紹介してくれる。日本初のレコード店富士レコード社(オールジャンル)東京都千代田区古本の街として知られる神田神保町。そこには中古㆑コードファンの間ではよく知られた名店「富士㆑コード社」がある。姉妹店の「㆑コード社」とともに1930年に創業した、日本で一番古い㆑コード店である。㆑コードの種類は LPやEPはもちろん、希少価値の高いSPも扱っている。老舗らしくジャンルはクラシックからポピュラー、歌謡曲、純邦楽と何でも揃えているのだ。「昔からのお客様はもちろん、新しくアナログを聴き始めた人たちにも、その楽しさや素晴らしさを紹介していきたい」と販売課長の佐藤満弘さん。店内に足を踏み入れれば、宝探し感覚が楽しめる。㆑コード下取りの相談にも真摯に対応してくれる。初心者のためのレコード環境の整え方「これからレコードを聴きたい」という方のケースは様々。そこで幅広いニーズに応えてくれる販売店・ヨドバシカメラの AV総合チーム プロダクト・スペシャリスト細川雄右さんに機器の揃え方を伺った。自分のベーシックな音環境を揃えた後に変化を加えよう「売り場にいてもLPレコード人気の再燃を感じます」と、この道10年のスペシャリスト・細川さん。ただしニーズは様々で、来店者が何を求めているかで提案も異なってくるという。20年ぐらい聴いていなかったけれど、退職を機に昔買ったレコードを再聴したい。そういった昔ながらの音や方法で楽しみたい方がいる一方で、ハイレゾ・オーディオとリンクさせて聴きたい方もいる。ハイレゾはスタジオで録音したマスター音源により近い音と言われているが、LPを自分で録音してハイレゾ化し、ハイレゾ対応ウォークマンなどでLPならではの音を手軽に愉しむ人も現れている。ただし、この記事を読んでいる方は昔ながらの楽しみ方をたい方が大半と思われるので、話をそちらに絞りたい。「まずは予算が大きいです。お金はかけられないという場合には、オールインワンタイプ。また10万円あれば、後につながる基本セットが組めます。その際、クラシックが多いのかジャズなのかポップスなのかといった、その方が聴く頻度の高い音楽を優先し、その中で何種類かご提案させていただきます」この予算での基礎知識として、カートリッジが交換できるアームを搭載したプレーヤーを選べば、音の雰囲気やレベルをカートリッジ交換によって後から変えられる。また、アナログプレーヤーからの信号は0・1〜5mVと微細なので、増幅するためのフォノイコライザーという装置が必要になる。ただしPHONO(フォノ)入力があるアンプの場合、イコライザーを内蔵しているので購入は不要。またMM型カートリッジには対応しているがMC型には対応していないアンプもあるので(MM/MC切替スイッチがあれば両方に対応)、対応していないアンプでMC型を使うならイコライザーが必要だ。ちなみに基本的なイコライザーは1万円台後半で購入できる。また、プレーヤーにはダイレクトドライブとベルトドライブがあり、耐久性が高いのはダイレクト。よりアナログらしい音なのはベルトドライブと覚えておきたい。さて、ちょっとこだわりのレコード環境をつくりたい方は、最低50万円ほどの予算をみてほしい。オーディオ機器は振動を抑えることによってノイズを減らす「静振性」を重視し、これを高めようと素材や構造にこだわるが、ここで紹介したモデルはそうした点でレベルが高い。「また、このクラスになるとデザインも大切な要素です。お好みやご自宅のインテアとマッチするか、といった点もチェックしてください」まずはプロに相談しながら、自分にとってのベーシックな音環境を揃えること。そこから奥深い音のバリエーションの森へと入っていくのが、道に迷わない最善の方法だ。今、アナログレコードを聴く贅沢。〜デジタル化で失われた大切なもの〜静かな夜ふけ、お気に入りの㆑コードを1枚手にする。何度も見ているはずのジャケットに、しばし見惚れてしまう。音溝部分に触れないようにディスクを慎重に取り出し、ターンテーブルに載せる。ゆっくりと回る黒い盤面にそっと針を落とす。プツッと乾いた音がして、ほどなく柔らかな楽音が部屋を満たし始める。ブランデーグラスを手にして深々とソファに身を沈め音と融け合う。音楽好きなら誰もが手にしたいと思う至福のひと時。レコードはエジソンの円筒型蓄音機「フォノグラフ」に始まる。彼が特許を申請したの1877年12月6日。しかし、フォノグラフは「トーキングマシン」と呼ばれたことからもわかるように、音楽メディアであるよりも、まずは画期的な事務機として受け止められた。蓄音機が音楽をリアルに記録再生するメディアになるには少し時間を必要とした。1887年9月26日、ベルリーナが特許申請した円盤型蓄音機「フォノグラム」によってレコードは音楽メディアとしての道を歩み始める。そして、SPからLPへ、モノーラルからステレオへと進化し、記録される元の音への忠実度をしだいに高めつつ、いつでもどこでも、まるで生の音楽を聴くように再現できるメディアとして広く普及したのである。ここで時間を一気に1982年10月に早送りしよう。この年、直径12センチの金色に輝く「CD」が新しい㆑コードとして登場する。CDは㆑コードの欠点や弱点と思われることを改善し、長時間記録と小型で壊れにくいなどの利便性を合わせもつ「夢の㆑コード」として生まれた。CDは予想をはるかに超える勢いで普及し、登場からわずか4年の86年には㆑コードの売上を追い抜く。ほどなく㆑コードメーカーはその大半が㆑コード製造部門を廃止し、㆑コードは音楽市場の片隅に追いやられることになった。そして、㆑コードと言えば30センチのLPのことだったのが、このころからデジタル技術によるCDと区別するため、「アナログ㆑コード」と呼ばれるようにもなった(ここでは愛惜の念をこめて「㆑コード」と表記する)。しかし、その後の目覚ましいデジタル技術の革新は、音楽の聴き方をさらに大きく変貌させていく。若い世代を中心にダウンロード音源を小さなデジタル携帯機器やスマートフォンで聴くことが主流となり、高音質を求めるマニアックなファンの間では、CD規格を大きく超えるデジタルデータを、そのままダウンロードして聴くことが注目を集めている。今やCDもその姿を消しかねない危機に陥っているのだ。今、アナログレコードを聴く贅沢。㆑コードからCDへ、そしてダウンロード音源へとメディアが革新されていくなかで、㆑コードを聴くことが見直される気運も根強い。㆑コードを話題にする記事は、これまでも新聞、雑誌に毎年のように登場してきたし、ジャズ喫茶のように㆑コードを聴ける場所も少なからずある。また、このところ内外で㆑コードの売上は少しずつだが増えているし、ニューモデル・プ㆑ーヤーの発売を予定している大手メーカーもある。つい最近、ある全国紙は「この㆑コード人気はもはや一過性のブームではない」とまで書いた。しかし、㆑コードの再評価は単なる懐古趣味、あるいは消え去るメディアへの挽歌に過ぎない、という声も相変わらずある。ここで少し冷静に㆑コードを見つめ直してみよう。㆑コードからCDになって変わったのはディスクの記録方式とサイズだけではない。操作が簡単になったことも大きなポイントだ。ボタンを押せばト㆑イが開き、そこにディスクを置いてボタンを押せば音が出る。ダウンロード音源では、もはや音を記録したディスクさえ見えない。音楽は膨大なデジタデータとしてハードディスクかメモリーに記録されている。聴き手に許されるのは音量調節と選曲ぐらいのものだ。また、㆑コードの良さは、その温かく柔らかい音にある。CDのように一定以上の高域をカットしていないからだ、などとよく言われる。しかし、CDの音も決して悪くはない。物理特性の優秀さではCDが上をいく。何よりもこれまで多くの音楽家や音楽制作者たちを満足させてきたのだ。㆑コードの人気が回復しつつあるのには、音質の優劣とは次元の異なる要因があるのではないかという気がしてくる。CDやダウンロード音源に比べると、㆑コードからいい音を引き出すには、実は手間も暇も資金も必要だし、操作には熟練も必要だ。万事に簡便さが尊ばれる時節には肩身が狭い。しかし、プ㆑ーヤーを構成する部品を自分の好みに合わせて替えられることはデジタルにはない大きな魅力だろう。例えば、同じ㆑コードがカートリッジを替えるだけで、柔らかくも硬くも、シャープにも滑らかにも、音の肌触りは変化する。また、ゆったりと回転するプ㆑ーヤーの姿を目にすると、日常とは違った時間が流れる別世界に誘い込まれる。こういうことが㆑コードの音の温かみや滑らかさにもつながっているに違いない。メディアのデジタル化は、音楽を聴く行為から操作に手をかける余地や視覚的充足感という大切なものを奪ったのである。音質の物理特性と簡便さではデジタルに一歩譲っても、㆑コードで音楽を聴く「至福のひと時」は捨てがたい。〜デジタル化で失われた大切なもの文◎船木文宏(「CDジャーナル」創刊編集長)028december 2015※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓灯AKARI(キャンドル) 2個セット日本古来の伝統、素材を活かし、桧のおちょこを反転させてロウを流し込んだろうそく。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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