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男の隠れ家コンテンツ

  • 昭和レトロ喫茶、 探訪。東京編

    ドアを開けるとそこに広がるのは古き良き時代の面影を残す空間。昭和の匂いがするその店の雰囲気に、ある人は懐かしい思い出に浸り、またある人はそのレトロさに新鮮味を感じるのかも知れない。60年の歴史がしみる、街の“文化遺産”さぼうる日本最大、いや世界最大規模の古書店街、東京・神田神保町。古書店街と喫茶店の親和性は実に深い。巡りあったばかりの書物を開いたり、界隈に点在する出版社との打ち合わせの場として、重宝される。数多くの名喫茶が集中するエリアなのである。その中でも、押しも押されもせぬ風格を放っているのが、「さぼうる」だ。昭和30年(1955)に創業して早61年。街のランドマークとなっている。蔦の絡まる外観からして見惚れてしまうが、店内に入れば、山小屋のような木の温もりに溢れている。小さな階段を上がった中二階はギュウギュウとこれまた小さな椅子とテーブルが配してあり、まるで小人の家のよう。半地下ではカーブのような穴蔵感が味わえる。初めての訪問ならば、一見しただけでは全体像を把握できないだろう。本の街で育まれた文化的な薫り、壁の書き文字に見られる濃密なエキスみたいなものが、ぎゅっと刻みこまれているこの店だけの空間。もはや街の〝文化遺産〟とでも呼びたくなる、時間が創り上げた飴色の空間なのだ。だが、店の造りより何よりすごいのは、店を開いた当人、鈴木文雄さん(83歳)その人が今も店に立ち、客を案内し、スタッフに気を配り、店内全体を見守っていることである。「店に入ってらっしゃる前にどの席に案内するかを見極めなきゃ。どの位のお歳か、大きな荷物を持ってらっしゃるか、足は悪くないか。あ、あのお客様は毎日来て下さる。あの方はもう40年ぐらい通ってるね」。長年の経験からマスターの目の行き届き具合は、さすがのひと言。「毎日通うどころか、一日2、3回来てくれる人もいる」という。生きる看板のごときマスターの存在と、「いわずともわかっていてくれる」という安心感が、この店へ客の足を60年以上も引き寄せるのだろう。ところで「さぼうる」は、実はアルコール類も飲めるのだ。『菊正宗』から『吉四六』、洋酒のほか、シェーカーを振るカクテルまであり、ボトルキープまでできるという充実ぶりだ。そして朝からでも飲める。意外と知らない客も多い。これは、かつて周辺の出版社から徹夜明けの編集者がやって来ることが多く、仕事終わりの一杯をここで楽しんでいた頃の名残りなのだそうだ。これだけの歴史を誇る店において、ここ2年で新メニューが誕生したという。それはクリームソーダのブルーハワイ味。なんでも、試しに作ってみたら味が良くて、従来の味に加え全4種にしたのだという。老舗にあぐらをかくことのない、飽くなき探求心。マスターは言う。「いつでも、新しい目線を持ってなきゃ。メニューだって今まで通りでいいのか考えないとね」。マスターの姿勢と、店への愛情。いやはや、お見それしました。欧州風のゴージャスな純喫茶古城昭和遺産とも呼びたくなる豪華絢爛のインテリア地下へと導かれる階段で、さっそく中世の騎士と貴婦人を描いたステンドグラスの出迎えを受けた。店は上野駅の近くにあるのだが、階段を下りるに従って外の喧噪が少しずつ遠ざかっていく。そんなアプローチを経て目の前に広がるのは、思わず「おっ」と声を発しそうになるほどの別世界。絢爛なシャンデリア、大理石の壁、奥正面の壁を覆うエルミタージュ美術館を模したという大きなステンドグラス、真鍮を組んだモザイク調の床などなど……。店名の「古城」にふさわしい雰囲気はもちろん、秘密の地下宮殿を見つけたような嬉しさがこみ上げてくる。「父である先代が美術全集などを見てアイデアを練り、内装を全てオーダーメイドで造り上げました。凝りけているようだ、と揶揄されたことも。大正モダンボーイのセンスとこだわりですね」と笑う、二代目オーナーの松井京子さん(69歳)。マダムと呼びたくなる凛とした立ち姿が何とも素敵で、料理に腕をふるう姉の山下千代子さん(72歳)とともに、父親から引き継いだこのゴージャスな店を守り続けてる。創業は東京オリンピック開催年の昭和39年(1964)。父の松井省三さんが、「本格的な珈琲をヨーロッパ風の豪華な空間でもてなしたい」と店を開いたのが始まりだという。定すぎちゃって壁に1万円札を貼り付けているようだ、と揶揄されたことも。大正モダンボイのセンスとこだわりですね」と笑う、二代目オーナーの松井京子さん(69歳)。マダムと呼びたくなる凛とした立ち姿が何とも素敵で、料理に腕をふるう姉の山下千代子さん(72歳)とともに、父親から引き継いだこのゴージャスな店を守り続けている。創業は東京オリンピック開催年の昭和39年(1964)。父の松井省三さんが、「本格的な珈琲をヨーロッパ風の豪華な空間でもてなしたい」と店を開いたのが始まりだという。定番珈琲はブルーマウンテン。当時は150円で出していたが、高級品になってきてからはどうにも折り合わず、仕方なく現在はメニューからはずしている。「父の思いが残せなくて残念でしたが、今、提供しているブレンドコーヒー(490円)も苦味とコク、香りが三位一体になった本格派です」クラシカルなデザインのコーヒーカップも店のイメージに調和しており、レースカバーの付いたソファに身を委ねて味わっていると、何とも贅沢な気分に包まれる。 GMは静かに漂うクラシックの調べ。この日は読書にふける若い女性や、上野という立地のせいかパンフレットを開いて談笑する美術館帰りとおぼしきご夫婦の姿などがセピア色の空間に溶け込んでいた。「若い頃に味わったクリームソーダとナポリタンを食べに来たよ〜、と遠方から再び足を運んでくださるお客様も。そんな時はお店を続けてきて良かったと思いますね」ここではまだ、昭和の良き時代の空気が色あせることなく流れている。クラシック音楽を気軽な雰囲気で名曲・珈琲 麦〝名曲〟の文字を冠し、大型スピーカーやソファに掛けられた白いカバーなどが名曲喫茶全盛期の雰囲気を醸しているが、昔からいわゆるお喋り厳禁という堅苦しい店ではない。創業は昭和39年(1964)。現店主の生沢直弘さん(68歳)は、当時からその自由な心地よさに惹かれて店に通い詰めた客の一人だった。いつしか創業者の河田宏さんから鍵を渡されるようになり、気が付くと店を任される側にいたという。初代から受け継いだ4種の豆をブレンドしたコーヒーや、プリンアラモードが人気。長居するお客が多いのは昔も今も変わっていない。新宿の地下のクラシカル空間名曲・珈琲 新宿らんぶる一階はごく普通の喫茶店の造りながら、地下へ下っていくとダンスホールを思わせる圧巻の広さだ。席数は約200席。真紅のベルベットのソファ席がゆったりと配される。昭和25年創業。昭和49年(1974)に建て替えられたが、創業時からのシャンデリアや燭台が用いられ、クラシカルな空間美で満ちている。そもそもは音楽を聞かせるための名曲喫茶。現在では、喧騒を逃れてゆったりと昼食をとる客にも重宝される店となった。同店は戦後の新宿文化を今日に伝える店として、地域文化財に認定されている。しばし、ノスタルジックな憩いに浸ろう。クラシックホテルのラウンジを思わせる純喫茶 ROYALオーナー自身が追求した、喫茶店の理想スタイル入店してすぐ現れる空間には、大理石が床にも壁の装飾にも用いられ、正面にはステンドグラスが出迎える。続く奥の空間は、アールがかった天井に、シャンデリアが掛かる。ビルの地下ながら、広がりのあるクラシックホテルのラウンジを思わせる空間と内装である。聞けば、初代オーナーは財界に精通していた人物。海外へ出向き、その目で見てきたエッセンスがそこかしこに織り込まれている。店長の野山弘さんによると、初代オーナーも、昼下がりには毎日のように店で珈琲を嗜んでいたという。「オーナーには、上質なものは古くなっても褪せることなく年月を経ていく、という考えがあったのです」好ましいものを追求し、それがベテランウェイターたちによって今も受け継がれ、店の魅力となっている。小岩で一番古いドリップコーヒー店珈琲木の実両親の愛情と思いが刻まれた和洋折衷の居心地のいい空間JR小岩駅北口から徒歩約3分、地元の人が行き交う商店街の中に少し空気感が異なる山小屋風の建物が佇んでいる。和洋折衷の外観とどこか郷愁を誘う風情。扉を開けて中に入ると、そこはさらに心躍る懐かしい色味を帯びていた。例えて言うなら昭和の純喫茶とアメリカのダイナーが融合したような……。そして観葉植物や壁に飾られたいくつもの絵画が趣を深めている。「内装や絵画の多くは父の作です」と話す店主の山本義一さん。開業は昭和30年(1955)。製鉄会社で働いていた父親が病に倒れ、生活の糧を得るため母親が店を開いたのが始まりだという。9年後に店を今の場所に移した際には、内装は病が回復した父親が手がけた。その後、母親が体を壊すと義一さんが店を手伝うことに。弟の和勇さんも加わり現在に至っている。「両親はもう亡くなりましたが、親から受けた恩を忘れずいつも店への細かな手入れを心がけています」コーヒーへのこだわりも同様で、厳選の豆とハンドドリップで淹れるスタイルは小岩では先駆け。香り高い一杯は店の看板となっている。老舗喫茶でモダンなパンケーキをCOFFEE ブリッヂ作家・向田邦子が通った喫茶店。創業は昭和33年(1958)。首都高速道路の高架下のデパート開業と同時だった。当初は有料喫茶室といい、客が入店時にタイムカードを押し、出るときに滞在料金を払う仕組みだった。界隈のマスコミ関係者には絶好の仕事場で、当時事務所を持たなかった向田さんは週に何度も通い、決まった席で執筆に励んだという。二代目・山口哲郎さん(65歳)は、30年前からボリューム満点のパンケーキをずっと提供し続けてきた。今やパンケーキは全8種にも上る。有料喫茶室時代から客層も大きく変わり、連日若い女性で賑わっている。自家焙煎にこだわる下町の老舗ローヤル珈琲店 本店浅草六区近くの商店街の賑わいのなかに佇む昭和37年(1962)創業の老舗珈琲店。店先からはときおり珈琲豆を焙煎する香ばしい煙が漂い、珈琲好きの嗅覚を刺激する。店での自家焙煎は初期から取り入れており、当時は画期的だと評判を呼んだ。基本のブレンドは苦味とコク、酸味のバランスが絶妙な一杯。また、ミルクが入った状態で出されるロワイヤル珈琲は創業時からある人気メニューで、高品質の中沢生クリームをたっぷり使ったヨーロピアンのテイストが味わい深い。銅版画や欧州絵画が飾られた落ち着いた店内も居心地抜群!----------------------------------------コラム:あの忘れえぬ一杯 懐かしい空間に魅かれて散歩の途中、よくあるチェーン系のカフェとは違う、個人経営の喫茶店を見つけると思わず立ち寄ってみたくなる。それも一見して年季の感じられる、昭和らしいムードの店ならば申し分ない。では、昭和らしい喫茶店の要素とは、いったいどういうものなのだろう。まぁその辺、開業の年や建物の築年を調べればいいわけだが、ここではそういう硬い話とは別に、僕好みの昭和調喫茶のポイントをいくつか提示しておきたい。まずは、屋号。『○×珈琲店』と銘打ったような店は、いかにも珈琲豆にこだわっていそうで魅かれるところはあるのだが、昭和らしさとなると、その辺多少ゆるい感じの方がいい。僕が割と好んでいるのは、「パーラー」と看板に謳った店。フルーツパーラー流れの店で、古風なミキサー式の生ジュースなどを出す所も多い。そして、看板を掲げた店先にジュースや軽食のサンプルを並べたショーケースが備えられていれば一段とテンションは上がる。生ジュースの話が出たので、メニューに眼を向けてみよう。先にも書いたとおり、珈琲豆にこだわりすぎると、昭和っぽさからはちょっと離れてしまう。ブラジル、グアテマラ、エチオピア……などと並んでいるより、ただコーヒー、あるいはブレンドとあるだけで、他はコーラ、クリームソーダ、レモンスカッシュ……と続く方がより日本の昭和喫茶らしい。ドリンク類でとりわけ魅かれるのは、ミルクセーキ。赤いサクランボをアクセントにしたミルクセーキのサンプルが玄関口のショーケースに置かれている店は、まず当たりだ。珈琲のヴァリエーションにこだわるな、とはいったけれど、瞬時にノスタルジーをかきたてられるメニューがある。ウインナーコーヒーってやつ。ホットコーヒーにホイップクリームを浮かべたもので、ウインナーはウィーン風の意。原地ウィーンでも伝統的な飲み方というが、クリームにアルプスの雪山をイメージした、なんて説を聞いたことがある。古い喫茶店のひとつのタイプに、山小屋風のつくりの所があるけれど、そういう店の定番ニューともいえる。店内の小道具で一段と昭和的ポイントを上げるのが、ピンク色の電話。いまどきは店内電話を利用する客もほとんどいないだろうが、壊れていても置いてあるだけで、懐かしい時代の喫茶風景が回想される(丸ノ内や大手町の数少なくなった古参ビルの地下街にはピンク電話のある店が割合と見られる)。星座占いのオミクジ装置の付いた灰皿とか麻雀やインベーダーゲームを内蔵したテーブル……といった諸々は僕の世代にとってはちょっと微妙な古さなのだが、このあたりにも昭和らしさを感じる世代が増えているのかもしれない。そして、なんといっても重要なのは客層。店内に年配の御常連──。手なれた感じでモーニングを注文しつつスポーツ新聞なんぞを読みふける単身の老人客がいるだけで、グッと雰囲気にコクが出る。泉 麻人 コラムニスト いずみ・あさと1956 年、東京生まれ。「週刊T V ガイド」などの編集者を経てコラムニストになる。町歩きをはじめ、喫茶店巡りの本も執筆。雑誌だけでなくテレビのコメンテーターや司会も務める。著書に『東京いつもの喫茶店 散歩の途中にホットケーキ』『東京ふつうの喫茶店(共に平凡社)『大東京23区散歩』(講談社)など。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓有田焼 マグカップ 全6色ボウル部分が大きく作られているので、マグの中で飲み物が転がり味がマイルドに感じられる形状です。詳しくはバナーをクリック↓有田焼 セラフィルター紙のフィルターでは不可能であった「うまみ成分である豆の油を通す」ことで、コーヒー豆本来の旨味を味わうことができる世界唯一のコーヒーフィルターです。

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  • 静岡県川根地区の自然が育んだお茶 -ティーバッグセット2種類-

    冬の寒さが厳しい時、温かい飲み物が恋しくなる瞬間があります。葉を落とした木々や、窓の外を覆う雪を見ながら、ゆっくりと自分の時間を楽しむ。そんな癒しの時間をもっと特別なものに変えてくれるのが、健康茶をご紹介します。自宅用はもちろん、ギフトとしてもぴったりですよ。静岡の自然が生む新たな可能性。「川根薪火三十年番茶」と「川根薪火三年番茶」は、静岡県川根地区の自然が育んだ、まさに自然の恵みを詰め込んだお茶です。特に「川根薪火三年番茶」は、自然に育った茶樹から生まれ、手間暇かけて焙煎された、その名の通り3年の歳月を経て作り上げられる逸品。自然栽培で育った茶樹は、無農薬、無肥料。ですから、茶葉本来の優しい味わいと、体に優しい成分がふんだんに含まれています。このお茶の魅力は、ただ美味しいという点にとどまりません。ポイントはカフェインが少ないという点。就寝前にゆっくり過ごしたい時にも安心して楽しめます。「川根薪火三年番茶」に使用されている品種はヤブキタ。2度焙煎され、遠赤外線効果で茎の芯まで火の通ったお茶は、身体を芯から温めてくれます。スッキリとしたクセのない味わいは、何倍でも飲みたくなる、寒い季節には欠かせないお茶です。「川根薪火三十年番茶」は川根茶の名産地である笹間地区の貴重な在来種で、こちらは自然栽培で30年以上生育した茶樹を焙煎しています。こちらも茎ごと焙煎しているので、茶樹の持つ生命力をそのまま頂くことができ、お茶本来の深い味わいを楽しめますよ。生産者の素晴らしい思いを、ぜひ感じてみて。このお茶の素晴らしさは味わいだけではなく、作られた背景にもあります。PEACE TEA FACTORYは、高齢化や後継者不在で茶畑を維持できず、放置されている茶畑の刈り取りを代行し、人の手を加えない自然に育った茶樹を収穫。三年番茶を生産することで里山の環境保全・雇用創出にも貢献している素晴らしい企業です。地域の茶畑を守り、環境に優しい方法を用いてお茶を生産しています。そこには地域社会への深い配慮と、環境保護への強い意志が込められています。味わいからは、生産者の素敵な思いも感じられますよ。今回は、そんな素晴らしいお茶をティーバッグセットと茶葉セットの2種類でご用意。お好みに合わせてタイプを選ぶことができるのも嬉しいですよね。あなたの大切な人への思いやりが、このお茶と共に届けられるはずです。ご友人やご家族との絆を深めるため、「川根薪火三十年番茶 & 川根薪火三年番茶」を手にとってみてはいかがでしょうか。この冬、新しい癒しのルーティンを見つけてみてください。一度飲めば、その風味の虜になること間違いなしですよ。【商品詳細】商品名:川根薪火三十年番茶 & 川根薪火三年番茶【ティーバッグセット】+三十年番茶茶葉3煎付き価格:3,000円(税込) 商品の詳細はこちら商品名:川根薪火三十年番茶&川根薪火三年番茶【茶葉セット】+三年番茶ティーバッグ3個付き価格:3,000円(税込) 商品の詳細はこちら

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  • 静岡の茶で整える

    日本の四季折々の美しさを映し出すような、自然と人の営みが織りなす豊かな文化。その中でも、私たちの生活に深く根ざした伝統が、現代においてもなお、新たな息吹を吹き込まれ、私たちの心を豊かにしています。今回は、静岡県の自然が育んだ美味しいお茶、そして伝統技法を用いた茶箱が、どのように私たちの生活に新たな価値をもたらしているのかを紹介します。静岡のお茶で心と生活を整えましょう。昔ながらの風味と香りが満載。鈴木茶苑の看板商品であるこのセットは、煎茶、釜炒り茶、そして紅茶の三種の茶葉が織りなす、時間の流れを感じさせるコレクションです。①「徳山郷煎茶 神すゞしめ」は、滅多に出会うことのできない幻のお茶。在来種の茶葉が持つ、ほのかにミルキーな香りと清々しい渋みが特徴です。このお茶は、昔ながらの製法を守りながらも、新しい試みを恐れない鈴木茶苑の姿勢が反映されています。一口飲めば、その品質の高さに納得がいくことでしょう。②「香り釜茶 山翡翠(ふじみどり)」は、名前の通り、山翡翠のように美しい自然の恵みを感じさせるお茶です。その最大の特徴は、ジャスミンのような繊細な香りと釜の香ばしさが生み出す、クリアで爽やかな味わい。このお茶には、静岡の大自然が育んだ、豊かな風味と風景が凝縮されています。③「若輩紅茶(鴾)」は、鮮烈なまでの清々しさが特徴の紅茶です。一口飲めば、まるでぶどうゼリーや柑橘のフレッシュな味わいが広がり、ミントやレモンといったアクセントと合わせてもその風味は際立ちます。ストレートはもちろん、アイスティーとしてもその品質は変わらず、四季を問わずに楽しむことができます。鈴木茶苑は、ただのお茶ではなく、「飲む人、作る人、そして環境にも優しい」お茶を届けることを使命としています。化学薬品に頼らない、人と自然が共生する方法で育てられたお茶は、体にも地球にも優しい安心感が魅力。このような取り組みは、お茶に対する深い敬意と、未来への責任を感じさせ、飲む人の心を豊かにしてくれるのです。「鈴木茶苑」のお茶は、時を超え、世代を超えて受け継がれる伝統と、新たな挑戦が織りなす、静岡の誇るべき文化遺産。その一杯から、人の手の温もりと、自然との調和が感じられることでしょう。【商品詳細】商品名:【男の隠れ家限定】煎茶・釜炒り茶・紅茶のセット価格:2,000円 ~ 3,500円 (税込) 商品の詳細はこちら静岡の自然が生む新たな可能性。静岡県川根地区の豊かな自然が生み出す、自然の恵みをそのままに、茶葉本来の優しい味わいと体に優しい成分をたっぷりと含んだ「川根薪火三年番茶」と「川根薪火三十年番茶」を紹介。特に「川根薪火三年番茶」は、3年以上自然生育した茶樹を冬に刈り取り、茎や葉ごと鉄釜と薪火を使い焙煎。カフェインが少ないので就寝前にも安心して楽しむことができます。一方、「川根薪火三十年番茶」は、30年以上の歳月を経て育まれた貴重な在来種の茶樹を用い、深い味わいを引き出しています。これらのお茶は、PEACE TEA FACTORYによって、地域の茶畑を守り、環境に優しい方法で生産。高齢化や後継者不在の問題に直面しながらも、放置された茶畑の再生に努める彼らの取り組みは、地域社会と自然環境への深い愛情と責任感が感じられます。手軽に使えるティーバッグで手に入るのも嬉しいポイントです。【商品詳細】商品名:川根薪火三十年番茶 & 川根薪火三年番茶【ティーバッグセット】+三十年番茶茶葉3煎付き価格:3,000円(税込) 商品の詳細はこちらインテリアに最適な日本伝統の"茶箱”生活に溶け込む芸術品としての「茶箱」もご紹介します。静岡県川根本町の美しい自然に囲まれた地域で生まれたこの茶箱は、単なる収納用品にとどまらず、私たちの生活空間に新たな一面をもたらしますよ。日本伝統の防虫・防湿に優れた収納箱”茶箱”。静岡県の美しい山村地帯、川根本町で作られたこの箱は、江戸時代後期からお茶の葉を新鮮に保つための保存容器として愛用されてきました。お茶の栽培や林業が盛んなこの土地から生まれた”茶箱”には内部にトタンが貼られ、防湿・防虫効果は抜群。その実力は、1年間保管したお茶の葉が新茶のような鮮度を保っていることからも伺えます。小倉織「無彩キュービック」は他の茶箱とは違い、インテリアに最適なデザインで仕上げられているのが最大の特徴。強靭な小倉織を使用した茶箱で、昔ながらの技法で作られたこの織物は、耐久性と美しさを兼ね備えています。せっかくいいお茶を用意するなら、入れ物にもこだわってみてくださいね。私たちは、これらの商品を通じて、静岡の自然と職人の手によって育まれた、深い歴史と文化を感じることができます。それは、単に物を消費するのではなく、その背景にある物語や、作り手の思いを大切にすること。そうすることで、私たちの生活はさらに豊かなものになるのです。自然との調和の中で生まれたこれらの商品は、環境に配慮した持続可能な社会への一歩とも言えるでしょう。私たち一人一人が、選ぶものを通じて伝統を尊重し、自然を愛する心を育むことが、これからの時代に必要なのかもしれません。日常の中の特別、それが静岡の自然が育む「お茶」と「茶箱」の魅力と言えます。【商品詳細】商品名:インテリア茶箱 小倉織「無彩キュービック」価格:110,000円(税込) 商品の詳細はこちら

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