ブロックチェーンとはもしかすると「仮想通貨=ブロックチェーン」と思われているかもしれない。そもそもブロックチェーンとは取引情報などのデータをデジタルに記録する仕組みである。一定期間の取引データをブロック単位でまとめ、チェーンのように繋いで記録することからブロックチェーンと呼ばれる。特殊な暗号を使い、過去から現在までの取引データが全てオープンな形で残されるため、データ改ざんが困難であり、自動で敏速に行われるため取引コストを大きく削減できるメリットもある。当初は仮想通貨のトランザクション履歴の記録に用いられていたが、現在では金融全般や不動産、医療、投票など多様な分野で活用されている。UniCaskの想い|ブロックチェーンを大衆のもとに蒸留所から直接樽を購入できるため安心。複数種類の中から自分で選ぶことができる。ブロックチェーンを使ったビジネスモデルを利用したのは、“実際のモノ”の売買には課題があり、この課題が大衆化していないと感じたことがきっかけである。デジタルで記録されるデータやNFTの偽造は困難だが、それらに紐づく“実際のモノ”については物理的な改ざんが可能で、人と人を伝っていく間で偽造されたモノにすり替えられている可能性もある。一方でウィスキー樽の場合、そのほとんどが蒸留所の信頼によってすり替えられるリスク軽減は担保できる。また、ウィスキーには熟成という時間的な価値があるが、そのような価値の記録にブロックチェーンが適している。原酒や樽のスペック、樽詰めされた日付などをブロックチェーンに書き込めば世界中の誰もが閲覧できる正確な台帳を簡単に作ることができる。加えてNFTの技術でオーナーシップを発行すれば、24時間世界中でデジタル取引を行うことが可能。例えば、海外在住の方が日本の蒸留所に連絡して樽を購入することにはさまざまなハードルがあるが、この仕組みにより容易に売買ができるようになる。蒸留所側もウィスキーを樽に詰めた瞬間から売買できるため、キャッシュフローがクイックネスになる上、グローバル化が安易に推進できるメリットもある。もちろん、樽のオーナーシップ管理はUniCaskが行うので、樽の売買に関する面倒な記録などの処理も大幅に削減することが可能。また、UniCaskは埼玉県北東部にある羽生蒸留所の復活にも深く関わっている。利根川の水運に恵まれたこの土地で約20年ぶりの日本蒸留所の一角が復活。Made in JAPANを掲げ、海外業者のみを対象に2021年春から販売開始。現在では全世界の愛好家や投資家に向けて、スコットランドのボトラーであるキングスバリーや、コニャックのボールジローなどを公開する予定だ。UniCaskの想い|樽資産を持つ愉しみ高価な樽でも「小口」単位で所有することで樽の購入費用を抑えることができる。樽購入者は、アプリでいつでもサンプルリクエストやボトリングオーダーが可能。個人で購入するには高価な一樽を100分の1に小口化し購入ハードルを下げたこともUniCaskの特徴で、小口樽は予めボトリングの日程を決定した上での販売を行なっている。例として、容量約200リットルのバーボン樽の100分の1換算。いわばウィスキー愛好家たちが行なっているカスクシェアの様なイメージである。また、アプリを実装したことで、ゲームコミュニケーションの要素もあり、保有者同士がウィスキーを見せ合う「大人の遊び場」としてファンを中心に投資家などが集まりやすい環境を構築している。
これまで、ウィスキー樽は投資商品としても“非公開”の様な存在であったが、NFT上場させることで公開株のように誰もが購入できる環境を整備したUniCask。誰もが持つことができる権利の様な存在になれば、ウィスキー人気は一気に世の中に広がり、結果的にウィスキー好き人口も増加する。また、これまで知る人ぞ知る“ウィスキー樽の売買”が一般化することで、ウィスキーとの向き合い方も単なる嗜好性から、ビジネスを産むなど多角的な捉え方もできる。つまりウィスキー樽とデジタル技術を掛け合わせることで、新たなエコシステムや新たな経済圏が生まれるきっかけになる可能性もある。株式会社UniCaskhttps://unicask.jp/クリス ダイ株式会社UniCask共同創業者。Accentureのコンサルタント、BitcoinとEthereumの初期の投資家の一人。ウィスキー好き。ブロックチェーンや分散型ビジネスの研究プロジェクトに参加。「ネクストブロックチェーン」(日本経済新聞社)の共著者。「Blockchain and Crypto Currency」(Springer)の共著者。2004年にスタンフォード大学で管理科学と工学を専攻し、B.S.を取得。
ダレスバックの由来と特徴ARTPHEREの定番モデルであるダレスバックダレスバッグという名称は、アメリカの政治家ジョン・フォスター・ダレス(1888~1959)が1951年、国務長官時代に来日した際使用していたことから世に広まったとされている。ダレスが持っていた鞄は、ハンドルが一本手で前胴側に向かってベロが付いた口枠鞄。マチはそれほど大きくなく、ブリーフケースとしての用途のものであった。ダレスバッグの特徴は、マチ側にあるヒンジを軸に大きく開口する口枠式であること。そして、2つのフレームが上下に重なって閉じる構造であることがポイントだ。つまり、開閉時にマチが変形することを想定した設計が必要である。口枠を包むように革や生地をピッタリと貼り合わせる熟練の技術や、開口時の動きにも耐えうる整ったマチを作る技術が求められる。また、ダレスは口枠の周辺にハンドルが付属するため、重い荷物を詰めこんで負荷が掛かることも想定した口枠と鞄全体の強度やバランスが重要である為、高い技術力が必要とされる。上品さとカジュアルさをあわせ持つ3種類のダレスバック。左から「ブリーフタイプ」、「リュックタイプ」、「ショルダータイプ」。3種類のダレススタイルがリリース。ビジネスシーンでは必須の「ブリーフタイプ」、コンパクトにデイユースできる「ショルダータイプ」、そしてオンオフ問わずに使いまわせる「リュックタイプ」だ。いずれもメインの素材には廃棄魚網をアップサイクルした素材を使用しており、軽量で、且つ耐久性が非常に高いため、厳しい環境下でも気にすることなく使用できる。ダレススタイルの開口部には、アートフィアー製品の特徴であるクイックオープン機能を採用。ワンタッチ錠とフレームの働きにより開閉するアクションが少ないため、開閉の煩わしさがなく片手アクションもしやすい。また、上品なダレススタイルとアップサイクルされた素材の採用により、ビジネスフォーマルからカジュアルな装いにも合わせやすいシリーズである。アップサイクルを行う”ALLIANCE FOR THE BLUE”の取り組み一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUEは、「企業と生活者の共創による、海の豊かさを守る商品づくりと持続可能な仕組みづくりを実践することにより、めぐみ豊かな海を次世代に引き継ぐ」ことを目的に活動している。日本一の鞄生産量を誇る“鞄の街”豊岡市は「海の恵みと暮らすまち」。豊岡鞄は未来に美しい海を繋ぐため「Product for the blue」に参画し、廃棄される漁網再生生地を利用した鞄を送り出す。北海道の道東エリアで回収した廃棄漁網を活用し、ごみの分別や洗浄などを経て、原料となる再生ペレットを製造。製糸、織布の各過程をアライアンスに加盟する複数企業の協働を経たのち、豊岡鞄認定企業により鞄へと生まれ変わっている。「Product for the Blue」は、”廃棄される漁網再生生地を利用し、付加価値をつけて製品として生まれ変わらせるリサイクルを行う”、ALLIANCE FOR THE BLUEの取り組みの一つ。これからも安心して長く使える、人生のパートナーとなる鞄を届けていく。【商品詳細】商品名:カバロフォーザブルー ダレスブリーフバッグ価格:45,100円(税込)商品の詳細はこちら 商品名:カバロフォーザブルー ダレスバックパック価格:42,900円(税込) 商品の詳細はこちら商品名:カバロフォーザブルー ダレスショルダー価格:23,100円(税込) 商品の詳細はこちら