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男の隠れ家コンテンツ

  • 憧れの昭和団地生活

    戦後、最先端の設備と新しい生活様式が取り入れられ、人々の羨望を集めた団地。その魅力を再発見し、実際に団地生活を満喫する照井さんと古き良き昭和の姿を探る。公団ウォーカーと歩く神代団地(東京)団地特有の空間が持つ包容力や安心感が魅力戦後の復興期から半世紀以上にわたり、都市部を中心に続々と建てられた団地。都市への人口流入による住宅難解消のため、昭和30年(1955)に「日本住宅公団」が設立され、ピーク時には年間2万戸を越えるハイペースで建てられた。当時、洋風の新しい生活スタイルをいち早く提案した団地は庶民の憧れの的に。「食寝分離を目的にダイニングキッチンが設けられ、もちろん電気・ガス・水道完備、そしてトイレは水洗式。さらに浴室まで付いていたんですから、入居抽選倍率は宝くじ並みの人気でした」と話すのは、団地ファンサイト「公団ウォーカー」を運営する照井啓太さん。30代という若さながら昭和の面影を残す団地をこよなく愛し、全国の団地を巡ってサイトや本を上梓するだけでなく、実際に家族と共に団地に入居してしまった、いわゆる〝住み団〟のひとりだ。「東京小平市にあったNTTの社宅で生まれ育ち、団地生活は当たり前のように身近でした。高校3年の時に親がマンションを購入して転居。快適さに最初は気に入っていたのですが、5年たっても隣に誰が住んでいるかわからないことなどに違和感がありましたね」高校生の頃から写真撮影が趣味だった照井さんだが、気が付くと団地の写真ばかり撮り歩いていたという。そして10年前、結婚を機に引っ越してきたのが調布市にある「神代団地」だった。昭和30年代に造られた団地の多くが解体され消滅していく中で、昭和40年以降の団地には今なお人々の暮らしが息づいている所が少なくない。昭和40年(1965)竣工の神代団地もそのひとつで、東西1㎞の広大な敷地に59棟が並ぶ大規模団地である。「建物の外観こそ古めかしいものの、室内はピカピカにリフォームされていて、想像よりもずっと快適」と目を輝かせる照井さん。5階建ての4階に住む部屋を見せてもらうと、団地の標準設計の2DKで、狭いながらもサンサンと日が差し込み居心地も良さそうだ。「浴室がやや狭いこと以外は特に不満はなく、風通しの良さや収納など良く考えられた構造になっていて使い勝手はいいですよ」さらに子どもが生まれてからは、団地の良さをより実感したという。それは団地の敷地を歩いてみると分かるということで、さっそく団地内を案内してもらった。「部屋は小ぶりなのに屋外は驚くほど余裕があって、団地全体が公園のよう。木々も多く、僕は〝森の中の癒し系団地〟と呼んでいます」。日本住宅公団の団地の多くは敷地が広大で自然もたっぷり。棟と棟の間や歩道は広く取られ、子どもたちが遊べるプレイロットやグラウンドなども随所に見られる。「子どもが暮らすことを前提に団地が造られているんですね」。神代団地には幼稚園や病院、スーパーやカフェなどもあり、まさにひとつの町。さらに自治会を中心にコミュニティー活動も盛んで、人間関係、失われつつある近所付き合いの良さが今も息づいている。「団地の魅力はノスタルジーではなく、団地の空間が持つ〝包容力〟や〝安心感〟なんだと思います」昭和団地のデザイン変遷01 「食寝分離」でDKが生まれる昭和32年(1957)戦後の集合住宅建設で大きなテーマとなったのが「食寝分離」だ。ちゃぶ台で食事をし、寝る時にちゃぶ台をたたんで布団を敷くというそれまでの生活に対し、公団住宅ではDK(ダイニングキッチン)という新しい考え方が生まれた。台所を広くしてテーブルを備え、椅子で食事をする洋風生活スタイル。DKに2寝室を持つタイプは2DKと呼ばれ、公団住宅の代名詞にもなった。さらに冷蔵庫などの電化製品を備えた生活は「団地族」と呼ばれ、当時の憧れ、社会現象を起こした。02 2階建てテラスハウスの出現昭和33年(1958)欧米でもお馴染みの庭付き2~3階建てのテラスハウス。壁を接して建つ長屋形式の連続建て住宅で、日本住宅公団の発足当時の昭和30年代から、主に郊外の公団住宅に数多く、その数は昭和30年代で約2万戸。低層で構造上の制約が少ないため、ブロック造り、PC工法の先駆けのTilt-up(ティルトアップ)工法など各種工法が模索された。写真は昭和33年(1958)築の多摩平団地のテラスハウスの移築復元。1階は4.5畳間の和室と台所・浴室、2階に6畳間と3畳間がある3Kタイプ。03 先進的高層アパートの誕生昭和33年(1958)中低層の集合住宅の供給が行われる一方で、都市住宅のひとつの形態として日本住宅公団が目指したのが高層住宅だ。その第一段として昭和33年に建てられたのが、前川國男設計による晴海高層アパート。鉄骨鉄筋コンクリート造10階建てで、3層6戸を1単位とする可変性を持たせたメガストラクチャー、スキップ形式のアクセス、公団住宅初のエレベーター、従来の寸法にとらわれない畳形状など先進的な試みが多く見られた。外観もル・コルビュジエの集合住宅を想起させる。多様なカタチ 棟タイプ8Type1.スターハウス「スターハウス」という名称だが、上から見るとY字型となっている。別名「星型」とも呼ばれる。民間では類を見ないデザインで機能性に優れていて、住戸全てが角部屋となり採光性が優れている。今や現存しているものは極めて少ない。Type2.ボックス型ポイントハウススターハウスは人気だったが、建設コストの問題や隣接住居が見えてしまうという不評点があり、それを改良したのがボックス型となる。住居は全て角部屋。ほとんどが昭和40年代以降に造られたので、しばらくはその姿は消えないだろう。Type3.市街地住宅郊外に広い土地を確保して大規模な団地を開発するとともに、都市部には店舗併設型の「市街地住宅」も並行して造られた。通り側にはベランダは設置せず、サンルームや屋上の共同もの干し場を設置するなど、景観を考慮した造りとなっている。Type4.L字型ポイントハウス上から見るとL字型をしたポイントハウス。住宅公団の名古屋支所オリジナルデザインだ。1フロアに3戸なので、採光性や通風性を考えた全戸角部屋仕様だ。残念ながら、このタイプは全て解体され、今では見られなくなってしまった。Type5.中層フラット誰もがイメージする「団地」のタイプ。3~5階建ての長方形の住棟。写真は「北入りタイプ」。南側に設置されたベランダと反対の北側に階段室が付いている。「南入りタイプ」「階段室分離型」「片廊下型」など多くのタイプがある。Type6.セットバック型斜面を利用して、各戸の採光性や眺望性を高めたタイプ。民間のマンションでもひな壇型として目にすることがある。写真は「百草団地」で公団職員寮として建てられたものだが、接地面が大きく湿気の問題があり、ほかには建てられなかった。Type7.店舗住居併設型その名の通り1階には店舗があり、2階は住居となっているタイプ。広々とした団地内の生活面を支える店舗が軒を並べていたが、最近は若者がカフェなどを開く例もよく見られる。ただし店舗だけを借りることはできない。Type8.テラスハウス入居希望者に大人気で抽選倍率が高かったタイプ。平屋タイプとメゾネットタイプがあり、専用庭があるので戸建て感覚で住める。写真は東京・阿佐谷にあった分譲タイプの三角屋根のテラスハウス。地の利が良く一戸建て感覚が人気だった。今も残っている昭和の名団地昭和30年代に建てられた団地はほぼ無くなりつつあるが、40年代以降の団地はまだ健在だ。そんな昭和生まれの名団地がこれだ。高島平団地昭和47年入居開始 東京都板橋区 敷地面積36.5ha、総戸数1万170戸を誇る、公団史上最大規模のマンモス団地で、生活に必要な施設のほとんどが団地内に整備されている。人口が多く駅にも直結しているため商店街は栄えている。写真下のツインコリダー型の内部はSF系のダンジョンのようだ。みさと団地昭和48年入居開始 埼玉県三郷市 国鉄武蔵野線の開業とほぼ同時に完成した総戸数9867戸を擁する巨大住宅都市。昭和60年(1985)に「新三郷駅」が開業すると、近隣にIKEAやコストコ、ららぽーとが開店。さらにつくばエクスプレスの開業で「秋葉原駅」まで35分。便利な団地に大変貌を遂げた。習志野台団地昭和42年入居開始 千葉県船橋市賃貸エリアの美しすぎる芝生空間と遊歩道は一見の価値あり。広々とした緑の多い公園のような空間が広がる中に住棟が点在し、シニア世代や子育て世帯にかなりおすすめ。花見川団地昭和43年入居開始 千葉県千葉市総戸数7081戸という公団屈指のマンモス団地。団地完成時点では総戸数日本一だった。団地の端から端まで道なりに歩くと20分くらいかかる。駅まではバス便となるが、団地内の環境は非常に良い。活気に満ちた昔ながらの公団商店街は今も元気だ。百草団地昭和44年入居開始 東京都日野市・多摩市山の上に造られた百草団地はまさに天空の城。高低差の激しい山の地形を生かしつつ、広い遊歩道を骨格とした独特の住棟配置が特徴で、団地設計の専門書では必ず取り上げられる。ここは高台にあるため、団地からの見晴らしが非常に良いのが特徴である。小平団地昭和40年入居開始 東京都小平市西武鉄道多摩湖線の「一橋学園駅」から歩いて約10分。銀杏並木が自慢の団地である。高い樹木に埋もれたポイントハウスとSFチックな大型遊具が見所だ。団地内のバスターミナル横には、キヨスクのような売店があり、新聞・雑誌・菓子などを売っている。北砂五丁目団地昭和52年入居開始 東京都江東区砂町銀座に近く下町の風情が残る住宅密集地。北砂五丁目団地は人々を火災から守る防火帯の役割も。海抜ゼロメートル地帯のため、浸水に備え住戸は全て2階以上に設置されてる。当団地限定のスキップセンターコリダー型は、ダンジョンのような複雑さ。千里青山台団地昭和40年入居開始 大阪府吹田市千里ニュータウンの北部、阪急線「北千里駅」前の斜面に建てられた大規模団地。木々に包み込まれたポイントハウス群は高原の別荘地のよう。起伏の激しい地形に対応するため採用されたピロティ付きの住棟が特徴。ハイキング気分で散策するにはぴったり。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓KAZARINO マネークリップ使い込むほど、あなただけの風合いに。時間が磨く、美の深み。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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  • 住まいに生かす「金沢」の伝統

    長い歴史に培われた伝統が今も暮らしの中に息づく町、金沢。この町は、住まい造りを考えるうえで重要な示唆を与えてくれる。暮らしの中に「金沢」を取り入れることで、人生はより豊かに、奥行きの深いものになるはずだ。和田屋 わたや石川県白山市三宮町イ55-2現代に受け継がれる古き良き伝統を求め「金沢」の町を訪ね歩くーー金沢に残る伝統建築昔懐かしい風情に心和む座敷の奥には囲炉裏が切ってあり、女将が食事の支度を始めた。ここは炭火で焼き上げた川魚が名物だ。金沢市内から少し離れた山際にある純和風の一軒宿。昔懐かしい風情に心が和む。金沢はその長い歴史の中で、日本古来の文化を藩政時代の加賀・前田家が引き継ぎ、独自の文化を大きく発展させた。その中で伝統的な建築もまた、大切に受け継がれてきたのである。町の中心部にある金沢城(跡)は、当時の技術の粋を集めた木造建築の代表格である。再建された五十間長屋の骨太な無垢材の木組みは、見る者を圧倒する。城下に目を移そう。土塀を巡らた町並みは武家屋敷の跡で、誇り高く質実剛健な前田家臣団の気質を今に伝える。茶屋街には趣のある木造2階建ての茶屋建築が建ち並んでいる。往年の面影を残すこの町並みは国の伝統的建造物群保存地区(ひがし茶屋街および主計町茶屋街)の指定を受けるほど歴史的な価値をもつものだ。伝統的な建築には、近代建築では味わえない情趣がある。金沢にはこうした伝統的な建築を大切にする古き良き文化が息づいている。往時の隆盛を偲びつつ町を歩けば、旅もまた楽しくなる。金沢城・五十間長屋石川県金沢市丸の内1-13 層 3 階の菱櫓と橋爪門続櫓(つづきやぐら)をつなぐ 2 層 2 階の五十間長屋は、平時武器などを保管する倉庫だが、戦時は防壁として機能し、白塗漆喰壁(しっくいかべ)や海鼠壁(なまこかべ)の強固な防火構造をもつ。日本古来の柱と梁(はり)・桁をもつ「木造軸組工法」で建てられ、2 階では骨太な木組みをそのまま見ることができる。鉄くぎやボルトを一切使わず、土塀と貫(ぬき)と呼ばれる柱と柱をつなぐ横木を組み合わせた「耐力壁」は、極めて丈夫な構造だ。松風閣石川県金沢市本多町3-2-1※一般非公開天保 5 年(1834)、十二代藩主・前田斉広(なりなが)の娘・寿々姫が、家臣の本多家九代・政和に輿入れした際に、本多家上屋敷に建築された御広式御対面所。明治期になって当地(北陸放送敷地内)に移築された。当時の武家文化を偲ぶ遺構として、国登録有形文化財に指定されている。現在は茶会など伝統的な行事に限って利用される。お宅訪問こだわり抜いた自分だけの家住まいに「金沢」を取り入れるなぜ住まいに「金沢」を取り入れるのか。「金沢」は暮らしをどう変えるのか。金沢で生まれた株式会社 ひまわりほーむの「金沢兼六の家」にそのヒントがある。実際に「金沢兼六の家」に住まう人を訪ね、そのこだわりを聞いた。木の温もりと過ごす家高下伊三美さん( 56)・珠子さん( 57)夫妻開放的な吹き抜け空間は骨太な無垢材が自慢「木の温もりのある家は気持ちが和みますね」と高下さん夫妻は話す。今年2月に完成したこの家には、ふたりのこだわりがたっぷり詰まっている。間取りを決めるのに1年以上かけ、その間に何度も図面を引き直してもらった。玄関を入り、短い階段を上がると広いリビングルームに出る。いわゆるスキップフロアで、階段の途中に中2階を設けて広いリビングルームとしている。これは1階中心に暮らすお母さんと、2階にある珠子さんの居室(寝室)とのコミュニケーションを取りやすくするのが大きな目的だという。リビングは開放的な吹き抜けになっていて、構造材としての梁や柱がそのまま露出している。驚くほどに骨太で頼もしい無垢材だ。金沢城の五十間長屋で見たそれとイメージが重なる。太い梁は厚さ40㎝ほどもあるという。そして頭上空間だけなく、床のフローリングにも無垢材が使われている。こうして木の温もりに包まれていると、まるで森の中にいるように心が落ち着いてくるから不思議。まさに伊三美さんの言う通りだった。興味深かったのは伊三美さんの部屋だ。いや、正確には部屋ではなく小屋裏なのだが。小屋裏は高さ1・4 m 以下という制約があるため、まるで子供の秘密基地のようなスペースだ。決して広くはないが、その狭さがかえって心落ち着く空間なのである。未来志向の住まいと和の美意識長谷和人さん( 26)・絵里花さん( 26)夫妻部にまで家族の思いが行き渡る家造り長谷さん夫妻がこの家を建てたのは2年前のこと。結婚と同時に移り住んだ。金沢市郊外の高台に建つ家は、窓を広く取って吹き抜けとした明るいリビングが特徴。木々の緑を眺めることができる開放的な空間だ。天気が良ければデッキに出て過ごしたり、気の置けない仲間と庭先でバーベキューを楽しむこともあるという。注文住宅は一般的に設計担当者との打ち合わせによって家造りを進めていくものだ。こだわりの強い人であれば、打ち合わせには多くの時間を要するだろうが、多くの人はほぼここまで。後は現場にお任せとなる、のだが……。人一倍こだわりが強い長谷さん夫妻の場合、建築現場に足しげく通い、時には大工の棟梁とも話し合い、自分の家が出来上がるのを見届けた。「おかげで和室の天井を高くしてもらったり、絵本の棚を作ってもらうことができたんです」と和人さん。こうした対応は工業化された住宅ではなかなかできないこと。自分のこだわりを実現してくれたことが「金沢兼六の家」を頼んで良かったことだと、うれしそうに語ってくれた。この家で家族の歴史が刻まれていく。長年の思いを実現した夢の家徳田幸三さん( 67)・恵美子さん( 68)夫妻快適な住環境を実現しライフワークに没頭能登出身の徳田幸三さんにとって、木組みの家は幼い頃からなじみが深かった。家を建て替えるにあたって「金沢兼六の家」を選んだのも、骨太の無垢材を使った頑丈な家造りに共感を覚えたからだ。この家の一番のお気に入りは、能登杉の梁が見える寝室。この梁は家を建てる際にわざわざ能登材の産地である輪島まで足を運び、納得できるものを選んできたという。柱に使われている能登ヒバも、自身の目で見て確かめた。さて、徳田さん夫妻がこの家に移り住んだ時、「どんなに荒天でも、家の中で過ごしていると外の陽気を忘れてしまうほど快適」で驚いたという。金沢の気候をひと言で表現するなら、夏は暑く冬は寒い。ご当地生まれの「金沢兼六の家」は、厳しい自然環境に向き合う家造りを提唱してきた。これは近年いわれる省エネルギー住宅に通じる考え方でもある。遮音や断熱に優れていることは、これからの住まいにとっても重要な要素になるだろう。快適な環境の中に、幸三さんは長年の夢だった書斎を設けた。書庫にはこれまで読んだ本がずらり。蔵書は優に千冊を超えるだろう。静かな書斎で幸三さんは、真実を探る読書の旅を続けている。※本記事の内容は雑誌掲載時の情報です。----------------------------------Recommend Contents 詳しくはバナーをクリック↓伊賀焼 「いぶしぎん」 全2種作り手は真の使い手であれ!という精神の元作られた「いぶしぎん」のおうちで楽しむ燻製土鍋。約30分で本格燻製の出来上がり。伊賀焼の伝統を守りながら現代のライフスタイルでもお使い頂ける商品を提供しています。詳しくはバナーをクリック↓ホームロースター機能は生真面目、デザインはクリエイティブな家庭用焙煎機。

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  • レトロさがお洒落で新鮮。人気漫画&アニメ「よろしくメカドック」グッズが登場。

    少年たちの夢をのせた漫画が多く掲載されていた80年代。名作少年漫画が続々発表されていた時代ですが、ことレースものの漫画となると、本数は数多くあれど荒唐無稽な設定のものが多く、本格的な漫画は中々ありませんでした。「よろしくメカドック」は、国産車のチューニングを扱った作品です。作中ではチューニングのほか、連載当時に研究・開発されていた「自動車の最新技術」についても取り上げられています。シリーズ中盤からは、その先端技術を導入した車種も登場しているという、本格的な作品です。チューニング漫画の金字塔「よろしくメカドック」とは。あらすじとしては、東京にあるチューニングショップ「メカドック」(Mechanical Doctorの略で、車の医者という意味)に勤める主人公・風見潤が、店に出入りする常連客の求めに応じチューニングを行うものでした。その後、自分が手がけた車を走らせているうちに他のチューニングショップとの関わりが発生し、数多くのレースに参戦することになるというストーリーです。初めの大きなイベントとして、アメリカで1970年代に行われたレースイベント「キャノンボール」にチャレンジするキャノンボール・トライアル編があります。その中ではトヨタ・セリカXX、マツダ・サバンナRX-7、日産・フェアレディZ、いすゞ・ピアッツァ、日産・スカイラインGT-Rなどの人気車種が登場しています。4つの大きなイベントとその間を繋ぐ細かいストーリーで成り立っており、都度クルマファンにはたまらない人気車種が登場するのがポイント。様々な車種が織りなすレースは手に汗握る展開です。多くの熱狂的なファンを魅了している「よろしくメカドック」のグッズが登場。「よろしくメカドック」はカーレース漫画およびアニメの中でも、当時の自動車最新技術のことを深く知れるなどカーファンにはたまらない作品。今でも多くのファンを魅了しています。そんな「よろしくメカドック」のグッズが男の隠れ家PREMIUMに登場。当時を知らない方でもそのポップな見た目に釘付けになってしまいます。昭和レトロなものがリバイバルしている昨今、持っているだけでテンションの上がる逸品です。男の隠れ家PREMIUMで取り扱っているのは12アイテム。どれも使いやすくお洒落なものばかり。どんなシーンでも合わせやすいさりげなさが特徴です。その中でも選りすぐりの品をいくつかご紹介します。お洒落さも使いやすさも満点。「よろしくメカドック」グッズ。「よろしくメカドック アクリルキーホルダー」はミニモンキーレンチがセットされたキーホルダー。メカドックらしさをアピールしつつクールな仕上がりです。絵柄は人気の高い3種類で、チャンピオンフラッグをあしらったもの、メカドックのロゴ、そしてレーシングワタナベのロゴとなっています。「よろしくメカドック ステンレスマグ」は、ステンレスの無骨さが光る、取っ手の折りたためるマグです。外側が結露しにくく保温保冷効果が高いマグカップで、機能性もバッチリ。チューニングショップの名のメカドックと、その正式名称であるMechanical Doctor(メカニカルドクター)という文字が表裏にプリントされているのがポイントです。「よろしくメカドック 刺繍ロゴメッシュキャップ」は、ピットクルー気分が湧き上がる粋なキャップ。物語の核となっている東京のチューニングショップ「メカドック」のロゴが刺繍されたブラックのキャップは、身につけるだけで楽しい気分に。他にもトートバックや昔懐かしい缶バッチ、クリアファイルなど、コレクター魂をくすぐる逸品が勢揃いしています。「よろしくメカドック」のグッズで、昔懐かしい気分を盛り上げよう。男の隠れ家PREMIUMでは「よろしくメカドック」の様々なグッズを展開しています。昔懐かしい気分を盛り上げるもよし、他の人と被らないレトロを楽しんでみるのもおすすめです。------------------------------------------------------商品詳細よろしくメカドック フェイスタオル1,650円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック チーム ワタナベ トートバック缶バッジ付3,630円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック ステンレスマグ3,300円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 耐水ステッカー 3枚セット1,650円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック クリアファイル 3枚セット1,100円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック ブラインド缶バッジ 全10種3,000円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 刺繍ロゴメッシュキャップ4,400円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 両面アクリルキーホルダー 全4種550円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック アクリルスタンド 全3種1,375円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック アクリルキーホルダー 全3種1,100円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック 表紙風ミニアクリルブロック 全3種770円(税込)>>商品をチェックよろしくメカドック ポストカードセット 全2種1,100円(税込)>>商品をチェック

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  • 秋の静寂を楽しむ。テーブルライト・キャンドルと読書の調和。

    秋はそれまでの全てを焼き尽くすような暑さが収まり、ひと心地つけるシーズンです。丁度良い気候の中、夜長にまったりと楽しみたいのが読書。仄暗い中で行う読書は没入感があるだけでなく、リラックス効果もあります。8〜9世紀の中国の文人・韓愈(かんゆ)の漢詩の一節に、「燈火(灯火)親しむべし」という言葉があります。意味合いとしては「秋になると涼しくなり、夜も長くなる。燈火(明かりの下)で読書するのに適している。」ことを意味しています。溌剌とした夏が終わって、静かさを帯びた空気が漂い出す秋。夜が長くなる切なくも優しい空気感だからこそ、秋の夜に読書をしてみるのがおすすめです。心に染み入る読書体験がきっと叶います。今回は読書にうってつけの柔らかな光をもつ、キャンドルやライトをご紹介します。優しい光をお供に、書物を紐解いてみましょう。ぬくもりのある光が魅力。テーブルキャンドルの魅力とは。ふんわりとした優しい光が魅力的なテーブルキャンドルは、居心地のよい空間を作るには欠かせないアイテム。キャンドルのゆらめく光に心癒された経験がある方も多いはず。キャンドルの炎を見ていると癒されると感じるのには訳があります。それは「1/fゆらぎ」によるもの。1/fゆらぎというのは、自然界に存在するリズムのひとつで、規則性と不規則性が調和したゆらぎのパターン。人間の鼓動や波の音、木漏れ日、小川のせせらぎ、電車の揺れ、小鳥のさえずりなどもこの1/fゆらぎと同じリズムがあると言われています。また、キャンドルの炎の色には副交感神経を優位にさせてくれる効果もあると言われています。忙しい日々の中、自然の中に出かけていくのは中々難しいもの。心癒されたいときやリラックスしたいとき、ぜひテーブルキャンドルを取り入れてみてください。日本古来の伝統と素材を生かしたキャンドル。「灯AKARI(キャンドル) 2個セット」は、日本古来の伝統、素材を活かし、桧のおちょこを反転させて蝋を流し込んだろうそくです。包装にもこだわり、500年以上の伝統がある福島県いわき市の遠野和紙(遠野紙子屋)を使用しています。美しい曲線を描く国産檜に包まれた、コロンとしたフォルムが愛らしい逸品です。インテリアにも最適で、火をつけていない時も重宝します。温かくまろやかな光が柔らかい雰囲気を演出してくれます。「おちょこキャンドル 全2色」は木をおちょこの形に加工したアロマキャンドル。なるべく自然に負担の無い素材にこだわり、大豆100%の無添加ソイワックスを使用しています。香りはヒノキから抽出した天然のアロマオイルで仕上げてあり、灯すとほんのりとひのきの香りが広がります。福島県産材桧とアメリカ産ウォールナットの2色展開で、お部屋の雰囲気や気分にも合わせやすいのが特徴です。また、キャンドル部分は大豆を原料にした無添加ソイワックスを使用しており、自然環境に配慮し座金以外はすべて自然還る仕様になっています。地球環境にもやさしい逸品です。国産桧ごしのふんわりとした優しい光。木目によって表情が変化するライト。「mooku ひのきで作ったテーブルライト」は、国産の桧を光を透過するまで薄く加工した珍しい逸品。温かみのあるオレンジ色の光と、浮かび上がる木目に癒されます。木目によって光の表情が変わり、自然のものだからこその楽しみ方ができるのが特徴。一つとして同じものが無い木目で、自分だけのライトが手に入ります。木の色が透けるので、キャンドルのようにふんわり優しい色合いの光がお部屋を満たしてくれ、丸みを帯びたかわいらしい質感は、インテリアとしてもおすすめです。無塗装の桧を使用するので、木の香りを楽しむ事が出来るのも嬉しい、卓上インテリア照明です。秋の夜長に穏やかな光でゆったり読書を。読書の秋といわれるように、集中力もリラックスムードも増して本が恋しくなる秋。夜が長くなる時期は、ソフトな光のキャンドルやライトで、心穏やかな読書時間を楽しみましょう。------------------------------------------------------商品詳細灯AKARI(キャンドル) 2個セット6,700円 (税込)>>商品をチェックmooku ひのきで作ったテーブルライト9,200円 (税込)>>商品をチェックおちょこキャンドル 全2色3,400円 (税込)>>商品をチェック

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  • 隠れ家で楽しむ大人の部屋遊び

    隠れ家で楽しむ大人の部屋遊びひとりや大切な人と過ごす時間は、忙しい毎日を生きていく上で貴重で、何より大切な時間です。ゆったりと経過していく時間にお酒やコーヒーを嗜みながら好きなことをすると、身体だけでなく心もゆっくりほどけていきます。都会のざわめきやスマートフォン、パソコンなどの外部との関わりを絶って、書斎などに篭る時間。そんな豊かなひとときが世間の喧騒を忘れさせてくれます。近年はマインドフルネスなども話題になるほど、ひとりの時間を保つことが困難な世の中になっています。そんなときは大切な人やひとりで部屋遊びを楽しみましょう。今回は大人の部屋遊びにぴったりな、「お部屋のおとも」をご紹介します。美しい金属が様々な形に。「ザオーブロック」ボルトとナットで穴が空いている、アルミ製の美しいパーツを組み立てたり、繋ぎ合わせることで、立体物が作れるのが「ザオーブロック」です。プラクティカルで無骨な見た目ながら、組み立てていくごとにアルミの美しい質感が際立っていくのが特徴。使われているのがアルマイト加工を施してある金属なので、アルマイトならではの発色とマットでやわらかなきらめきが、作品全体を包んでくれます。高級感と重厚感のある仕上がりです。穴の空いている金属パーツをボルトとナットで固定していくので、手作り感が強く作りごたえもあります。さらに、完成系が決まっている通常のブロックとは違い、自分の発想ひとつで様々なかたちのものを作れるのがポイントです。想像力の翼を働かせて、より一層愛着のある作品を作ることができます。また、フロート部分を改造パーツとして使用可能。何パターンでも「オリジナルブロック」が作れるカスタマイズ性の豊かさも魅力です。何人かで作っても、ひとりでつくっても楽しめます。ザオーブロックの最も大きな特徴はとにかく「日本一面倒くさいブロック」であることです。金属パーツを六角レンチで固定していく作業は、骨の折れる作業と言わざるを得ません。タイパの時代に面倒くささは忌み嫌われるポイントとなってしまいました。しかし、裏を返せば「面倒である」、「手間がかかる」ことは「豊かである」ということです。現代社会では中々味わえないホンモノのものづくりに、どっぷりハマってみませんか?ものづくりの素晴らしさ。童心をくすぐるおもちゃセット。GGF-Tは現代の子供達にものづくりの素晴らしさを伝えるために設立した会社です。超精密スーパーカー消しゴムや、今回ご紹介する「あそぼうぐ」シリーズなど、ビンテージスーパーカーを通して、夢見ることの魅力を伝え続けてくれています。超精密スーパーカー消しゴムとは1970年代後半に巻き起こったスーパーカーブームで人気グッズだった、「スーパーカー消しゴム」を現代に復刻したものです。公式ライセンスを取得している精密さが特徴。「あそぼうぐ 特別版 直線番長レース」は、超精密スーパーカー消しゴムをブースターペンで飛ばして、直線上に並んだコーンの倒した数を競います。道路の外にはみ出る、ボードから出た場合には失格といった具合に、ルールも非常に単純明快で覚えやすいのが特徴。シンプルなだけに奥深く、子どもだけでなく、大人も楽しめるのが特徴です。超精密スーパーカー消しゴムとあそぼうぐのコラボ商品で、「デ・トマソ パンテーラ GTS」2台と、「V12エンジン型消しゴムブースターペン」が同梱されています。大切な人とゆっくり過ごすとき、ボードゲームで交流を深めるのも素敵な過ごし方です。眺めるだけでも楽しいおもちゃセットで、心地よい時間を過ごしましょう。大人のひとときに欠かせないお酒。「伊賀焼 粋 シリーズ酒器」で華を添えるひとりでも大切な人とでも、くつろぎの時間に欠かせないのがお酒と、ぴったりの酒器ですよね。「粋」シリーズは、400万年前の古琵琶湖層から産出される陶土である伊賀の粗土から作られています。耐火度と蓄熱性が高い土で、保温性・保冷性に優れた丈夫な焼き物ができます。普段何気なく使っているグラスではなく、「粋」シリーズのような専用の酒器を使うことで、よりおいしいお酒を味わえます。焼き物ならではの柔らかな口当たりも特徴です。ひとつひとつ手作りで作られた酒器は、日々の生活にプレミアム感を与えてくれます。お酒を飲む何気ない時間が、この酒器を使うことによって一層記憶に残りやすく、心落ち着く時間になること請け合いです。「粋」シリーズの酒器は全部で2種類です。ひとりで使っても、それぞれの専用グラスとして大切な人と使っても、多種多様な楽しみ方ができます。ゲームをしながら、趣味を楽しみながら。おいしいお酒を楽しみましょう。今回は隠れ家でお酒を嗜みながら穏やかな時間を過ごす。そんなときに寄り添ってくれるものたちをご紹介しました。目まぐるしい毎日の中。ゆるやかなときを彩るアイテムたちとともに、穏やかな時間を過ごしてみてください。【商品詳細】商品名:ザオーブロック カタツムリ 全2色価格:1,300円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック トンボ 全2色価格:2,200円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック デフォルメヘリコプター 全3色価格:2,300円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック カラフルカメ 全4色価格:2,500円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック メタルバイシクル 全3種価格:3,000円 ~ 5,000円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック マスク&モバイルホルダー 全3種価格:3,000円 ~ 5,000円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック ミニプロペラ機 Z-002  全2色価格:7,100円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック ロボット価格:7,255円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:ザオーブロック プロペラ機 Z-001 全2色価格:8,900円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:特別版 直線番長レース(「あそぼうぐ」シリーズ特別版)価格:3,300円 (税込)商品の詳細はこちら商品名:伊賀焼 「粋」シリーズ 酒器 全2種類価格:7,700円 ~ 8,800円 (税込)商品の詳細はこちら

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  • コーヒーを淹れる時間が芸術になる。【ORI-EN コーヒードリッパー】

    普段何気なく飲んでいるコーヒーも、一日の始まりを告げ、ほっと一息つくための時間を提供してくれる優秀な飲み物です。そんな大切なコーヒータイムを、より特別なものに変えてくれる「折燕(ORI-EN) コーヒードリッパー」をご紹介します。 新潟県燕市の伝統的な金属加工技術を駆使して生まれた「折燕(ORI-EN)」は、単なるコーヒードリッパーを超えた逸品。このドリッパーは、高岡銅器の伝統着色技法と燕の金属加工技術を融合し、職人の手で一つ一つ丁寧に作り上げられています。 「折燕(ORI-EN)」ドリッパーの最大の特徴は、美しい発色です。金属の腐食や錆びを人為的に発生させることで、渋く鮮やかな色合いと高級感のある仕上がりを実現。独特の風合いと模様が、世界に一つだけの特別な存在感を放ちます。和モダンのフォルムはどんなキッチンにもマッチ。日常のコーヒータイムを一層特別なものにしてくれます。「コーヒーを淹れる」そんな毎日の何気ない時間が、美術館で芸術品を眺めているような、芸術を楽しむ時間に一変しますよ。 コーヒー好きへのプレゼントはもちろん、インテリアにこだわる方や特別な贈り物を探している方にも最適です。自宅での使う場合も、日々の生活に上質なひと時をもたらしてくれること間違いなし。このドリッパーで、毎日のコーヒータイムをもっと特別なものにしてみませんか?「折燕(ORI-EN)」とは? 「折燕(ORI-EN)」は、燕市の伝統的な金属加工技術と高岡銅器の伝統着色技法を独自に融合させた、新しいスタイルの製品を提供するブランドです。最大の特徴は、職人の手作業によって一つ一つ丁寧に作り上げられた製品の数々。使い心地と美しさを追求し、精密な作業で丁寧に仕上げられています。特に、金属の腐食や錆を利用して独特の色合いや風合いを出す技術は唯一無二で、日本の美意識と和の伝統を感じさせ、一つとして同じものがない個性を作り出していますよ。 美しいデザインと高い品質で、日常の生活用品やインテリアアイテムなど、多岐にわたる製品を提供しているので、要チェックです。【商品詳細】商品名:折燕ORI-EN コーヒードリッパー 全3色価格:27,500円(税込) 商品の詳細はこちら

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  • 職人の技が光る収納箱【蘭字茶箱 選べるラベル全2種】

    子供の頃、自分の宝物だけを入れた”たからもの箱”を持っていた経験がある人はたくさんいるはず。お歳暮でもらったお菓子の缶や、コーヒーの入っていた大きなビン。その形状は様々あったでしょう。でも、日本の気候的に、長く保管していると湿気でカビが生えたり、中のものが変色してしまったり、懐かしさを持って箱を開けた時に、がっかりした人も多いですよね。今回は、使い道無限大の”大人の宝物入れ”をご紹介します。かなり実用的なアイテムなので、要チェックです。職人技が光る、茶箱の実力。日本伝統の防虫・防湿に優れた収納箱”茶箱”。静岡県の美しい山村地帯、川根本町で作られたこの箱は、江戸時代後期からお茶の葉を新鮮に保つための保存容器として愛用されてきました。お茶の栽培や林業が盛んなこの土地から生まれた”茶箱”には内部にトタンが貼られ、防湿・防虫効果は抜群。その実力は、1年間保管したお茶の葉が新茶のような鮮度を保っていることからも伺えます。樹齢30年以上の川根本町産杉の間伐材を、最低でも3カ月は風雨に晒し、それから重しを載せてしっかりと乾燥。歪みや反りの少ない材とすることで、加工しやすくしています。さらに、それを匠と呼ばれる職人が、寸分の狂いもなくカット。組み立ての工程も、すべて専門の職人による手作りで作られています。パーツごとに木目の位置まで計算されて作られているという、驚きの徹底ぶり。内側に貼られたトタンと箱の境目を保護するため、要所には和紙が巻かれており、素晴らしい防湿性を誇ります。まさに、職人技の光る逸品です。茶箱の真の魅力とは?この”茶箱”の真の魅力は、その多様な用途にあります。食品はもちろん、衣類やカメラ、レコード、大切な資料など、幅広いアイテムを保管するのに最適。お茶を入れていただけに、特に食品の保管にはその防湿効果が発揮され、米や乾物、パスタやコーヒー豆の保存にもピッタリです。食器を変色から守るのにも適しているので、思い出の食器や大切なお皿を保管しておく入れ物に重宝します。男性においては、カビや虫食い対策として、ネクタイなどの服飾品を入れておくのもおすすめ。もちろん、大切なアイテムを詰め合わせておく宝箱としても、大活躍してくれます。江戸時代末期から海外に輸出された茶には、茶箱に浮世絵の技術を活かした蘭字のラベルが貼られていました。今回は「男の隠れ家限定バージョン」として、2種類を復刻。お好みのデザインから選ぶことができますよ。歴史的背景を感じつつ、実用的な箱として重宝すること間違いなし。一風変わった贈り物にもおすすめですし、幼き頃の”たからもの箱”を再び手にしたいという方にぜひ手に取っていただきたい逸品です。【商品詳細】商品名:【男の隠れ家限定】蘭字茶箱 選べるラベル全2種価格:8,800円 ~ 11,000円(税込) 商品の詳細はこちら

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  • 心も体もリラックスできるハンモック【2WAYチェアハンモック】

    時代とともにライフスタイルは多様化してきました。たまには生活の喧騒から離れて、居心地の良い空間で静かにリラックスしてみましょう。そんな時に最適な、オシャレで機能的な一風変わったチェアを紹介します。本場の職人とメイドインジャパンの融合。この「2WAYチェアハンモック」は、まるで"神々が宿る島と称されるバリ島"の風を感じさせるような一品。それもそのはずで、このハンモックチェアはバリ島の熟練の職人たちが、心を込めて1つ1つ手作りしています。とはいえ、安全性も気になるところ。チェアスタンドは、国内の熟練の職人が一つ一つ心を込めて製作しており、大量生産の輸入品とは一線を画す、Made in JAPANの品質を誇ります。安心して体重を預けられるので、ゆったりとくつろぐことができますよ。一見するとただのチェアのように思えますが、実は2つの使い方を楽しむことができるのがこのハンモックチェアの魅力。ハンモックのように全身を伸ばしてくつろぐこともできますし、従来のチェア型ハンモックのように足乗せ部分を折り返して収納すれば、スペースを取らずコンパクトな椅子として使用できます。広く場所を取れない時でも、1畳のスペースさえあれば、自分だけのリラックス空間を作り上げられます。気分やシーンに合わせて使い分けることができるのは嬉しいポイントです。豊富なカラーバリエーションも魅力の1つです。クールな大人のスタイルから、元気でポップな雰囲気まで、8種類のカラーから選べます。好みに合わせて選ぶも良し、お部屋のインテリアに合わせて選ぶも良し。骨組みがブラックとホワイトの2色あるので、おしゃれさを残しつつ、無骨さを出さずにインテリアとして置いておくことができますよ。ですが、この手のチェアは得てしてお手入れに手間がいるんですよね。でも、せっかくくつろぐのであれば、清潔で快適な方がいいはず。その点においても、このハンモックチェアは問題ありません。腰掛け部分の素材にはしっかりとしたコットンを使用しているため、おうちで手洗いすることができます。ユーザーの悩みをしっかり理解して作られていることが、こういったポイントからも見てとれますね。心を休める時は、体もリラックスした状態で。ゆったり景色を眺めたい時、読書をしたい時、あるいはただ思いを馳せたいとき。そんな何気ない時間を、このハンモックとともに過ごしてみてはいかがでしょうか。ウトウトしつつ、気づいた時には一眠りして、さっきまでの悩みやストレスから心が解放されるはずですよ。心をゆっくり休めたい時は、体もしっかりリラックスした状態を作れるように、この「2WAYハンモックチェア」に頼ってみてください。【商品詳細】商品名:2WAYチェアハンモック チェアスタンドセット価格:58,850円(税込) 商品の詳細はこちらRecommend Contents「大人の特権 現代アート」秋は、芸術を心ゆくまで味わうのに最適な季節と言われています。読書の秋、食欲の秋と並んで「アートの秋」を堪能するのはいかがでしょうか。今回、男の隠れ家PREMIUMからは、ゆったりした時間が流れるこの季節にぴったりな「VAN ORTON原画」と「ルパン三世浮世絵」をご紹介。ぜひこの機会に、その魅力を探ってみましょう。――続きを読む

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  • 実力はプロ級のコンパクトなのこぎり【utiles のこぎり petit saw】

    自宅でのDIY、一度始めるとその魅力に取り憑かれるものです。自分だけのスペースを手作りで彩る充実感、単なる木材を便利なインテリアに作り変えた達成感。そこに流れる時間の価値は計り知れません。しかし、初心者の方やちょっとした作業で道具を取り出すのが面倒と感じる方も多いのではないでしょうか?そんなあなたにオススメしたいのが「utiles petit saw​​」です。播州、刃物の本場から生まれたこの「utiles petit saw​​」は、小さくても実力はプロ級のコンパクトなのこぎりです。1967年創業の河部精密工業が手がけるこのノコギリは、細部までこだわりが詰まっています。3種類の異なる目立てで、ピンク色のメタル用ノコギリは、硬い素材もスムーズにカット。ガーデニングや木工DIYにはグリーンのウッド用が最適です。また、段ボールやペットボトルを切る際にはアイスブルーのクラフト用が活躍します。DIYのみならず、資源ゴミの整理にも役立ちますよ。刃部分には特殊鋼を使用し、高周波焼き入れ処理を施すことで折れにくく、錆びにくくなっています。刃の取り外しも可能なので、切れ味が悪くなった際の処分も簡単に行えますよ。エラストマ製のグリップは滑りにくく、手の小さな方や子どもたちにも使いやすい設計になっています。親子DIYにももってこいで、普段1人でやっているDIYが数段と楽しい時間になり、一生の思い出になるでしょう。親子で作り上げた作品をこの先何年も使い続け、ふと思い出話のネタとしていつか話せる日が来ると思うと、感慨深いものがありますね。デザイン的にもおしゃれな文房具のような見た目で、工具らしさはいい意味で削がれています。これまでDIYを敬遠していた方にもおすすめの、この「utiles petit saw​​」。DIYの第1歩として、用意しておくことをおすすめします。【商品詳細】商品名:utiles のこぎり petit saw【3本セット】価格:9,240円(税込) 商品の詳細はこちらRecommend Contents鮮烈なカラーと浮世絵の繊細さの融合【ルパン三世浮世絵】アニメ「ルパン三世」の50周年記念として生まれたこの作品は、現代と伝統が見事に交錯する一方で、ルパン三世というキャラクターの魅力を最大限に引き立てています。名作アニメの名場面が、日本古来の美術様式を通じて新たな命が吹き込まれ、視覚的にも感情的にも未知の体験をもたらす作品と言えるでしょう。――続きを読む心をくすぐるキット【ザオーブロック】もともとは工場の片隅に捨てられていたスクラップの破片が、作り手の熱い想いによって生まれ変えられた、そんな全く新しいタイプのブロックです。誰も見向きもしなかったような存在が、長年の研究によってブロックに作り変えられ、それを組み立てることで実際に魂を吹き込める、新たな体験が待っています。――続きを読む

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  • 小さな秘密基地の造り方。

    「隠れ家」とは「心が安らぐ場所」「ホッとするひととき」だ。規模の大小や、かける金額の多い少ないは関係ない。心安らぐ場所、自分だけのスペースを「秘密基地」と呼び小さいけれど充実した時間が過ごせる空間を紹介する。和室と押し入れがワークスペースに大変身埼玉県 川成邸リビングダイニングからそのまま左側へと続くDYIルーム。もともとは6畳の和室だったところで、押し入れ部分を取り払い、作業台と棚を設えて工具などを置けるようにした。壁はOSBボードで、ビスなども打てる。6畳の和室だった部屋をDIYルームにガラリとチェンジした川成さん。リビングダイニングとの間もオープンにしたことで、より開放的な空間が生まれた。「もともとDIYが大好きで、気兼ねなく作業できるスペースが欲しかったんです。賃貸の時は、作業場はお風呂場でした(笑)」と話す。現在の3LDKのマンションを購入した際に、念願のDIYルームを造ることを計画したという。「施工会社のフィールドガレージの指導のもと、床材は自分で張りました。床は足場板風、壁はOSBボードにしたんですが、ウッディな雰囲気がとても気に入っています」木やコンクリートなど素材の持つ味わいを生かし、自由に手を加えられることや経年的な変化を楽しめるように工夫されたデザイン構成。マンションの一室とは思えない雰囲気は奥様も大満足だという。「棚や作業机、吊り下げラックなど、欲しいものは自分で造っているので使い勝手もバッチリなんです」狭いスペースが集中力を生みだす自分だけの小さな書斎埼玉県 T・B邸木の温もりに満ちた隠れ家的なワークスペース。引き戸の扉でリビングと仕切ると仕事も効率よくでき、とても落ち着くという。家主が設計者にリクエストしたのは〝巣ごもり感〞。狭いながらもほどよく仕切られたコンフォートなスペースは、まさにそれを言い得ている。リビングダイニングの一角にウッド調の箱型空間を設え、その中が書斎に。収納力のある棚、間接照明、入口は引き戸になっているため開閉がしやすく、存在感をあまり主張していないさりげない隠れ家感もお気に入りだという。「以前から書斎というか仕事場が欲しかったんですが、狭い団地では無理かなと……。でもリノベーションの際に設計者に相談したところ、想像以上の部屋が完成しました。持ち帰りの仕事がある時にもここなら集中してできるんです」と、家主のT・Bさんは満足そうにそう話す。1983年築の団地の一室を2013年にリノベーション。木とコンクリートの風合いを生かしたシンプル&モダンな造りは目を見張るばかり。特にリビングダイニングは引き戸で空間を仕切ることができ、開放感とともにフレキシブルで回遊性のある間取りが工夫されている。そこに箱式の書斎や洗面コーナーなどの水回りを造るというユニークな発想。家族の変化、使い方に応じて間取りも自由に変えられ、長くここで暮らすための快適性とプライベート感が追求されているという。「今はやっぱり書斎が一番好きな場所。今度はここに似合うもっと座り心地のいい椅子を購入したいと思っているんです」自宅内録音スタジオ製作の際に押し入れを小さな音楽空間に改造千葉県 山下邸山下さんが、最も気に入っているのが押し入れ右側の壁に設えたレコーディングケーブルを掛けるスペース。工場や作業場の雰囲気にしたかったのだという。押し入れを自分の趣味と仕事のために改造したのが、千葉県木更津市の自宅をレコーディングスタジオにしている山下さん。当初、この押し入れのある部屋の隣にレコーディングスタジオを造ったが、もっと広い空間が欲しくて、レコーディングスタジオと押し入れのある和室の壁を思いきってぶち抜いて今のような部屋のレイアウトになったのだという。改造は全て山下さんが自分の手で行うという徹底ぶり。やはり、自分の好み通りにするには自分の手で造るのが一番だという。改造中に思いついて、ここをこう変更したいとなっても、施工業者にお願いしているとなかなか途中変更が難しいので、結局自分でやった方が早いし、安く仕上がるそうだ。この押し入れを改造するにあたって、こだわった箇所はと聞くと、「向かって右側のレコーディングケーブルがたくさんまとめて掛かっている壁」という答えが返ってきた。理由を尋ねると、工場とか作業所のイメージが欲しかったからだそうだ。実用的にもレコーディングに使うケーブルがかっこよく収納できるとあって満足だと語る山下さん。さらに山下さんの思い入れが現れている箇所は押し入れの壁のカラーリング。バターミルクペイントを使い、派手な色でも柔らかなトーンが実現でき満足しているという。また、仕事柄どうしても増え続けてしまうCDを収納したくて、ホームセンターで木材を購入してラックを自作。それによって実用度もさることながら、より自分好みの雰囲気になったのだそうだ。これで改造は完成ですかと山下さんに聞くと「現状では使いやすくて満足してはいるんですが、今後はエジソンランプなどを追加して好みの空間にし上げていきたい」という答えが返ってきた。リビングの壁の奥にもうひとつの隠し部屋兵庫県 monyo 邸一見するとリビングの壁にしか見えない部分がこのように開いて隠し部屋の書斎が現れる。「家の中に隠し部屋があったら面白いだろうなと思って」と話すmonyoさん。発端は単に仕事場が欲しいということだったのだが、ただの書斎では面白くないので、リフォーム会社と相談して隠し部屋を造ることになったのだという。上の大きな写真はトビラが開いた時、左の写真が閉まっている時で、写真に写っている右側の壁が隠し部屋のトビラになっている。トビラには棚が設けられていて、花鉢が置かれていたり、コンセントが設置されているので、一見すると単なる壁にしか見えないところが面白い。リフォーム会社も、コンセントはもちろん、トビラの開き方、壁面の化粧材をつなぐ位置などが違和感のない壁であることと、普段の開け閉めなどの快適さを重視したという。使い勝手についても「満足しています」とmonyoさん。日田杉の1枚板を使うなど机にはこだわった。しかし仕事場としてファイルなどが増えていくので、今後は収納をどうにかしたいと考えているそうだ。※こちらは男の隠れ家2017年3月号より一部抜粋しておりますRecommend Contents「ハウススモールツール」私たちの日常生活は、さまざまなアイテムに支えられています。近年、技術の進化やデザインの革新により、日々の生活をサポートする新しいアイテムが続々と登場しており、一度手に入れると手放せなくなること間違いなし。今回はそんな便利アイテムから厳選した3つの商品をご紹介します。――続きはこちらから【男の隠れ家限定】煎茶・釜炒り茶・紅茶のセット昔ながらの風味と香りが満載。美味なる川根茶セット「お茶の仕事を始めた当初、見た目の美しさや効率優先で数値ばかりにこだわる注文が多く、悶々としていました。そこで思い出したのが、初代で父親の勝彦が楽しそうにお茶を作る姿でした」 川根本町で茶作りを営む「鈴木茶苑」の2代目・鈴木健二さんが、実家のお茶を初めて意識した頃をこう振り返る。――商品詳細はこちら

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  • 子どもの頃の感動を再びその手に【超精密スーパーカー消しゴム】

    1970年代後半、多くの子供の手に握られていた「スーパーカー消しゴム」。その人気は瞬く間に拡がり、学校の休み時間には消しゴムを飛ばして遊ぶ子供たちの姿があちこちで見られました。スーパーカー消しゴムという名前を聞くだけでも懐かしく感じますよね。実際に、学校の休み時間はクラスメイトとその強さを競っていたのを思い出します。おもちゃ屋でしかお目にかかれなかったミニカーとは違い、「カー消し」は身近な駄菓子屋で買える手軽さから、あの時代の遊びの相棒として活躍してもらったものです。子供らしい純粋さと、好きなことに対するまっすぐな想いを、あの頃のようにもう一度味わってみませんか?あの感動を再びその手に。スーパーカー消しゴムはおもちゃを持っていけない学校のルールの裏をかいた、画期的なアイテムでした。あくまで消しゴム。カー消しで耳を消す子供はいませんでしたが。今思い出してみると、たくさん持っていたうちの2,3個はとっておけばよかったなと。不思議なくらい、手元に残っていないんですよね。そんな大人の思いを再び叶えるべく、GGF-T社が現代の技術を駆使して、ランボルギーニの名車を超精密に再現した「超精密スーパーカー消しゴム 第1弾 ランボルギーニ」を発売しました。幻のスーパーカー「イオタ」や、スーパーカーの先駆け「ミウラ P400SV」、ポルシェ911の競合として開発された「ウラッコ P250S」など、ランボルギーニ社の歴史を物語る5つの名車が含まれています。各車のディテールは驚くほど精細に再現されており、それぞれの特徴的なデザイン、流線型のスタイル、その存在感を手の中で感じることができますよ。特に、「イオタ」はランボルギーニ「ミウラ」をベースとして試作されたモデルで、事故により1台しか存在しない幻のモデル。車好きにとっては、歴史的にも貴重な車を持つことができるのは、消しゴムだったとしてもちょっとした感動を味わえます。「超精密スーパーカー消しゴム」は、ただの玩具や文房具としての価値だけでなく、「昭和の遊びを現代に蘇らせる」というメッセージが込められています。飾って楽しむのはもちろん、あの頃を思い出して遊んでみるのも楽しいかもしれません。【商品詳細】商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第一弾 ランボルギーニ 5個セット価格:2,750円(税込) 商品の詳細はこちら商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第二弾 デ・トマソ 4個セット価格:2,200円円(税込) 商品の詳細はこちら商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第三弾 マセラティ 5個セット価格:2,750円(税込) 商品の詳細はこちら商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第四弾 はたらくクルマ 12個セット価格:3,960円(税込) 商品の詳細はこちら

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  • 男の趣味部屋 ギア&コレクション

    総じて男は凝り性である。その気質は趣味の世界でも遺憾なく発揮される。単なる趣味で終わることなく、どうしてもアイテムやグッズに凝ってしまうのだ。ここに登場する男たちのそれぞれの趣味において、各自が突き詰めようとするギアやコレクションの数々を見てみよう。1.芸人としてもアスリートとしても自分を高められる居場所[ロードバイク]東京都 団長安田(安田大サーカス)浮いてるような感覚にハマって、気がついたらロードバイクの虜にトレーニング用スマートトレーナーと愛車のある風景。団長安田さんが一番くつろげる空間である。自転車のための趣味部屋でひとり黙々とペダルを漕ぐ自転車芸人として知られる安田大サーカスの団長安田さん。都内にある自宅は、まず1階の入り口兼ビルトインガレージが自転車コレクションのためのスペースになっている。愛車ルノーカングーと共に奥さんのクロスバイクやお子さんたちの可愛らしい自転車。圧巻は天井付近にディスプレイされたロードバイクなど5台の自転車だ。最も思い出深い自転車が、手前にあるトレックのロードバイク。団長安田さんの自転車芸人人生はこの自転車から始まった。「平成18年(2006)に関口宏さん司会の『東京フレンドパーク』に出演して、賞品としてもらいました。20万円くらいする本格的なロードバイクですが、当時はまだ乗りこなせなかった。ママチャリと交換してもらおうと自転車屋に行ったら、良い自転車なのでぜひ乗ってくださいとお店の方に説得されて」実際にロードバイクに乗り始めると、その性能の素晴らしさに気付くのに時間はかからなかった。「乗っているというよりも、浮いているという感覚。地面との摩擦面を感じない。上りも軽くてスイスイ走れる。すっかりハマってしまい自転車の虜に。仕事でテレビ局に行く時の通勤用として乗り始めたんです」。しばらくすると自転車雑誌から連載の依頼が来た。各地の坂を自転車で登るという企画だ。「坂といっても3回目は青梅に連れていかれて、本格的な峠登りだった。ドッキリじゃないかと疑ったくらい(笑)。必死になって上りを20㎞も走って、頂上に着いたらしゃがみ込むくらい辛かった。連載は続いてヒルクライムレース(登坂競技)に出ることになった。どうしたら楽に走れるかと考えた結果、室内練習用のローラー台を購入して自宅でトレーニングを始めたんです」団長安田さんは高校時代、県外にサッカー留学したほど、抜群の運動神経の持ち主だ。並外れた我慢強さと根性で体を張って数々の仕事をこなしてきた。自らの肉体を鍛える自転車との出会いは運命だったのかもしれない。やがてロードレースにも出場、自転車芸人への道を真っしぐらに進んでいく。家族も自由に出入りするオープンな空間で楽しむ左/壁と天井は一部コンクリート打ち放し。階段の壁面はボルダリング用ホールドを取り付け。右/部屋の上部。天井まで3m以上あるので広く感じる。ジャージは新城幸也さんのもの。以前はマンション暮らしで趣味部屋を確保できなかった。自転車で街を走っている時に偶然売り出し中の土地を見つけ、8年前に自宅を新築。ようやく念願がかなって自転車専用の趣味部屋を手に入れた。「まさに自転車のために建てた家です」と胸を張る。趣味部屋はガレージを通り玄関のドアを開けた4~5畳ほどのスペース。2階への通り道で家族が出入りするオープンな空間だ。「密室ではないけれど、ひとりで好きなことができる。傾斜地を掘った場所なので〝ツール・ド・フランス〞の映像を見て大声で盛り上がろうと隣近所には聞こえない。趣味部屋には最適な空間ですね。ここがない生活は今ではもう考えられないです」趣味部屋には自転車グッズを収納する棚のほか、天井付近にはホイール、壁には大好きなロードレーサー、ペーター・サガンや親交のある新あらしろ城幸也さんらのカラフルなサイクルジャージが飾られている。中央で存在感を放っているのがサリスのサイクルトレーナーだ。プラットフォーム(台)の上には団長安田さん専用にカスタマイズされたNESTOの愛車が置かれている。ここで毎日約1時間ペダルを漕ぐ。最近では正面のモニター画面に、バーチャルサイクリングサービス「ZWIFT(ズイフト)」のトレーニング映像を流して、架空のロードレースを楽しんでいる。「この台は実際に走っている時と同じように揺れて、上りのきつい走りもリアルに体感できる。ロードを走れなくても、室内でも外で乗っているのと同じ感覚で走れるんです」コロナによるステイホームの時期も、趣味部屋に居ながらにして、仲間を誘ってグループライドを楽しんだり、自らが走る映像を配信したり。さらには持ちネタのひとつ、ドラマ『半沢直樹』の香川照之さん演じる大和田取締役の物まねを、毎日曜日9時からリアルタイムで生配信。今や仕事部屋でもある。自転車の面白さはメカニックという。メカニックを駆使して、いかに速く走るかを追求する日々だ。「上りを早く上がるために、マラソンだと人間の体を強化しますが、自転車の場合、人間だけでなく自転車のメカニックを変えることによって楽に速く走ることができます。ステムの長さや角度、クランクの長さ。シューズとペダルを固定させるビンディングペダルはシューズのリソートの位置を1㎜か2㎜変えるだけで違ってくる。メカニックいじるのは子どもの頃のプラモデルと同じ楽しさがありますね」また外を走る爽快感は自転車でなくては体感できないという。「風を感じ、季節を肌で捉えられます。山の中に入れば木陰の涼しさを感じ、木や植物の香りを嗅ぐこともできる。全力で漕いで走った後はぬるい水でも美味しい。メシも何でも美味しい。天気が良いだけで気持ち良いなと幸せになれる。自転車は自由な乗り物なので、色々なことを考えながら走れる。それはどこでも同じ。ひとりでいろんなことを考えながらペダルを漕いでいます」肉体を鍛える快楽が高じてトライアスロンにも挑戦左/手前がトレックのロードバイク。右上/ガレージ上部には収納棚を設置。右下/所ジョージさんにもらったクロモリ・フレームの自転車。最近ではトライアスロンを始め、年代別日本代表になることが目標になった。自転車のほかにマラソンや水泳のトレーニングもしている。「実は場所だけでいったら海の近くに引っ越したい。波がある海で、プールとは違う泳ぎ方を練習したい」そうやってひたむきに己の肉体を鍛える生き方に悲壮感はない。「言うほど大変じゃないんですよ」と団長安田さん。趣味部屋で楽しみながら自転車と向き合っている。2.屋根裏部屋の青春秘密基地には心に響く懐かし昭和グッズ[昭和レトログッズ]長野県 アオバ隊長邸屋根裏部屋に展開する驚愕の光景。所狭しと並ぶ懐かしの昭和レトロ雑貨。趣深い古民家の屋根裏部屋。そこへと続く梯子のアプローチを上っていくと、思わず「おおっ!」と感嘆の声を出さずにはいられない、極彩色の異空間へと誘われる。〝息をのむ〞とはこんな場面に出くわした時に使うのだろう。『青春秘密基地』と命名されたその空間は、アオバ隊長の全身全霊を込めたコレクションルーム。昭和レトロ雑貨をメインにありとらゆるものが圧倒的ともいえる存在感を放って並んでいる。その〝青春〞アイテムは、懐かしの昭和玩具、王冠の瓶ジュース、駄菓子のおまけ、ホウロウ看板、ミニクーパー、ポピーの超合金、ジャンボマシンダー、ヴィンテージ・ジーンズ、スヌーピーのスウェット……などなどまさに感涙もののラインアップ! 最近はヴィンテージのアメリカン・トイにもはまっていて、日本とは異なるダメージ感に心惹かれるのだという。「どのアイテムもきれいなデッドストックものじゃなく、使い込まれたペイントロスやダメージがある方が好きですね。時代の中で人の手に渡ってきたものに惹かれます」と、少年のように目を輝かせる。駄菓子屋から譲ってもらったガラスケースで、その中にもおまけ類などがびっしり。ぶら下がり雑貨もあって昭和レトロの店先のよう。レトロなアイテムに興味を持ったきっかけは、学生の頃に炭酸飲料の「チェリオ」の瓶を目にしてからだとか。王冠のワンウェイ瓶で、ロゴや瓶の形状、ジュースの色味にも心くすぐられた。昨今は海外各地の瓶ジュースも収集しており、外国に行く時はプチプチの緩衝材を必ず用意。一緒に行く友人にあきれられながらも、瓶のコレクションは着々と続き、懐かしいガラスケースの中に、居心地良さそうに収まっている。「〝甘酸っぱく〞感じるものがいいんですよね」。何より直感で〝ピン〞ときたものを収集にしているという。さて、次はどんな懐かしモノがこの空間に仲間入りするのか?!3.フィッシングギアをメインに様々な「男の趣味」であふれた〝小屋〟[タックル+そのほか]埼玉県 サイトウリュウヤ邸小屋にはたくさんの仲間が来るという。「タックルをいじっていて、そのまま寝落ちしてしまうこともあります(笑)」。住宅街の細い道を抜けると真っ白な母屋のすぐ脇に、小さくて可愛い「小屋」が建っている。この小屋の主はサイトウリュウヤさん。2年前、母屋を新築する時にどうしても自室が欲しくて趣味の部屋を別棟に造ったのだという。「倉庫兼趣味の小屋なので狭くてごちゃごちゃです」と話すように、室内はリュウヤさんの趣味であふれている。小屋の名前をGEPPETTO(ゼペット/ピノキオのおじいさん)といい、かつて彼が営んでいたブラックバスショップの店名が付けられている。入り口ドアにはたくさんのアウトドアやフィッシング系のステッカー、窓ガラスの向こうにはバス釣り用のルアーが並んでいる。「こういうトップウォーターを見える場所に並べることで、僕の原点がいつでも見られる。そんな意図があってここに置いているんです」小屋には軒先がありベンチがセットされてる。ステッカーの貼られたドアを開けると、4畳半の小屋の中に広がっていたのはまさに男の趣味空間。入り口脇にはウェーダーやライフジャケット、左手には作業台(ラジコンのパーツを組み立てたり、フライを巻いたり……)とエアガン、ラジコンが飾られている。奥の棚にはロッド、そして色々なリールが綺麗に並べられていて、「もう発売されてないモノもあります。そういうモノを残すのも釣り人の役目かなと」。小屋は4畳半、タックルをメインにエアガン、ラジコン、スキーやキャンプなどのアウトドアギア、さらに爬虫類など、彼の趣味がぎゅっと詰まった空間になっていて、見ているだけで楽しくなる。なかでも釣り道具に関してはレアなモノがたくさん。ルアーが至る所に吊り下げられ、ロッドや棚に並ぶリール各種はまさに〝釣り人の部屋〞である。「室内をお店みたいにしたかったんです。色々な人が遊びに来ては、夜な夜な楽しい時間を過ごしています」こだわって集めたこれらのギアは単なる飾り物ではない。全て現役で使えるモノばかりだという。「道具は飾り物じゃないですから」という彼の言葉に、真の遊び人の真髄を見た。※こちらは男の隠れ家2020年10月号より一部抜粋しておりますRecommend Contents「大人ひとり飯を極める -食へのこだわり-」「一人時間」は、日々の喧噪から解放され、深い自己対話や静謐なリラクゼーションを追求できる穏やかな瞬間。このような時間を過ごすとき、何を食べるか、どのように食べるかは非常に重要です。食材はもちろん、食器にもこだわることで、食事の時間はただの栄養補給から、自分自身への贅沢なご褒美へと変わります。今回は、そんな一人時間をより豊かに過ごすための選りすぐりの食材と食器をご紹介。それぞれが、独自の物語とこだわりを持つ、あなたの一人時間を豊かに彩るアイテムです。ーー続きはこちらから「有田焼 セラフィルター」セラミックフィルターに注ぐだけで飲み物の味がまろやかになります。佐賀県有田町で作られ、江戸時代から400年以上の歴史をもつ有田焼。かつては、将軍家への献上品として、ヨーロッパへ影響を与えたと言われ、王侯貴族の蒐集品として重宝されたと言われています。ーー商品詳細はこちら

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  • 大人の特権 現代アート

    秋は、芸術を心ゆくまで味わうのに最適な季節と言われています。読書の秋、食欲の秋と並んで「アートの秋」を堪能するのはいかがでしょうか。今回、男の隠れ家PREMIUMからは、ゆったりした時間が流れるこの季節にぴったりな「VAN ORTON原画」と「ルパン三世浮世絵」をご紹介。ぜひこの機会に、その魅力を探ってみましょう。アート初心者にも一目でわかる美しさ。まず最初にご紹介するのは「VAN ORTON 原画」です。このアート作品はイタリア・トリノ出身の双子アーティスト”VAN ORTON”が生み出したもので、飾るだけで日常を一変させる魅力的な力を持っています。特に、彼らの作品は"ポップなタッチ"と"独特の色使い"が特徴で、他のアーティストの作品では味わえない斬新さと、見ていて飽きない新鮮さを持ち合わせています。毎日の空間に彩りを加え、日常を一段と華やかにしてくれます。VAN ORTONの作品の魅力はわかりやすさにもあり、一度目にするだけで、その高いクオリティがわかるものばかり。アートに興味はあるけれど知識が乏しいという方でも、その良さが理解できるはずです。美術品の価値は主観的な要素が強く、絵の評価は人それぞれ。高額なアート作品が必ずしも良いとは限らず、1万円の作品でも心を動かすものは存在します。VAN ORTONの作品は良さを直感的に感じられるということで非常に人気です。リビングや廊下に置くことで空間に存在感を放ち、手軽に日常生活にアートの要素を取り入れることができますよ。この秋、新しいアート作品との出会いを通じて、心地よい空間作りを実現させてみてはいかがでしょうか?【商品詳細】商品名:【直筆原画・受注生産】VAN ORTON価格:858,000円 ~ 1,980,000円(税込)商品の詳細はこちら商品名:【複製原画・数量限定】 VAN ORTON価格:165,000円(税込)商品の詳細はこちら有名な作品を一味違った雰囲気で。次に紹介するのは「ルパン三世 浮世絵」です。「スター・ウォーズ」などの現代浮世絵を手掛ける永井沙絵子さんと、「名所江戸百景」を始めとする数多くの作品を手掛ける松崎啓三郎さんという熟練の職人の手によって生み出された逸品。鮮烈なカラーと、浮世絵の繊細な技法が見事に融合した作品としてファンも多いですよ。この特別なシリーズは、アニメ「ルパン三世」の50周年を記念して制作されました。70年間にわたり木版画の世界で多くの実績と経験を活かし、ルパン三世の世界を浮世絵という独特のスタイルで表現。現代の技術と日本の伝統的な技法が交錯する中で、ルパン三世というキャラクターの魅力を最大限に引き立てています。さらに、作品には特製の額が付属しており、作品の華やかさを一層引き立てます。各浮世絵は限定70枚での販売という限定感もポイントで、シリアル番号入りのプレートと証明書が付属するなど、所有者の心をくすぐる要素がたくさん詰まっていますよ。シリーズは全三種類あり、それぞれがアニメの名場面を描き出しています。「カリオストロの城」「不二子」「PART4オープニング」という3つのテーマは、アニメファンであれば誰しもが感動を覚える名場面。特に「カリオストロの城」ではルパンとクラリスの印象的なシーンが浮世絵で再現され、その美しさは言葉に表せないほどです。浮世絵とはいえ、現代チックなテイストのカラーリングのため、インテリアとして最適。美しい色彩と独特の雰囲気は、空間に一風変わった華やかさと落ち着きをもたらしてくれます。手に入れた人だけが感じることができる特別な存在感は、この作品群ならではの魅力です。鮮烈なビジュアルと限定感、そしてアニメ「ルパン三世」の魅力を最大限に引き立てるこの作品は、一生の財産になること間違いありません。この季節にぴったりのアート作品として、ぜひ一度その魅力を手に取り、確かめてみてください。そして、それが新たな楽しみとなり、日々の生活に豊かな彩りを加えてくれるはずです。【商品詳細】商品名:【数量限定】ルパン三世浮世絵価格:52,800円 ~ 231,000円(税込)商品の詳細はこちら様々な秋から、自分だけの過ごし方を見つけてみて。秋は、外の世界がゆったりとした時間をもたらす季節。家での過ごし方は無限大です。余裕のある大人にしか楽しむことのできないアート。ただの飾りではなく、私たちの心に深い感動をもたらし、日常生活に新たな価値をもたらしてくれます。これらの作品を通じて、秋の季節に自宅の空間に新しい彩りを加え、新たな風を感じてみてはいかがでしょうか。今回紹介した作品も素晴らしいものばかりですが、世界にはまだまだ未知のアートが広がっています。この季節に、新しいアートとの出会いを求めて、その深みを追求してみてください。あなたの日常を、さらに豊かにしてくれるはずですよ。

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  • 小さな秘密基地を造る裏技。Vol.2

    ”秘密基地”と聞いてワクワクするのは子供ばかりではない。大人だってそれは同様だ。ただ大人の場合は、日々の生活の中でそれが「ホッとする」場所になるということ。心身共にリセットして明日からまた頑張ろうといった活力も湧いてくる。そして“秘密基地”は小さい方が良い。ジャストフィットな心地良さに身を委ねてみたい。1.リビングの隅に確保したミニワークスペースとCDラック東京都 K.M邸CDラックと机は細かい寸法出しによって見た目のスッキリ感がでたそうだ。ミッドセンチュリーのアメリカをイメージさせるモダンなインテリア空間が印象的なK・Mさんの秘密基地は、その開放的なリビングダイニングの一角にある。「秘密の場所としてはちょっとオープンですが(笑)、何よりコレクションのCDを美しく収納できる場所が欲しかったんですよね」CDの数はおおよそ3000 枚。それらを並べるバランスの良い棚の高さと、その下に設置した小さなワークスペース。設計士による細かな寸法のこだわりによって、収まりと見た目の良さが実現できた。ワークテーブルは、壁の両脇にお気に入りのB I S L E Y のキャビネット(引き出し)を置いてその上に板を渡したもの。チェアが2つ並んでいるのは、基本的に夫婦で使う場所にしているからだという。座って見上げると思い出と共に集めたCDがずらり。好きなものに囲まれる幸せなひと時がここにある2.木の温もりに満ちた小さな図書館のような書斎神奈川県 M.J邸リビングダイニングから続く書斎。壁で隔てることで内部は別の雰囲気が漂う。本好きならこんな秘密基地は憧れだろう。天井まで届く棚には本が美しく並び、こもり感も抜群。それはまるで〝小さな図書館〞の様相を呈している。「新築とリノベーションを天秤にかけた時、間取りが自由になる後者に魅力を感じたんですが、その時、真っ先に思いついたのが大量の本を並べられる書斎でした」とM・Jさん。渋谷のブックカフェで見た空間をヒントに、楽しみながらあれこれ構想。マンションという限られたスペースの中、リビングダイニングからそのままつながるミニ書斎が完成した。あえて扉は付けずにオープンにしているが、入口の高さを低めにしたり、白のブリックタイルの壁を施すなどして空間を区切り、空気感を変えているという。「書斎の内部は全て木造にし、照明も温かみのあるものにしています。ここに入ると気持ちのスイッチが入れ替わる気がしますね」3.住居のセンターを独占する夫婦別々の音楽ルーム東京都 D 邸部屋の真ん中に鎮座する2つの防音室。圧迫感を感じさせないように天井は開けている。収納も通路をうまく使って設置している。音楽が趣味で、結婚してからずっと賃貸物件に1畳サイズの隠れ家的な防音室を設置していたDさん夫婦。しかし賃貸物件の標準的な間取りにずっと違和感があり、自分たちが求めるスタイルに特化した家を造って住むということが自然な気がしていたという。そこでリノベーションという選択肢が浮上し、中古マンションを自分たちのライフスタイルに合わせた。広い物件ではなかったが、今までの防音室と、さらに夢だったもうひとつ防音室(2畳)も家の中に埋め込むことで、ずっとあった違和感をなくせたという。しかし写真のように防音室を2つも家のセンターに配置するので問題はあった。ひとつは圧迫感。天井までの空間を開け、大きな箱が家の中にあるという部屋にしてもらった。家に入った瞬間、廊下から、ベランダまで見通せる広々とした感じも気に入っているという。もうひとつは生活スペースの問題。スペースを有効利用するため玄関に洗面台を設置したり、そこからリビングまでの通路をクローゼットにし、据え付けの机も作ってもらった。「2年以上住んでいますが、2つの防音室が自分たちの生活を向上させてくれました」とDさん夫婦は満足げだった。4.天井を取り払って造ったスタジオ風の隠れ家ロフト神奈川県 D.Y邸リビングダイニングとロフトが一体となっているため、家族との会話も弾む空間に。天井裏のロフトと聞けば、そこはまさに秘密基地を造るのにふさわしい場所。しかも、D・Y邸の場合は偶然の産物として生まれたスペースだった。購入したのは築25年のマンションの最上階。リノベーション会社が調査したところ、天井裏に広い空間があることがわかったという。「最初に内部を見た時、天井はフラットだったのでまったく気づきませんでした」とD・Yさん。設計士は天井を取り払ってロフトを造ることを提案するが、隠れ家的な書斎が欲しかったご主人はもちろん即決!完成してみると、アイアンの手すりと階段が付いたスタジオのようなモダンな空間に。リビングダイニングも必然的に天井が高くなり、思いがけないその出来栄えに家族全員が大喜びだった。ロフトには棚や机を造り付け念願のワークスペースに。手すり越しに目線を下にやれば、楽しげな家族の姿も見える。※こちらは男の隠れ家2018年3月号より一部抜粋しております※「小さな秘密基地を造る裏技。Vol.1」はこちらRecommend Contents「冒険用品 -ヨコザワテッパン ポケット-」コンパクトさが魅力のこの鉄板は、さまざまな場面で活躍する万能アウトドア調理器具。アウトドアの鉄板と言えば「ヨコザワテッパン」、そんな究極の存在になった元祖が作り上げたこれが、もうひとつの究極「ヨコザワテッパン ポケット」です。見た目に騙されてはいけませんよ。読み終わる3分後には、この鉄板の魅力に驚きと感動でワクワクしていること間違いなしです。ーー続きはこちらから「ザオーブロック メタルバイシクル」日本一面倒くさいブロック。もともとは工場の片隅に佇んでいたスクラップの破片が、長い開発時間を経て知能に良く、おうち時間を輝かせ、金属の素材を楽しめる、今までにありそうでなかったブロックに生まれ変わりました。ーー商品詳細はこちら

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  • 車好きにたまらない逸品

    学校の休み時間、放課後の公演、心の中に湧き上がる少年時代の記憶。無限に広がる空想の中、手のひらの上で輝いていたのは、小さなスーパーカー消しゴム。夢中で集め、友人同士でその強さを誇ったものです。そんな純粋で情熱的な日々を、大人になった今、再び手にすることができるロマン溢れるアイテムをご紹介します。あの頃の思い出を再び。スーパーカー消しゴムの再来。1970年代後半、多くの子供の手に握られていた「スーパーカー消しゴム」。その人気は瞬く間に拡がり、学校の休み時間には消しゴムを飛ばして遊ぶ子供たちの姿があちこちで見られました。そして、その風は再び。GGF-T社が、現代の技術を駆使して、ランボルギーニ社の名車を超精密に再現した「超精密スーパーカー消しゴム 第1弾 ランボルギーニ」を発売しました。幻のスーパーカー「イオタ」や、スーパーカーの先駆け「ミウラ P400SV」、ポルシェ911の競合として開発された「ウラッコ P250S」など、ランボルギーニ社の歴史を物語る5つの名車が含まれています。各車のディテールは驚くほど精細に再現されており、それぞれの特徴的なデザイン、流線型のスタイル、その存在感を手の中で感じることができます。特に、「イオタ」はランボルギーニ「ミウラ」をベースとして試作されたモデルで、事故により1台しか存在しない幻のモデル。このような歴史的な背景を持つ車を、消しゴムとしてでも持つことができるのは、車好きにとっては感慨深いものとなるでしょう。「超精密スーパーカー消しゴム」とは、ただの玩具や文房具としての価値だけでなく、昭和の遊びが現代に蘇る、というメッセージが込められています。今、中高年の男性たちが子供の頃の情熱と夢を、この消しゴムとともに再び感じることができるのです。飾って楽しむのはもちろん、あの頃を思い出して遊んでみるのも、楽しいかもしれませんね。商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第一弾 ランボルギーニ 5個セット商品詳細はこちら商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第二弾 デ・トマソ 4個セット商品詳細はこちら商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第三弾 マセラティ 5個セット商品詳細はこちら商品名:超精密スーパーカー消しゴム 第四弾 はたらくクルマ 12個セット商品詳細はこちらパッチンボールペンもレベルアップして帰ってきた。子供の頃、消しゴムを指で弾き飛ばす遊び。そんな懐かしの遊びで使われていたパッチンボールペンを覚えていますでしょうか。今回、スーパーカー消しゴムだけでなく、消しゴム飛ばしに欠かせないボールペンも、大人の男性たちの心をくすぐる逸品として進化して帰ってきました。それが「V12エンジン型(変速ギア)消しゴムブースターペン」です。V12エンジン、それはフェラーリやランボルギーニといったイタリアンスーパーカーの心臓部。12気筒からなるハイパワーエンジンが、スーパーカーのサウンドやスピードを支えています。そんな12気筒エンジンはV字に配列されたその形状から、V12エンジンと呼ばれているのです。「V12エンジン型消しゴムブースターペン」は、そんなV12エンジンをデザインのモチーフにした消しゴム弾き専用のプッシュ型ボールペンです。見た目がかっこいいのはもちろん、変速ギアも搭載されており、手にする度にシフトチェンジの感覚を楽しむことができます。70年代や80年代のV12エンジンを持つスーパーカーのマニュアル5速ギアを再現している点が最も魅力的なポイントで、操作可能なのも高い評価を受ける理由の1つです。1速からスタートし、回転数を上げるごとに2速、3速とギアを上げ、5速に到達した時のスリル。その感覚をこのペンで体験することができますよ。ただの玩具ではなく、オフィスや自宅のデスクで使うことも可能。ミーティングの合間や仕事で一息ついた際に、このペンを手にとり少しの間だけ少年の気分になる。そんな愉快な時を提供してくれます。昔を思い出しながらも新しい感動を提供する大人のための特別な逸品です。日常の中で少しの楽しさやワクワクを感じたい方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。商品名:V12エンジン型(変速ギア) 消しゴムブースターペン <ブラック・ブルー>商品詳細はこちら子どもの頃の夢を思い出させてくれる逸品時代とともに形を変えながらも、我々の心の中で輝き続けるスーパーカー。その緻密なディテールにこだわり抜かれた「超精密スーパーカー消しゴム」は、過去と現在、両方の情熱をひとつの逸品に閉じ込めました。そして、「V12エンジン型の消しゴムブースターペン」は、大人の遊び心とともに日常の中で少しの非日常を感じさせてくれる特別なアイテムです。この2つの商品は、ただの文房具としての価値を超え、我々中高年の男たちにとって、かけがえのない思い出や情熱を再燃させる力を持っています。このアイテムはあの頃の夢を思い出させてくれるきっかけになるかもしれません。

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