人生を豊かにする鞄【Cavallo for the blue ダレスバック】
ダレスバックの由来と特徴
ARTPHEREの定番モデルであるダレスバック
ダレスバッグという名称は、アメリカの政治家ジョン・フォスター・ダレス(1888~1959)が1951年、国務長官時代に来日した際使用していたことから世に広まったとされている。ダレスが持っていた鞄は、ハンドルが一本手で前胴側に向かってベロが付いた口枠鞄。マチはそれほど大きくなく、ブリーフケースとしての用途のものであった。
ダレスバッグの特徴は、マチ側にあるヒンジを軸に大きく開口する口枠式であること。そして、2つのフレームが上下に重なって閉じる構造であることがポイントだ。つまり、開閉時にマチが変形することを想定した設計が必要である。口枠を包むように革や生地をピッタリと貼り合わせる熟練の技術や、開口時の動きにも耐えうる整ったマチを作る技術が求められる。また、ダレスは口枠の周辺にハンドルが付属するため、重い荷物を詰めこんで負荷が掛かることも想定した口枠と鞄全体の強度やバランスが重要である為、高い技術力が必要とされる。上品さとカジュアルさをあわせ持つ
3種類のダレスバック。左から「ブリーフタイプ」、「リュックタイプ」、「ショルダータイプ」。
3種類のダレススタイルがリリース。ビジネスシーンでは必須の「ブリーフタイプ」、コンパクトにデイユースできる「ショルダータイプ」、そしてオンオフ問わずに使いまわせる「リュックタイプ」だ。
いずれもメインの素材には廃棄魚網をアップサイクルした素材を使用しており、軽量で、且つ耐久性が非常に高いため、厳しい環境下でも気にすることなく使用できる。
ダレススタイルの開口部には、アートフィアー製品の特徴であるクイックオープン機能を採用。ワンタッチ錠とフレームの働きにより開閉するアクションが少ないため、開閉の煩わしさがなく片手アクションもしやすい。また、上品なダレススタイルとアップサイクルされた素材の採用により、ビジネスフォーマルからカジュアルな装いにも合わせやすいシリーズである。
アップサイクルを行う”ALLIANCE FOR THE BLUE”の取り組み
一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUEは、「企業と生活者の共創による、海の豊かさを守る商品づくりと持続可能な仕組みづくりを実践することにより、めぐみ豊かな海を次世代に引き継ぐ」ことを目的に活動している。
日本一の鞄生産量を誇る“鞄の街”豊岡市は「海の恵みと暮らすまち」。
豊岡鞄は未来に美しい海を繋ぐため「Product for the blue」に参画し、廃棄される漁網再生生地を利用した鞄を送り出す。北海道の道東エリアで回収した廃棄漁網を活用し、ごみの分別や洗浄などを経て、原料となる再生ペレットを製造。製糸、織布の各過程をアライアンスに加盟する複数企業の協働を経たのち、豊岡鞄認定企業により鞄へと生まれ変わっている。
「Product for the Blue」は、”廃棄される漁網再生生地を利用し、付加価値をつけて製品として生まれ変わらせるリサイクルを行う”、ALLIANCE FOR THE BLUEの取り組みの一つ。
【商品詳細】
商品名:カバロフォーザブルー ダレスブリーフバッグ
価格:45,100円(税込)
商品名:カバロフォーザブルー ダレスバックパック
価格:42,900円(税込)
商品名:カバロフォーザブルー ダレスショルダー
価格:23,100円(税込)