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男の隠れ家コンテンツ

  • すべて見せます! 小京都 -郡上八幡-

    観光地のキャッチフレーズに「小京都」という言葉を見聞きすることがある。京都っぽい観光地なのかな、と見過ごしていたが、実は小京都と呼ばれるには「全国京都会議」の加盟基準があるのだ。「京都に似た自然と景観」「京都との歴史的なつながり」「伝統的な産業と芸能がある」という条件にひとつでも合致していれば加盟できるというものだ。加盟していない観光地でも観光目的で「小京都」をうたっている所はある。郡上八幡[岐阜県郡上市]名水が人々の暮らしに寄り添う奥美濃の小京都長良川の支流の吉田川沿いに、郡上八幡の中心部が開けている。八幡山の山頂には町のシンボルの郡上八幡城が建つ。防火としての目的もあった水路が通る美しき城下町町を歩いていると、至るところから心地よい水音が耳に響いてくる。ほとばしる渓流の瀬音、家々の軒下を流れる水路のせせらぎ、水舟という槽に注ぐ水の滴……。長良川の支流の吉田川を中心に、山から引き込まれた水や湧水が町中を縦横無尽に流れ、その豊かな水は古くから人々の暮らしに寄り添ってきた。町を潤す美しい水風景。郡上八幡は、まさに〝水の都〟という喩えが相応しい山あいの城下町である。町は八幡山の頂に建つ郡上八幡城に見守られるように広がり、町筋には職人町、鍛冶屋町といったかつての生業が偲ばれる町名などが今も残る。軒を連ねる古い町家の形式は、京都に似て間口は狭く奥に長い造り。また、通りの辻には町の防衛のため13もの寺が配置されていることなどから、郡上八幡は奥美濃の小京都ともいわれている。清らかな水と風情ある城下町の佇まい。南北約1㎞、東西約2㎞。ぐるりと1~3時間で散策できる町の規模もちょうどいい。もちろん、じっくり見て回れば時間はいくらあっても足りないほど。町に宿を取り、朝夕の静かな時間にそぞろ歩くのも楽しみ方のひとつだろう。職人町や鍛冶屋町あたりは特に風情があり、袖壁や格子のある家々が軒を連ねる。郡上八幡旧庁舎記念館/インフォメーションも兼ねている同記念館内の食堂で提供しているのが郡上の郷土料理“鶏ちゃん”。オリジナルの味は、若鶏のもも肉と野菜を地味噌ベースのタレで味付け。定食で1080円。「作家の司馬遼太郎が日本で一番美しい山城、と讃えたのが郡上八幡城だそうです」。山頂の天守閣を仰ぎ見ながらそう話すのは、町を一緒に歩いた「郡上八幡まちなみ観光案内人」の塚原秋夫さんだ。司馬遼太郎の作品に『功名が辻』がある。戦国武将・山内一豊と妻の千代の生涯、内助の功を描いた物語だが、実は郡上八幡はその千代の生まれ故郷という縁がある。司馬遼太郎が『街道をゆく』の中で評した郡上八幡城は、昭和8年(1933)に大垣城を参考に再建された模擬天守閣。しかし4層5階建の木造建築は全国の復興城郭の先駆の城としても知られ、深緑の山に映える白亜の姿は確かに優美だ。「昨今は霧に浮かぶ幻想的な姿も知られ、天空の城ともいわれます」郡上八幡城を最初に築いたのは、永禄2年(1559)に八幡山に陣を敷いた遠藤盛数。この地は美濃、飛騨、越前への要衝にあり、長良川や吉田川も自然の要害として最適だったという。町を整備したのは四代城主・遠藤慶隆。慶隆は寺社の建立や町造りに力を注ぎ、同時にそれまで各所で行われていた盆踊りをひとつにまとめて城下で踊ることを奨励した。目的は領民たちの融和をはかるためで、これが国の重要無形民俗文化財にも指定されている「郡上おどり」の始まりである。「観光客も地元の人も一緒に踊るのが特徴です。郡上おどりは見る踊りではなく、参加する踊り。ぜひ踊りの輪に加わってみてください」と塚原さんは笑顔で話す。長敬寺の山門から職人町方面の古い町並みを望む。2階部分に見られる防火のための袖壁や、軒下に流れる水路などの様子がよくわかる。町歩きは下級武士たちの住まいがあったという柳町を経て、職人町方面へ。途中、郡上おどりの実演と歴史が学べる「郡上八幡博覧館」に立ち寄り、長敬寺へと向かう。長敬寺の山門付近から見る、職人町・鍛冶屋町へ続く通りはひときわ印象的だ。袖壁や出格子を備えた古い町家が軒を連ね、水路が清々しい水音を立てている。仕切りの袖壁は防火のため。家々の軒下にぶら下がるバケツも防火用だという。承応元年(1653)、町を焼き尽くす大火事が起こる。焦土と化した町の復興を手がけたのは六代城主の遠藤常友だった。4年の歳月をかけて上流から水を引き入れ、城下の町割りに沿って水路を築造。水路は普段は野菜や米を洗う生活用水に使われ、いざ火事が起きた時は防火用水になったのである。「バケツはさすがに今は使用しませんが、当時の様子がうかがい知れますね」。今見られる水路のある町並みは主にこの時代のものだという。慈恩禅寺/慶長11年(1606)、八幡城主・遠藤慶隆が開基した、臨済宗妙心寺派の名刹。特に半山禅師の作庭の室町様式の庭園「草園」が素晴らしい。自然の岩山を背景とし、清々しく流れ落ちる滝が幽玄な雰囲気を醸し出している庭園を、是非鑑賞しておきたい。さらに水の町を象徴するのが宗祇水だ。小さな社が組まれた下からこぽこぽと水が湧出し、涼感たっぷり。柄杓ですくって口に含むと、やわらかな水が喉にするりと落ちた。宗祇水の名は連歌の宗匠の飯尾宗祇がここに草庵を結び、水を愛用したことに由来する。町中を巡る清冽な水はまた、染物の色を鮮やかにするのにも役立ってきた。訪ねたのは本藍染めの技を430年余り守り続ける「渡辺染物店」。築180年の趣ある建物に足を踏み入れると、独特の藍の香りとともに丸い藍甕が目に留まった。甕には灰汁と蒅、消石灰などを合わせて熟成させた藍液が満たされ、この液に布を繰り返し浸して染めるのだという。十五代目の渡辺一吉さんに実際に絞り染めを見せていただくと、藍甕に浸すごとに徐々に色の深みが増していくのがわかった。そして、店の前に流れる水路へと移動。堰板で流れを止めた水にさらすと、布はみるみる藍色を際立たせ、より美しさを放ったのである。「水がいいと発色がいいんですね」 明治時代には町に17 軒の染屋があったが、現在はこの一軒だけに。「伝統の技も郡上の水も大切に守りたい」。渡辺さんは穏やかな口調でそう言葉を結んだ。そして名水散策の最後に向かったのは、渡辺染物店のほど近くにある「慈恩禅寺」。市指定名勝庭園「草園」が素晴らしい臨済宗妙心寺派の禅寺である。東殿山麓の自然の岩壁をそのまま背景として生かした室町様式の庭園。岩肌を濡らして一筋の滝が池へと流れ落ち、新緑、紅葉と四季折々の彩りが添えられるとそれは一幅の絵画のよう。庭と対峙するように座し、深くひと呼吸して目を閉じる。静寂の中にただ響くのは、木々を揺らす風の音と清らかな水音だけであった。郡上本染 渡辺染物店/創業はおよそ430年前の天正年間(1573~1592)。水の町のこの地で藍染め一筋に歴史を重ねてきた染物店。現在は十四代目の渡辺庄吉さんと十五代目の一吉さんが伝統の技を継承。江戸中期の藍瓶を今も使い、十数回繰り返し浸して染めるのが特徴だ。昭和52年(1977)、岐阜県重要無形文化財に指定。※こちらは男の隠れ家2017年7月号より一部抜粋しております

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  • -キャンピングカー旅ルポ- 伊豆の自然を満喫する 大人のお洒落なキャンプ旅

    圧巻の景色が続く道を走り キャンプサイトで快適な夜を緑まばゆい丘陵地に緩やかにカーブを描いて続く爽快なワインディングロード。車窓に映るのは、左手眼下に相模湾、右手に駿河湾のきらめき、そして雪を頂いた霊峰富士の秀麗な姿……。それらのパノラマが目に飛び込んでくるたび、2人で声を合わせたように歓声を上げてしまう。車高が高いキャブコン「アンセイエ」の座席からということもあるだろう、いつもと少し異なる目線では景色もよりワイドに見える。クルマを走らせていたのは伊豆半島中央部の山稜に延びる伊豆スカイライン。富士箱根伊豆国立公園内を走る自動車専用の有料道路で、屈指の眺望を誇るドライブウェイだ。そんなランドスケープや周辺の観光スポットを楽しみながら目指すのは、伊豆の国市長者原の山あいにある「モビリティーパーク」。今回のキャンピングカーの旅の拠点にと選んだ場所で、伊豆の東西南北各地へのアクセスにも便利な人気のキャンプフィールドだ。久しぶりの夫婦2人のキャンピングカーでのドライブ旅。以前にその非日常の空間と時間を満喫する旅スタイルを体験し、以来、2人ともすっかりキャンピングカーという特別なクルマに魅了されている。思い立って動くことができ、旅先も宿泊先も自由自在。そのフレキシブルさが何とも気軽で心地いいのだ。また、旅費が節約できる分、食事を贅沢にできるのも楽しみのひとつ。今回はルート上のレストランをチェックし、車内で食べるディナーもちょっとリッチに凝ってみることにした。食材は高速に入る前に買い揃えておいたので準備も万端だ。小田原厚木道路から箱根ターンパイクに入ると、ひとカーブごとに標高が上がってくるのがわかる。フロントガラスに映る緑陰も清々しい。芦ノ湖と富士山が見える大観山ポイントを過ぎて十国峠へ向かい、さらに熱海峠まで来るとここからが伊豆スカイラインの始まりだ。峠の標高は635m。富士山は雄大さを増し、その先の玄岳付近では大きく開けた景色が待ち構えていた。ウッドデッキの展望台がある玄岳駐車場からは、東側に熱海市街地と相模湾、北西側に富士山が一望のもと。付近は伊豆半島の成り立ちの痕跡がある伊豆半島ジオパーク指定地のひとつでもあり、標高798mの玄岳は海底火山が本州に衝突して出来上がったとされている。 道は玄岳の西側を回り込むように延びて韮山峠へ。途中にも西丹那駐車場、池の向駐車場など絶景地が点在し、このあたりからは駿河湾が望め、富士山も裾野の長い美しい姿を見せるようになる。さらに韮山峠を経て亀石峠インターを下り、県道19号線に合流。目的地のモビリティパークはインターから10分ほどの距離だが、ランチを食べるため県道を先へと進み「中伊豆ワイナリー シャトーT・S」へと向かった。ナビが誘導する山あいの道をたどると、突如現れる一面のブドウ畑と白亜のシャトー。その異国的な風景は感動を覚えるほどで、アメリカのワイン産地ナパバレーをイメージしたという当社のコンセプトそのものだ。ブドウ畑を望むレストランでは、自社栽培ブドウで醸したワインと共にパスタランチを堪能。さらに今夜のキャンピングカーでのディナー用にワインを購入する。ワインが飲めなかったドライバーの夫のため、じっくりテイスティングして香り豊かなボトルを選んだ。また、今回は旅の最後に足を運んだのだが、修善寺温泉近くの「ベアードブルーイング」でクラフトビールを仕入れておくのもいい。個性豊かなビールが多彩に揃い、ディナーをさらに素敵にしてくれるはずだ。さて、いよいよ旅のハイライトのモビリティーパークへ。入口からメタセコイヤの並木道をゆっくり進み、受け付けを済ませてキャンピングカーサイトにクルマを停める。自然の森や地形を生かした広大なキャンプフィールドには、ほかにもテントサイトやトレーラーホーム、ログハウスやコテージなどもあり、展望風呂や炊事場なども完備。キャンピングカーサイトには上下水道やAC電源などがあるので、車内の冷蔵庫やエアコンなどをフルに活用するのにもってこいだ。セッティングを終えてひと休みしていると、夕闇がうっすらと森を包み始めた。そろそろディナーの準備開始だ。車内のキッチンでサラダ用の野菜をカットしたりローストビーフを並べたり。メインのラザニアは家で下ごしらえをしているので温めるだけでいいが、今回のクルマには電子レンジが付いているのでそれもあっという間である。そして、待ちきれない様子の夫がさっそくワインの栓を開け、乾杯!昼間に飲めなかっただけに美味しさも格別だと、笑顔満面だ。日常とは違う時間の流れの中では会話も弾む気がするが、それより、少年のような目をして楽しむ夫がいつもより色々と動いてくれることが何だか嬉しい。ディナーの後は夫が焚き火を起こし、珈琲を淹れてくれた。パチパチと薪がはぜる音を耳に、静かに更けていく夜。安らかな心持ちへといざなう炎の温かさ。そんな穏やかな気分のまま寝袋に潜り込むと、すぐに深い眠りに落ちた。野鳥の声に起こされるまで、ぐっすりと眠っていた「アンセイエ」での一夜。思いのほか寝心地がよく一度も起きることはなかった。窓の外ではもう木々の間に朝陽がきらめいている。今日も天気はよさそう。さて、今日は伊豆半島の南部へと足を延ばしてみようか。※こちらは男の隠れ家2018年6月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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  • 桜のトンネルを駆け抜ける -関東・東北・北海道編-

    桜の名所は数あれど、地元の人以外で桜のトンネルがある場所を知っている人なんてまずいない。そこで今回は桜旅の際にぜひ立ち寄ってほしい〝桜のトンネルの名所〞を、地域別に一挙ご紹介!関東太平山の桜開花時期/3月下旬~4月上旬山頂から関東平野が一望でき、桜の名所としても名高い太平山。この山を中心に整備された太平山自然公園には約4000本の桜が植えられている。山麓から山頂へと続く太平山北側遊覧道路の両側には約2kmの桜並木が続き、満開時のトンネルが美しい。おおひらさんのさくら所在地/栃木県栃木市平井町~薗部町--------------------------------------------------幸手権現堂桜提開花時期/3月下旬~4月上旬幸手市の北部にある権現堂公園では、春を迎えると長さ1㎞の堤に約1000本のソメイヨシノが咲き誇り、見事な桜のトンネルが出来上がる。毎年3月下旬から4月上旬にかけて開催される桜まつり期間中には約100店舗の露店が出店し、たくさんの花見客で賑わう。さってごんげんどうさくらつつみ所在地/埼玉県幸手市内国府間887-3--------------------------------------------------天平の丘公園開花時期/3月下旬~4月下旬約11haの敷地内に美しい自然林と貴重な史跡が融合する天平の丘公園は、有数の花見スポットとして地元の人々から親しまれている。花広場周辺に植えられた八重桜を中心に、ヒガンザクラやウスズミザクラなど約450本もの様々な種類の桜が楽しめる。てんぴょうのおかこうえん所在地/栃木県下野市国分寺993-1--------------------------------------------------桜坂開花時期/4月上旬~4月中旬福山雅治の歌で一躍有名になった桜坂。その後アニメ番組の舞台になった影響もあり、今や若者の聖地巡礼の場にもなっている。最寄り駅は東急多摩川線の沼部駅。住宅街近くの道路の両側に植えられた30本ほどの桜が、満開時には桜のトンネルとなる。さくらざか所在地/東京都大田区田園調布本町19--------------------------------------------------東北みなみかた千本桜ドライブロード開花時期/4月中旬~下旬登米市の南方町高石地区から梶沼地区までの6kmに及ぶ市道の両側に、1000本の桜が植えられている桜並木。延々と続く桜のトンネルをくぐりながら、のんびりとドライブを楽しみたい。4月下旬にはさくら祭りも開催。みなみかたせんぼんざくらどらいぶろーど所在地/宮城県登米市南方町高石--------------------------------------------------北海道戸田記念墓地公園開花時期/5月上旬~中旬158万㎡の広大な敷地の中に、およそ8000本ものソメイヨシノが植えられた墓地公園。道内有数の桜の名所として知られ、ゴールデンウイークが終わる頃から一斉に開花する。園内の散策路「桜冠の道」では道の両側から桜に覆われ、桜のトンネルが出来上がる。とだきねんぼちこうえん所在地/北海道石狩市厚田区望来327--------------------------------------------------※こちらは男の隠れ家2017年4月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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  • 桜のトンネルを駆け抜ける -中国・近畿・中部編-

    桜の名所は数あれど、地元の人以外で桜のトンネルがある場所を知っている人なんてまずいない。そこで今回は桜旅の際にぜひ立ち寄ってほしい〝桜のトンネルの名所〞を、地域別に一挙ご紹介!中国野呂山さざなみスカイライン開花時期/4月上旬~中旬呉市にある野呂山の麓から、標高839mの山頂へとつながる観光道路・野呂山さざなみスカイライン。わずか10kmほどの道のりが山頂まで続くので急カーブが多く、運転には注意したい。4月上旬になると、沿道に沿って植えられた約200本の桜並木が開花して桜のトンネルとなり、毎年それ目当ての花見客で賑わう。のろさんさざなみすかいらいん所在地/広島県呉市川尻町野呂山--------------------------------------------------斐伊川堤防桜並木開花時期/3月下旬~4月上旬斐伊川沿いに800本の桜が植えられた、中国地方随一の美しさと讃えられる桜並木。「日本さくら名所100選」にも選ばれている。毎年3月下旬から4月中旬には「雲南市桜まつり」が開催され、多くの花見客で賑わう。全長2kmにわたる満開時の桜のトンネルは実に見事。ひいかわていぼうさくらなみき所在地/島根県雲南市木次町木次--------------------------------------------------上山の桜並木開花時期/4月上旬~中旬市内から上山町へ向かう道の両側約5kmに、約500本の吉野桜が咲き並ぶ桜のトンネル。開花シーズンには家族連れなどたくさんの花見客で賑わいを見せる。毎年4月中旬には「うやま桜まつり」が開催され、ステージイベントやゲーム大会なども行われる。うやまのさくらなみき所在地/広島県府中市上山町--------------------------------------------------府中公園開花時期/4月上旬~中旬JR福塩線・府中駅より徒歩で約15分ほどの場所に位置し、3万8000㎡もの敷地の中に運動広場や児童広場などの様々な施設が設置された都市公園。春になると数百本の桜が一斉に咲きほころび、園内にある庄ノ池の周囲の遊歩道に並んだ桜が見事なトンネルになる。ふちゅうこうえん所在地/広島県府中市出口町--------------------------------------------------近畿五月山開花時期/3月下旬~4月中旬大阪・北摂地区有数の桜の名所として知られ、池田市民にはシンボル的な存在として親しまれている五月山。桜が満開になる4月上旬の土日には、周辺の五月山公園と池田城跡公園で毎年さくらまつりが開催され、山の中を走る道路沿いの桜並木が桜のトンネルとなる。さつきやま所在地/大阪府池田市--------------------------------------------------中部鍋田川堤桜並木開花時期/3月下旬~4月上旬町道鍋田川線沿い約4kmにわたって、ソメイヨシノを中心とした約1500本の桜が植えられた桜並木。満開時には空が見えなくなるほど見事に咲き誇り、文字通りの桜のトンネルが出来上がる。その中をくぐり抜ける気分は最高だ。なべたがわていさくらなみき所在地/三重県桑名郡木曽岬町和富--------------------------------------------------※こちらは男の隠れ家2017年4月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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  • 桜のトンネルを駆け抜ける -九州・四国編-

    桜の名所は数あれど、地元の人以外で桜のトンネルがある場所を知っている人なんてまずいない。そこで今回は桜旅の際にぜひ立ち寄ってほしい〝桜のトンネルの名所〞を、地域別に一挙ご紹介!九州宇土市立岡自然公園の桜開花時期/3月下旬~4月上旬約2000本のソメイヨシノが植えられた宇土市花園地区の立岡自然公園。園内には立岡池と花園池の隣り合ったふたつの池があり、その間を通る道が満開時には250mの桜のトンネルとなる。湖面に映る桜も美しい。開花時期には、ぼんぼりに灯をともしたライトアップも毎年行われている。うとしたちおかしぜんこうえんのさくら所在地/熊本県宇土市立岡--------------------------------------------------秋月の桜トンネル開花時期/3月下旬~4月上旬もともとは武士たちの馬術の稽古を行う杉並木だったが、日露戦争の戦勝を記念して桜に植え替えられたという逸話のある並木道。そのため、地元では現在でも「杉の馬場」と呼ばれる。ソメイヨシノの満開時には約500mにわたる桜のトンネルが人々の目を楽しませる。あきづきのさくらとんねる所在地/福岡県朝倉市秋月野鳥--------------------------------------------------ハーモニーランドのハーモニートレイン開花時期/3月下旬~4月上旬ハローキティに会える屋外型テーマパーク・ハーモニーランド。園内各所にお花見スポットがある中で、桜シーズンに一番オススメのアトラクションは「ハーモニートレイン」。桜のトンネルをくぐりながらのんびりと走る列車に揺られ、子供も大人も大喜び。はーもにーらんどのはーもにーとれいん所在地/大分県速見郡日出町大字藤原5933四国香川県立公渕森林公園開花時期/3月下旬~4月上旬公渕池と城池の2つの池の周りに造られた約93haの広大な公営の森林公園。芝生広場や森林学習展示館、キャンプ場など様々な施設があり、「水と緑と花の公園」として親しまれている。園内には約5000本の桜が植えられ、メイン通りの桜のトンネルが一番の見どころ。かがわけんりつきんぶちしんりんこうえん所在地/香川県高松市東植田町寺峰1210-3--------------------------------------------------家地川公園開花時期/3月下旬~4月上旬四万十川沿いにあり、毎年3月下旬になると約300本のソメイヨシノが一斉に咲き誇る家地川公園。花が咲き始めると桜のトンネルとなった遊歩道やダム湖の湖面に映った桜をひと目見ようと、家族連れなど多くの花見客で賑わう。最盛期には桜まつりも毎年開催される。いえじがわこうえん所在地/高知県高岡郡四万十町家地川--------------------------------------------------鏡野公園の桜開花時期/3月下旬~4月中旬昭和53年の「全国植樹祭」を記念して、旧土佐山田町に開園した都市公園。園内にはソメイヨシノや八重桜など様々な種類の桜がおよそ600本あり、その中でも全長約200mの桜のトンネルが一番の人気スポット。「日本さくら名所100選」にも選定されている。かがみのこうえんのさくら所在地/高知県香美市土佐山田町宮ノ口--------------------------------------------------※こちらは男の隠れ家2017年4月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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  • -ワーゲンバスで実現- DIYで造る、動く「秘密基地」。

    “秘密基地=自分だけの空間”と定義すれば、その究極形は車なのかもしれない。ここでは、DIYで手を加えて秘密基地と化したワーゲンバスたちを紹介しよう1神奈川県厚木市 三浦貞昭さん(40歳)車内がウッディで家のような車VOLKSWAGEN TYPE Ⅱ 1958タイプ/Volkswagen TypeⅡ色/Blue年式/1958DIY期間と予算/13年、不明13年間いじり続けている1958年製TypeⅡ。パネルバンから取って付けた愛称は「ネル」。なぜか犬に吠えられることが多い。見た目はクール 内装は温かいがテーマ子どもの頃に走っているその姿を見かけてから、ずっとTypeⅡに憧れていたという三浦さん。念願のこの車をようやく手に入れたのは13年前のこと。それ以来、頭の中のイメージを形にするために、一体どのくらいの手間と予算をかけたのか、自分でもわからないほど手を加え続けてきたそうだ。ドアを開けて車内を覗くと、驚きの光景が目に入る。なんと運転席から後部までほぼ全てが木に覆われた、一見するととても車の中とは思えない世界が広がっている。特に手縫いの革張りセカンド&サードシートが鎮座する後部席は、運転席のハンドルさえ見えなければ完全に木造家屋の部屋状態。天井や床が木張りなのは言うに及ばず、観音ドアの内側にも木製の棚が設置され、ウッディ感満載だ。「見た目はクール、内装は温かいがテーマです。ちょっと大げさですが、自分の人生をつぎ込んでみました」と三浦さん。これからも細かい装飾を加えたり、鉄が見える部分を木で覆いながら、人生の半分近くを共に生きてきたこの車に乗り続けたいという。車内は木目で統一したいという三浦さん。運転席もインパネ以外は全て木目に。倒したらフラットベッドになるセカンド&サードシートは、革を手縫いした自作品。革の風合いが木目にジャストマッチ。--------------------------------------------------2埼玉県所沢市 飯島泰彦さん(48歳)キャンプにも旅行にも行ける移動式隠れ家VOLKSWAGEN TYPE Ⅱ WESTFALIA CAMPER 1974タイプ/Volkswagen TypeⅡWESTFALIA CAMPER(ヤナセモデル)色/Orange年式/1974DIY期間と予算/5年、約50万円鮮やかなオレンジ色の1974年製TypeⅡ。カボチャ色で、ジャックオーランタンを積んでいるので愛称は「パンプキー号」。こだわりの自作パーツが車内を彩るオシャレな一台キャンプや旅行など、どこへ行くにも奥さんと一緒。そんな飯島さんの走る秘密基地は、オレンジ色がまばゆい1974年製TypeⅡ。そもそも学生の頃、ビートルTypeⅠに乗っていた飯島さん。その後、結婚して子どもができて、月日が流れる中で「またあのFLAT4サウンドのワーゲンに乗りたい」という思いは募るばかりだった。そんな時「家族とキャンプに行くのなら、キャンピングカー仕様のワーゲンバスに乗ればいいじゃないか」とふと思い立ち、手に入れたそうだ。TypeⅡにもいろんな種類があるが、飯島さんがこの車を選んだ理由はキャンピングカー仕様であることと、もうひとつ。それは見た目。1968年以降の通称「レイトバス」の中でも、特にこの後期モデルは顔がかわいいんだとか。また、古い車なのに情報もパーツも手に入りやすく、構造がシンプルなので自分でもある程度手を加えられるところがたくさんあるのも魅力的だったそうで、1/1の鉄モデルとしてホビーのように愉しんでいるという。右/フルフラットベッド。左上/バラしたBOSEスピーカーや燃焼ヒーター入りのシート下BOX。左下/自作の折りたたみテーブル。快適な車内では、ついつい食も進んでしまう。車というより、もはや移動式の別荘だ。※こちらは男の隠れ家2019年3月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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  • 快適車中泊のすすめ -高断熱&プライバシー 保護がポイント-

    AIZUマルチシェード■参考価格(E51型エルグランド)※車種・仕様などにより価格は異なります。マルチシェード・シルバー/グレー フロント3枚セット 価格/1万800円マルチシェード・シルバー/グレー リア5枚セット 価格/1万8900円……商品に関する問い合わせ/アイズ ☎053-422-760810:00〜18:00(日祝・第2・4土曜休業)http://www.aizu-rv.co.jp/車旅愛好家の間で必須アイテムとして絶大な支持を得ているのがアイズの「マルチシェード」だ。車は窓ガラス部分が多く、車内は外気の影響をもろに受ける。そのままでは夏は暑く、冬は寒くなり、車内泊どころではなくなってしまう。そこでマルチシェードの登場だ。最大の特徴は断熱性の高さにある。まず注目したいのは、車外側に補強材入りアルミ蒸着シートを採用していること。これにより夏は直射日光を反射して車内温度の上昇を抑制。冬は車外の冷気を遮断し、結露も防止してくれる。断熱性能を高めるため、180g/㎡と量感のある中綿をはさんでいるのもポイントだ。車内側には安全面に配慮した難燃性フレンチパイル生地を使用している。高い断熱性能を確保するため、マルチシェードは完全車種別設計でフィッティング性を高めている。近年増えているドライブレコーダーなど、最新の状況を踏まえ、サイズを調整したり吸盤を増設したりするなど、常に改良が加えられている。フィッティングがいいので、車外からの視線もまったく気にならない。就寝中のプライバシー確保などセキュリティ面でも安心感が高い。❶車外側はアルミ蒸着シートを使用。夏の強い日差しを反射して断熱性を高める。❷窓ガラスに吸盤部分を押し付けるだけ。誰でも簡単に装着できる。❸コンパクトに折りたためるので車内に常備しても邪魔にならない。❹車種別専用設計の網戸「ウィンドーバグネット」もあると便利。虫の侵入を防ぎつつ通気を確保できる。窓枠にはめ込むだけの簡単装着。そのまま窓の開閉もできる優れものだ。参考価格(E51型エルグランド)フロントウィンドー(2枚)セット1万800円マルチシェードは国産/輸入を問わず400車種以上に対応。車種別専用設計で窓枠にジャストフィットするので断熱効果は抜群。車内泊をはじめさまざまなシーンで活用したい。※こちらは男の隠れ家2018年6月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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  • Enjoy camper life キャンピングカーオーナー登場 part.2

    3兵庫県 網盛 徹さん(43歳)広い車内空間が 家族の憩いの場となるバンテック/コルドバンクス2015年購入(中古車)走行距離/約1万5000km価格/約500万円家族との旅も楽しく、旅先で初対面のキャンパーと仲良くなるのもまた楽しいという網盛さん。ペットも一緒に旅に連れて行けるので、子供たちにとって良い思い出になります」と家族愛を語る網盛さん。1台目のキャンピングカーはベッド展開が必要だったが、今乗っている2台目は常設ベッドを装備。子供を寝かしつけた後は、夫婦2人で中央テーブルでくつろいでいるという。また車内には十分な収納スペースや空調設備が備わっているので快適に旅ができる。今後はソーラーパネルを設置し、利便性を高めたいと話す。4神奈川県 広瀬正尚さん(45歳)日本の道路事情に合った コンパクトなキャブコンファンルーチェ/セレンゲティ2017年購入(新車)走行距離/約1万km価格/約750万円以前乗っていたカムロードに比べ、乗り心地が良くなったという。宿泊施設への予約が不要で、思い立ったらすぐに出発できるため、「金曜の仕事終わりから日曜の夜までたっぷり遊べるようになりました」と話す広瀬さん。長距離運転も多々あるのでホイールやシートを交換。今後はスタビライザーを装備し走行性を高めていくという。※こちらは男の隠れ家2018年6月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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  • Enjoy camper life キャンピングカーオーナー登場 part.1

    1東京都 櫛原三千男さん(68歳)キャンピングカーを中心にした アメリカに憧れたライフスタイルボナンザ/ジェイコ メルボーン29D2015年購入(新車)走行距離/約1万マイル価格/約1700万円富士山麓の専用のガレージで富士を望みながらくつろぐオーナーの櫛原さん。キャンピングカーのために専用の施設を富士山麓に 全長10mのアメリカ製キャンピングカーを所有しているのは、イベント企画などの会社を経営している櫛原さん。趣味はバイクとキャンプ。キャンピングカーを所有するまではバイクでキャンプをしていたが、自分の好きな空間で過ごしたいということから購入したのがこのキャンピングカーだ。「若い頃からアメリカンなスタイルに憧れていたため迷わずこのクルマを選びました」という櫛原さん。室内はマット類などをネイティブアメリカンのデザインで統一している。クルマの置き場は山梨県の富士山麓。都内で持つにはクルマが大きすぎるので、ここに専用のガレージを設置したという。自分のライフスタイルをそのまま旅先へと持ち込め、ペットの猫も一緒に連れて行けるキャンピングカー。「手に入れて正解でした」。左/トイレ、洗面台はシャワールームと別に独立して設けられている。中/キッチンには4口コンロとガスレンジも装備。バスのように巨大な後ろ姿。はしごを登ってルーフに上がると太陽電池パネルがずらりと並んでいる。停車時に左右に電動で広げられるリビングスペース。その広さは圧巻だ。2群馬県 矢吹友一さん(47歳) お気に入りのクルマで 家族や仲間と旅へ!!フィールドライフ/バロッコ2014年購入(新車)走行距離/約1万9000km価格/約450万円ポップアップルーフやオーニング、サイクルキャリアなどを取り付け、思いたったらすぐキャンプが楽しめるクルマを通じて生まれたキャンパー同士のつながり軽キャンパーを手にしてからは、気が向いたらすぐに遊びに行けるようになったという矢吹さん。車内は狭いと感じることはなく、ちょうどいい大きさ。小回りが利くだけでなく、維持費や燃費が低く抑えられるので、自身にぴったりな一台だという。「SNSを通じてキャンパー仲間がたくさんでき、この前は仲間と一緒にカヤックツアーに行ってきました」。ほかにもホタル鑑賞キャンプに出かけ、夜は野外料理とお酒を囲んで仲間と旅の話で盛り上がるなど、充実のキャンパーライフを手に入れた。「これからも気ままにキャンプへ出たいですね」。キャンプの際にはサイドオーニングを広げつつ、テントを設営しました。大型の荷物もサイクルキャリアに入れておけば出し入れも簡単にできます。※こちらは男の隠れ家2018年6月号より一部抜粋しております※記事コンテンツ以外は2023年2月27日プレオープン予定となります※他ページへの遷移はプレオープン日までできかねますため、予めご了承いただければと思います

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