職人の技が光る収納箱【蘭字茶箱 選べるラベル全2種】
子供の頃、自分の宝物だけを入れた”たからもの箱”を持っていた経験がある人はたくさんいるはず。お歳暮でもらったお菓子の缶や、コーヒーの入っていた大きなビン。その形状は様々あったでしょう。でも、日本の気候的に、長く保管していると湿気でカビが生えたり、中のものが変色してしまったり、懐かしさを持って箱を開けた時に、がっかりした人も多いですよね。
今回は、使い道無限大の”大人の宝物入れ”をご紹介します。かなり実用的なアイテムなので、要チェックです。
職人技が光る、茶箱の実力。
日本伝統の防虫・防湿に優れた収納箱”茶箱”。静岡県の美しい山村地帯、川根本町で作られたこの箱は、江戸時代後期からお茶の葉を新鮮に保つための保存容器として愛用されてきました。お茶の栽培や林業が盛んなこの土地から生まれた”茶箱”には内部にトタンが貼られ、防湿・防虫効果は抜群。その実力は、1年間保管したお茶の葉が新茶のような鮮度を保っていることからも伺えます。
樹齢30年以上の川根本町産杉の間伐材を、最低でも3カ月は風雨に晒し、それから重しを載せてしっかりと乾燥。歪みや反りの少ない材とすることで、加工しやすくしています。さらに、それを匠と呼ばれる職人が、寸分の狂いもなくカット。組み立ての工程も、すべて専門の職人による手作りで作られています。パーツごとに木目の位置まで計算されて作られているという、驚きの徹底ぶり。
内側に貼られたトタンと箱の境目を保護するため、要所には和紙が巻かれており、素晴らしい防湿性を誇ります。
まさに、職人技の光る逸品です。
茶箱の真の魅力とは?
この”茶箱”の真の魅力は、その多様な用途にあります。食品はもちろん、衣類やカメラ、レコード、大切な資料など、幅広いアイテムを保管するのに最適。お茶を入れていただけに、特に食品の保管にはその防湿効果が発揮され、米や乾物、パスタやコーヒー豆の保存にもピッタリです。食器を変色から守るのにも適しているので、思い出の食器や大切なお皿を保管しておく入れ物に重宝します。
男性においては、カビや虫食い対策として、ネクタイなどの服飾品を入れておくのもおすすめ。もちろん、大切なアイテムを詰め合わせておく宝箱としても、大活躍してくれます。
江戸時代末期から海外に輸出された茶には、茶箱に浮世絵の技術を活かした蘭字のラベルが貼られていました。今回は「男の隠れ家限定バージョン」として、2種類を復刻。お好みのデザインから選ぶことができますよ。
歴史的背景を感じつつ、実用的な箱として重宝すること間違いなし。一風変わった贈り物にもおすすめですし、幼き頃の”たからもの箱”を再び手にしたいという方にぜひ手に取っていただきたい逸品です。
商品名:【男の隠れ家限定】蘭字茶箱 選べるラベル全2種
価格:8,800円 ~ 11,000円(税込)